2006年11月

せきねまさひろぐ

ゆっくり考える時間

2006年6月24日 今、妻と娘2人は、実家に帰っている。 1週間ほど、1人きりの生活だ。 昨日までは、通常業務に追われていた。 今日は、午前中、部屋の片づけをし、今、本を読んでいる。 窓から入ってくる風が心地よい。 こういうゆったりした時間は、久しぶりだ。 今日は、戦略系の本を、何冊か読み、考える。 こういうゆっくりとした時間が、経営者には必要なんだろうな。 自分以外、誰も自社の今後・戦略について、考えてくれないもんな。

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

せきねまさひろぐ

経営者の考え方

2006年5月28日 日経ビジネスで、「小売のトヨタ しまむら流」という特集記事が 組まれていた。 しまむらも「会社は、従業員のためにある」という考え方のもとに 経営されているようだ。 しまむらは、私の地元 埼玉に本社があることもあり、なんとなく なじみがある。 私の実家のそばにも、お店がある。 子供の頃は、「おばちゃんの行く店」という印象があったが、 子供が出来て、良く利用する店の一つになった。 安くて、子供服には、ピッタリだ。 (個人的に、子供に高価な服は、必要ないと思っている。) しまむらの経営は、先日話を聴いたリッツカールトンに 共通するところがあるのだろう。 ・経営者の考え方 ・従業員本位 ・仕組み作り おそらく、うわべだけの「仕組み」を真似しても上手くいかない。 経営者の考え方によって、会社経営は決まってくると思う。 会社の仕組みも、経営者の考え方の具現化でしかない。 つまり、考え方が形に表れてくるということだ。 ちーさな会社の経営者になってみて、改めてそう思う。

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

せきねまさひろぐ

リッツカールトンホテルの強さ

2006年5月25日 昨日、人材開発会社 リコーヒューマンクリエイツさんからご招待を戴き、 同社主催のフォーラム「RHCフォーラム2006」に参加した。 基調講演は、リッツカールトン日本支社長によるものだ。 何故、リッツカールトンが、 「感動と伝説となるようなサービス」を生み出せるのか それが、テーマだった。 私の理解では ・経営者の考え方 ・自社に合う人材の採用 ・様々な仕組み(評価・育成) が、それぞれに絡み合って、リッツの強さを生み出しているようだ。 おそらく有名な「クレド」や「カード」を、 うわべだけ、真似しても上手くいかないだろう。 ・自分の会社は、社会にどんな価値を提供しているのか? この質問に真正面から向き合って、その答えを形にしていくことが、 企業には求められる。 ラーンウェルは、社会にどんな価値を提供できるのか? 基調講演の後は、分科会だ。 私は、「体験型研修」のセッションに参加した。 屋外に、ロープや丸太を設置した運動場のようなものを作り、 そこを利用した「体験型研修」を、RHCさんでは実施しているそうだ。 しかも、その研修所は、私の自宅のそば。 東松山にある。 私が実施している「新入社員導入研修」や「新入社員フォローアップ研修」に この「野外体験型研修」を織り込んでみるのも良いかも。 色々アイデアが浮かんだフォーラムだった。 (RHCさん、ありがとうございました。)

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

せきねまさひろぐ

2007年問題 技能継承

2006年4月20日 4月19日の日経新聞 一面に気になる記事が出ていた。 「製造業 技能伝承を加速  団塊の大量退職目前 大量採用の若手育成」 「熟練工が若手を育成する仕組みを強化・多様化し、国内工場でベテランから若手への技能伝承を円滑に進めることが、世界規模で競争力を底上げすることにつながると判断した。」 ここで疑問になることが一つ。 熟練工は、専門知識、専門技術については、秀でたものをもっている。 だが、その「伝え方」に関しては、どうなのか? 若手に教える。若手に学ばせる。 その「教え方」に関しては、どうなのか? 実際に、あるメーカーさんで新入社員を指導する「トレーナー」に対する 研修を実施したことがある。 人事担当に言わせると 「職人さんだから、教えないんですよねー。  “俺の背中を見て盗め!”って感じの人が多くて・・・」 「工場だと、高卒の子たちもいるから、親子以上に歳が離れているし。  コミュニケーションがとれていないですよね。」 「教える側と、教わる側、両方の問題なんですが・・・」 確かに、研修でも「教え方」の前に「接し方」の面で困っている人が多くいた。 今回の本「教え上手になる!」は、若手に教える立場にある人には、参考になる点があると思う。 ただ、技能伝承においては、「教える側」だけでなく、「学ぶ側」の能力向上も必要だろう。 「学ぶ側の能力」とは何か? それは「学ぶ力」だ。 ベテランの技術を、 「観て」盗み 「聞いて」理解し 「やってみて」自分のものにする。 教わる側の「学ぶ力」を向上させると、技能伝承は更にスムーズに進む。 技能伝承においては、 ・伝える側の「教える力」 ・教わる側の「学ぶ力」 両方が鍵になってくる。 「学ぶ力」

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

せきねまさひろぐ

新入社員研修の2つの傾向

2006年3月23日 お客さんと話していたら、こんな話が出てきた。 「この前、ある研修会社の社長さんとお会いしたんですよ。  そのときに、“最近の新入社員研修って、どんな感じなんでしょうか?”  という質問をしたら、こんな答えが返ってきたんですよ。」 その社長さんいわく 「最近は、2つの傾向があるみたいですよ。一つは、従来型の    新入社員研修、いわゆるマナー重視のもの。  もう一つは、日経ビジネススクールで始めたような新しい切り口のもの」 ・・・日経ビジネススクール・・・新しい切り口 ラーンウェルの研修のことだ! 「学びスキルの向上」 お客さんは、そう思ったが、言わなかったらしい。 「私も何か嬉しかったですよ。うちも「学び研修」は導入しているから」 当然、私も嬉しかった。 同業他社からも注目されているらしい。 「新しい切り口の研修」 「学びスキル研修」が、そう見られているのは、願ってもないことだ。

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

せきねまさひろぐ

高校での講演

2006年3月20日 埼玉県の商業高校に講演に行く。 地元の学校に対しては、講演料が安くても、 仕事を受けるようにしている。 対象者は、高校1年生(もうすぐ2年生) テーマは、「就職」 学校側からの要望は、 ・社会人と学生の違い ・企業が求める人材 ・高校生活で心がけるべき点 などだ。 講師控え室で待っていると、 「聞く気がない子が多いですから、大変ですよ。」 と、すぐ前の時間を担当した講師に耳打ちされた。 格技場での講演。 生徒は、畳の上に座っている。 学校の先生は、挨拶もそこそこに、 講師にバトンタッチして去ってしまう。 後ろで、話を聞く先生もいない。 毎回思うが、 高校生相手の講演は、大変だ。 聞く耳を持って、真剣に聞いている子もいれば、 後ろの方で、ペチャクチャしゃべっている子もいる。 全員をいかに静かにさせ、聞かせるか。 プロの講師としての力が試される。 講師の話を聞かないのは、聞き手が悪いのではなく、 聞かせられない講師が悪い。 そう考えている。 そうは言っても・・・ おかげさまで、聞く耳を持たせることはできたが、大変だ。 50分という時間だから、彼らの集中力を持たせることが できるが、これを何セットもやることは難しい。 学校の先生が、黒板に向かって独り言を言ってしまうのが 分る気がする。 聞く気がない高校生に、話を聞かせるのは本当に大変だ。 高校の先生にはパワーが必要だ。 そのパワーがなければ、自己防衛的に「聞いてくれる子だけでよい」 と、他の子達に話を聞かせようという努力を失ってしまうのではないか。 あの子達に対する教育を、学校の先生だけに任せるのは酷なような気がする。 学ぶ気のある生徒と、そうでない生徒。

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

書籍:早く一人前になるための「仕事の覚え方」

「仕事の覚え方」発売日が決まりました!

●「仕事の覚え方」発売日が決まりました! 2冊目の本「早く一人前になるための仕事の覚え方」 (日本能率協会マネジメントセンター)の発売日が決まりました。 11月27日(月)全国の主要書店で発売されます。 11月20日(月)に、私の手元にも1冊とどきます。 楽しみです! 今回の本も、編集者の方と2人三脚で作ってきました。 編集の桑田さん、どうもありがとうございました!

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

5.導入教育に関して

研修内容の現場実践

●研修内容の現場実践 新入社員の行動変容が期待できる良い研修であればあるほど、 現場配属後も、その行動が持続するような工夫が必要ですね。 「朱に染まれば赤くなる」 導入研修で、どれだけ良い事を学んでも、 そのとおりの内容が、現場では行われていないケースも多い。 その矛盾に負けず、新入社員が行動変容を持続するために どうしたらよいのか。 研修によって、行動変容を促すきっかけを与える。 これが最初。 次に、起こした行動変容を持続させる。 そのためにも、忘れさせないこと。 そして、持続する意欲を継続させること。 ここで、現場と研修のギャップに対峙する必要がある。 マナーなんて出来ていない先輩、上司がいる中で、 自身のマナーをしっかり維持し続ける意欲。 現場の「朱」に染まらせないために、どうしたらよいのか。 考えがいのあるテーマですね。

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

せきねまさひろぐ

アウトプットにつながるセミナー

2006年3月18日 今日は、「稼ぐチカラ倶楽部セミナー」の第一回。 週末起業フォーラム、藤井さんからの依頼でお手伝いしている。 企画運営は、私たちラーンウェル。 「聞いてばっかりで、受身のセミナーではなく、  アウトプットにつながるセミナーにしたい。」 という声から、「参加型セミナー」の企画運営となった。 50名以上を集めての「参加型セミナー」 結構たいへんな企画だが、やりがいはある。 毎回、違う講師を迎える。 講師の話を、参加者が「インプット」し、 私がファシリテーションをする場面では「アウトプット」してもらう。 セミナー全体は、3部構成とした。 第1部は、イントロダクション。 参加者同士の自己紹介をした後、「セミナーへの期待」をあげてもらう。 何を期待して、今回のセミナーに参加しているのか? それを共有し、第2部 本論のメイン講師にぶつける。 「参加者は、こういう期待を持って参加していますよ。  期待に応えられるようにお願いしますね。」 正直、メイン講師には、きついやり方だろう。 参加者の期待が分ってしまっているのだから、 それに応えられないのは、講師の力量不足と見られる。 だからこそ、メインの講師選定には、力を入れている。 今回の講師「魔法の質問」のマツダミヒロさんは、その点で申し分なかった。 ご自身が、参加型のワークショップ中心で行われているので、 慣れたものだった。 松田さんの講演およびワークで、参加者の満足度は非常に高かった。 第3部は、学んだことをどう生かすか、行動計画の共有の場だ。 個人向けセミナーの弱い点は、 「あ〓、いい話を聞いたナー。」 で終ってしまう点だ。 瞬間的なモチベーションを高めるには役立つが、 中長期的に持続しづらい。 (法人研修と違い、持続させるための仕組みづくりを  しづらいという点はあるが・・・) そのために、今回は 「聞いたことから何を学び、それをどう活かすのか?」 というふり返りに、時間をかけた。 当たり前のことだし、やりつくしているという参加者もいるかもしれない。 でも、当たり前のことだから大切。 基本だから、抜けがち。 結局、セミナーに参加して、それを活かしている人は、 ・自分でどう活かすかを「考え」 ・それを「実行」している ただ、それだけのことだ。 セミナーで、人の話を聞き、「あー、いい話を聞いたナー」 で終っている人は、 「自分はこんなに勉強しているのだから、いつかは成功するはず」 と思っている「自己満足」タイプな人だ。 「学び上手を育成する」ラーンウェルとしては、 そういう「自己満足」タイプな人を増やしたくない。 「結局、あなたは何するの?」 この疑問に答えられる人。 評論家ではなく、実践家。 そういう人たちを、特にこの「稼ぐチカラ倶楽部セミナー」では 排出していきたい。 第2回は、4月15日(土) 講師は、オンリーワンフォーラム代表の中野てるひこ さんだ。 彼のすごいのは「他人の良い点(オンリーワン)」を見つける手伝いができることだ。 「稼ぐチカラ」を身につけるには、自分自身の「ブランド化」が必要。 これが、今回のシリーズセミナーの根底を流れる考え方だ。 自分自身のブランド化をするには、他の人にはない 自分だけの「オンリーワン」が必要になる。 それを見つける手伝いができるのが、中野さんのすごいところだ。 今度のセミナーは、私自身も楽しみにしている。 詳細は、 http://www.shumatsu.net/kasegutikara.html

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

書籍「営業で役立つコミュニケーションのポイント」

「営業で役立つコミュニケーションのポイント」発売日が決まりました!

●「営業で役立つコミュニケーションのポイント」発売日が決まりました! 私にとっては、3冊目の本となる「営業で役立つコミュニケーションのポイント」 (発行:クロスメディアパブリッシング 発売:明日香出版) 発売日が決まりました! 12月12日(火)全国主要書店で発売されます。 先日、表紙をもらいました。 いい感じで仕上がっています。 内容のレイアウトやイラストも、読みやすくかわいい感じです。 さすがプロは違いますね。 発行元の小早川さん、いつもありがとうございます!

投稿者:関根雅泰

コメント (0)

ページトップに戻る