1.新入社員の育成に関して
雑誌「人材教育」12年7月号に、インタビュー記事が掲載されています。
特集『若手を伸ばす「教える力」』
「教える」チャンスを提供し育成の風土を根づかせる
http://www.jmam.co.jp/productservice/jinzai/backnumber/issue/201207.html
(取材して下さったYさん、Nさん、Nさん、ありがとうございました。)
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投稿者:関根雅泰
小さな会社の経営本
最近読んだ二宮尊徳(金次郎)関連の本です。
小学校にある「薪を背負った金次郎」像への見方が変わりました。 二宮尊徳は
「努力の人、道徳家、農村指導者」というだけでなく、
「スケールの大きな実業家、したたかな商人、静かなる革命家」
という両面をもつ。
事業経営と社会貢献の観点からも勉強になります。
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活動の報告
2012年6月29日
お世話になっている皆さまにお送りした近況報告メールの一部です。
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授業
海外勤務に関する文献です。これから熱くなってきそうなテーマです。
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投稿者:関根雅泰
1.新入社員の育成に関して
●雑誌「労政時報」(2012年6月8日)の特集記事
「若手社員を育てる体制づくり」から抜粋
・今日もっとも高い構成割合となっているのが、
35~39歳を中心とした30代の従業員 (ひょうたん→ビア樽型)
・現代の30代は忙しくて若手の面倒をみる余裕がない
・(彼らは)先輩の人数が少なく「先輩から丁寧なOJTを受ける」という経験が
あまりなかったのではないかと思われる。
・新人指導担当者制度をどう位置付けるか。
「後輩指導」という任務を通じて、指導担当者自身の能力開発が
促される側面がある。
○「ファミリー」「職場ぐるみ」という「1対N型OJT」が多い。
各社の事例やシートも詳細が紹介され、参考になる。
後輩指導による先輩指導員の能力開発という視点。
「組織社会化における新人との相互作用」という観点でも興味深い。
今後はこの部分をもう少し掘り下げて、見ていきたい。
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投稿者:関根雅泰
授業
ここ2週間は「職場学習」に関する文献でした。 面白いです。
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投稿者:関根雅泰
1.新入社員の育成に関して
2012年6月4日(月)18時30分~21時30分 @ 八丁堀
MALL:経営学習研究所 http://mallweb.jp/ のキックオフイベント
「これからの新人教育の話をしよう」に参加してきました。
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投稿者:関根雅泰
授業
●2012年5月23日(水)14時50分~16時20分
Kolb, A. Y. & Kolb, D. A.(2009) Experiential learning theory : A Dinamic holistic approach to management learning, education and development. Armstrong, S. J. & Fukami, C. V.(eds) The SAGE handbook of management learning, education and development pp42-68 SAGE.
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・「経験」は、ニュートラルなイメージで語られている
個体 ⇔ 環境(ヒト、ツール)フィードバックが返ってくる
Interactionist J.Dewey J.Piaget
・Dewey 相互作用、連続性の原理
生活⇔学習 日常と学校のかい離(記号の丸暗記となっている)
実験学習
・D.Kolbは、Deweyの考え方をビジネスの世界に分かりやすく伝えた
ビジネスの世界では、経験=苦難(受苦)と捉えている
タフなことから学べ
・Kolbの貢献は、単純な循環モデルとして表現した点
・経験→内省(Watch)→概念化→試行
Deweyは内省を、Reflective thinking(反省的思考)と呼んだ。
同じことだけど。
・80年代 経験学習がブームになった
Kolbは「スタイル論(学習方略論)」をやりたかった
経験からの学び方が人それぞれ違う。
LSIはあてにならないという批判も多い。
・90年代 資質論 経験から学べる個人の資質があるのでは。
挑戦性、達成動機、柔軟性等。
スプライザー、楠見、松尾等の研究。
・これらはいわば「個」分析単位(Unit of Analysis)がIndividual
・2000年代 実施亜は社会的関係に経験学習は影響されているのでは
Group(集団)Organization(組織)レベル
・ELTに対する批判:社会的関係を考慮していない
・議論は、A or B
対話は、Aの意味、Bの意味を率直に話すことで、A' B'に変わる。
・対話 経験→内省 他者に語ることで、内省が駆動する
・「組織学習」1960~1970年代
知識創造→共有→制度化→棄却
アメリカはJob descriptionで動いているので、引き継ぎがない。
組織学習は、日本では当たり前なので、流行らない。
・ELTは、PDCAと一緒。新鮮味がない。
・なんでもELTにあてはめようとする。ビジネスより。
Kolbは理論家ではない。
・1970年代 Management Education:ビジネススクール、T&D研修
カリキュラムの体系化、知識の付与重視
・その後、Management Development 知識ではなく経験で開発される
・その後、Management Learning
・教育の振り子 知識⇔経験 背後にある政治性を見るべき
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●5月30日(水)は、仕事の関係で欠席。
McCall, M.(1988)Developing executives through work experience. Human resource planning. Vol.11 No.1 pp39-49
1980年代 Experience(Hardship on business)
Strategy alignment(戦略との同期性)
Reflection
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投稿者:関根雅泰