2012年3月

1.新入社員の育成に関して

「新人教育をアカデミックに語ろう!会」が終了しました。

2012年3月27日(火)午前9時30分~12時 @こどもの城 802 有料セミナー「新人教育をアカデミックに語ろう!会」を開催しました。 20名の定員に対して、30名以上の方にお申し込み頂き、 キャンセル待ちの方もいらっしゃいました。 当日は、会場収容人数ギリギリの28名の方々にご参加頂きました。 ありがとうございます。 === セミナーは、9時30分にスタート。 今回のセミナーのねらいを説明。 ビジネスの世界の人間にとって、 小難しい論文は結局のところよくわからない。 「So What? で、何がいいたいの? これが何の役に立つの?」 というのが本音。 アカデミックな世界の方々は、世にはびこるビジネス書を見て 「Why so? 何でそう言えるの? 結局、経験則じゃないの?          実証されてるの? 理論的裏付けは?」 という疑問を感じるよう。 そこで、今回のセミナーでは、私たちがビジネスの世界で行っていることが、 アカデミックの世界ではどう語られているのか。 今までの研究で何が明らかになっているのか。 それがわかれば「何故」という理由を説明できるのではなかろうか。 という意図で開催しました。 (もちろん、現職の研究者の方々からみたら、  突っ込みどころ満載かと思います。) セミナーは、1枚ものの全体像 と 研究結果を抜粋した詳細資料の 2つを使って行いました。 話を聞きながら ・疑問点、深掘りして聞きたい点 ・共有したい情報、工夫や取組み をポストイットに書き出してもらいます。 各テーマの説明が終わった時点で、それらをグループで共有する という進め方をしました。 (2時間半という短時間の中で、情報提供と意見交換のバランスを  とるための苦肉の策でした。反省点もあります。) 最後には、次のようなテーマで意見交換してもらいました。 以下は、参加者の方々が書いて下さったポストイットの内容を入力したものです。

投稿者:関根雅泰

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子供の教育

Making of 「新人教育をアカデミックに語ろう!会」セミナー

2012年3月27日(火)午前9時30分~12時 有料セミナー「新人教育をアカデミックに語ろう!会」が無事終了しました。 https://www.learn-well.com/blog/2012/03/post_226.html このセミナーは、子供達にお父ちゃんが仕事をしている姿を見せたい という裏の理由もあり、春休みに合わせて開催しました。 https://www.learn-well.com/blog/2012/02/post_224.html 準備と当日の様子を「メイキング」としてご紹介します。 ===

投稿者:関根雅泰

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新しい公共支援事業

「埼玉県企業人NPO体験研修・発信事業」の冊子ができました!

2011年4月から内閣府の「新しい公共支援事業」の一つである 「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」構築に関わっています。 https://www.learn-well.com/blog/2011/12/npo.html 「埼玉県企業人NPO体験研修・発信事業」 その1つの成果として、埼玉県寄居町のNPOやボランティア団体の活動を 紹介する冊子「ヨリイスタイルネットワーク」が完成しました! 一般の人やビジネスパーソンも参加できる体験プログラムや 社会貢献活動が掲載されています。 本事業の取りまとめをしているNPO法人「マット荒川プロジェクト」のサイトから 冊子のダウンロードができます。(左側「コバトン」のイラストの下です) http://arakawa-project.net/ysnet.html (体験プログラムに参加している私の家族の写真も載っています) 地域のNPOやボランティアに、ビジネスパーソンがどう関わっていけるのか、 1つの事例としてご覧頂けましたら幸いです。 どうぞよろしくお願いします。 === この冊子が出来上がるまでに、各NPOやボランティア団体の方々、 埼玉県北部地域振興センターのKさん、Dさん、マット荒川PのSさん、Oさん他、 沢山の方々のご協力を賜りました。 (特に、これだけ綺麗な冊子になったのは、Sさんのご尽力の賜物です) どうもありがとうございました。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

「テアトロフォーラム 人材育成の未来をactする」

2012年3月19日(月)13時~19時 @ 八丁堀 内田洋行 CANVAS 「テアトロフォーラム 人材育成の未来をactする」が開催されました。 http://www.nakahara-lab.net/blog/2012/01/act_319.html 生産性出版「職場学習の探究」出版記念イベントです。 私は「ポスターセッション」と「インプロ」を担当しました。 以下は、私の担当した第5章 「新入社員の能力向上に資する先輩指導員のOJT行動  ~OJT指導員ひとりでやらないOJTの提案~」 に関するポスターセッションで、皆さんから頂戴したコメントです。 === ・万協製薬の「プチファミリー」も似ているのでは http://www.bankyo.com/?page_id=1633 ・東京理科大の佐々木先生の研究でも「複数で指導するOJT」に言及 ・職場の雰囲気を見る 無意識の意識化  ・ネットワーク型OJTの考え方 ・新人の成長曲線のイメージは?直線ではなく、二字曲線的? ・周囲がからむことで、色々言われて混乱するのでは ・1人の先輩の言うことを聞いていても、異動の可能性もある  色々なことを色々な人に言われて、混乱するぐらいの方がよいのかも ・「1対N型」OJTは、現場感覚から言っても確かにそう。  4~5年目を指導員にし、彼らを側面から支援する形を実施。 ・社会人になりきれていない学生にとって、ミッションに気づかせることが必要。 ・中途社員のOJTが課題。 ・周りが非協力的だった場合は、どうすれば? ・おせっかいな人がいて、指導員と違う教え方をしたら、混乱するのでは ・OJT行動の5項目は確かにそう。自分もそういうOJTを受けてきたと思う。 ・クロスファンクショナルなプロジェクトも増え、  今後ますます上下よりも「ナナメの関係」が重要になる ・OJTのゴールとは?一人前とは?  https://twitter.com/#!/mikishino/status/181629853865488385 ・OJTは人や仕事との出会い  https://twitter.com/#!/kenzesaitou/status/181603184928755712 ・「OJT=出会い」だから「デザイン」できる側面と、  「グウゼン」に任せる側面があるというのは、最初腑に落ちなかった。 ・良く考えたら、確かにOJT=出会いだったのかも。  その出会いという機能が働かなくなってきたので、  OJTという言葉を無理やり編み出したのかも。  しかし、今から「OJT=出会い」と言われても、釈然としないところはある。 http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1563.html   (コメント下さったぐるなび田中さんのブログ) ・OJTは今まで「グウゼン」に頼ってきた。  今後は1対N型で「デザイン」してみようと思えた。 === 皆さんから頂戴したコメントをまとめると、 ・1対N型のOJTは、納得感がある ただ、 ・周囲の協力が得られないケース ・周囲が色々いって新人が混乱するケース を懸念している方がいらっしゃるように感じました。 それぞれのケースに関する対策は、第5章でもふれているのですが、 今後はこの部分の解消が課題になるかもしれません。 === インプロは難しかったです。 高尾先生からは「失敗した方が、参加者が考えるきっかけとなる」と 言われていたのですが、案の定失敗しました。 私が「あー、ああ言わなければよかったなー」と思ったのが、 「指導の責任が、指導員にある」というような言い方をしてしまった所です。 厳密には多くの企業で、新入社員の育成責任は、職場の長である所属長にあり、 指導員は所属長をサポートするという立場にあります。 ただ、責任感を持って指導してほしいという意図で伝えたのですが、 失敗しました。ま、仕方ないですね。 今回のテアトロフォーラムを通じて、 OJT研究の課題や今後のヒントをもらいました。 企画して下さった生産性本部の皆さん、 素敵な会場を提供して下さった内田洋行さん、ご参加くださった皆さん、 そして中原先生をはじめとする研究室の皆さん、ありがとうございました。

投稿者:関根雅泰

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1.新入社員の育成に関して

「職場学習の探究~企業人の成長を考える実証研究」

中原研究室メンバーと生産性出版さんとの共同プロジェクト 「職場学習の探究」が出版されました。 2010年夏頃から、質問紙の設計、分析、執筆と 2年越しのプロジェクトです。 私は、第5章 「新入社員の能力向上に資する先輩指導員のOJT行動  ~OJT指導員ひとりでやらないOJTの提案~」 を担当しました。 研究論文集なので、正直読みづらいと思います。 5章のテーマを一言でいうと「先輩は、新人にどんなOJTをすればよいのか?」 というものです。 調査分析結果から言えることは ・指導員が1人で指導しようとせず、周囲の協力を得ること ・指導員が新人と親しく会話すること の2つが、新入社員の能力向上につながる効果があることが 明らかになりました。 指導員研修でもお伝えしている 「指導員は周囲の協力を得ながらOJTを進める」 いわゆる「ネットワーク型OJT」の効果が、実証される結果となりました。 (もちろん限られた調査サンプルを基にした結果ですので、  過度の一般化には留意すべきですが) 今回の結果を踏まえて、2012年2月から新たな調査に取り組んでいます。 「職場学習の探究」プロジェクトでは、貴重な機会を作って下さった中原先生、 生産性本部の皆さま、調査に協力下さった企業の方々、そして中原研メンバーの皆さん、 どうもありがとうございました。

投稿者:関根雅泰

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授業

社会科学研究所セミナー「回帰で斬る!」に参加しました。

2012年3月5日(月)~6日(火)10時~17時 社会科学研究所@東大 「回帰で斬る!」セミナーに参加しました。 昨年は、同じく社研主催の「二次分析入門」「二次分析道場」に参加しました。 https://www.learn-well.com/blog/2011/03/ 今年も、楽しく学ぶことができました。 あくまで私の理解の範囲で、学んだことを記録に残しておきます。 (間違って理解している点があれば、ご教示ください)

投稿者:関根雅泰

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東大大学院

大学院春合宿「EnCamp」に参加して

2012年3月1日(木)~2日(金)@三浦海岸 マホロバマインズで 大学院春合宿「EnCamp」に参加しました。 EnCampの準備段階や当日の様子については、Facebookページがありますので、 http://www.facebook.com/EnCamp2012 ここでは、個人的に印象に残った点を中心に書いておきます。

投稿者:関根雅泰

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