« 2008年03月 | メイン | 2008年05月 »

2008年04月18日

OJT担当者向け「育成計画」の立て方


OJT担当者向け「仕事の教え方研修」の参加者と

研修後に会う機会がありました。

「研修で“仕事マップ”と“経験レビュー”を書くのが

 すごく楽しかったんですよ。

 ああやって、自分の仕事を振り返る機会ってなかなか作れないですから。」

「前に受けた別のOJT研修は、OJT担当としてやらなくちゃいけないこととか、

 育成計画の立て方は学んだけど“そんなもんかな”ぐらいで終わっちゃって。」

「関根さんの研修は、書いたり話し合っていくうちに、

 “現場での教え方”のイメージが固まってくるのが、よかったですね。」

(Nさん、嬉しいコメントありがとうございます!)


新入社員が配属される前の「OJT研修」において大事なことは、

OJT担当者の頭の中を整理することだと、私は考えています。

整理されていない状態で、新入社員が入ってくると、

OJT担当者は、あたふたします。

自分の業務で忙しい。

そこに新人の面倒まで加わる。

バタバタして、新人も放置しがち。

コミュニケーションも上手く取れない。

結果として、新人も育たない。

新入社員を受け入れる前に、いったん落ちついて、

新人をどう育てていくかを考えることができれば、OJT担当も楽になります。

「教え上手になる!OJT担当者向け仕事の教え方研修」では、

「育成プラン」の立案に時間をかけます。

=====================================================

【研修前】


会社によっては、まず事前課題で

OJT担当者の職場の上司と話し合う機会を作ります。

「インタビューシート」を基に、上司の話をOJT担当が聞くのです。

・自分をOJT担当に任命した理由は? 何を期待して?

・1年後の新人にどうなっていてほしいのか? 育成のゴールは?


このすり合わせをしておくと、OJT担当の意欲も高まりやすく、

育成プランも立てやすくなります。

職場によっては、上司がしっかり説明していないケースもあります。


「新人はいってくるから、○○君、OJT担当やって。年も近いからいいだろ。」

 (2〜3年目の若手社員への頼み方 一例)


「他に教えられる人間いないから、頼むよ。●●さん。」

 (新人とかなり年が離れたベテランへの頼み方 一例)

=====================================================

【研修中】


事前課題で、上司との話し合いをした上で、研修中に「育成プラン」を立てます。


とはいっても、いきなりでは難しいので、段階を踏みながら考えていきます。

1)仕事マップ


まず、「現在」の自分の仕事を一望できるようマップ化します。

仕事の「見える化」です。


OJT担当は、多くの場合、自分がやっている仕事の一部を、

新入社員に教えるところから始めます。


仕事マップで、仕事の全体像を示せれば教えやすくなるのです。

2)経験レビュー


次に、「過去」を振り返って、自分がどんな経験や仕事を通して、

今の状態に至ったのか、ふりかえってもらいます。


仕事マップに書いたような仕事をするようになるまでに、どんな出来事があったのか。


いきなり今のような仕事ができる状態にはなれません。

新人時代の気持ちを思い出してもらうためにも、「経験レビュー」を書いてもらいます。


自分が育ってきた経験すべてが、新人育成に当てはまるとは限りませんが、

それでも育成プラン立案のヒントにはなります。


人はやはり自分が育ってきたやり方(自分にとっての成功パターン)で

人に教えようとするからです。

3)育成プラン


最後に「未来」に向けて、新人の育成プランを立てます。


右端に、上司とすり合わせをしてきた

「育成ゴール」(新人の1年後の状態:何ができるようになってほしいのか)

を書き、そこに至るまでに何をどうやって教えていくかを考えていきます。

「育成プラン」に決まった形はありません。


多くの会社では、人事・教育部門が作った「育成計画」のフォーマットがあります。


ただ、実際に書いてみると書きづらく、本社に提出するために作り、

現場で使われることは少ないというケースも散見されます。

そこで、この研修で作る「育成プラン」は、自分の「頭の整理」のために作ることを

第一義とし、ひな形にはめ込むような書き方をさせません。


A3の紙に、時系列で書くというだけのシンプルな形にしています。


参加者にとっては書きやすいようで、皆さん真剣にカリカリと

自分の好きなように育成プランを書いています。

ここまでの作業「仕事マップ」「経験レビュー」「育成プラン」を行うと、

だいぶ頭がすっきりしてくるようです。

「なんとなく新人を教える道筋が見えた」

「自分でもできそうな気になってきた」


という声があがります。

=====================================================

【研修後】


研修中にたてた「育成プラン」を、上司に報告し、再度のすり合わせを行います。


その上で、会社によっては、新入社員にも「育成プラン」を示し、

これからのOJTの進め方を説明します。


これをやってもらえると、新入社員はかなり安心します。


「こうやって育てようとしてくれているんだ」

「自分のことをこんなに考えてくれているんだ」


感動する新入社員も出てきます。

OJT担当に対する信頼感も高まります。


そのあとのOJTもスムーズに進みやすくなるのです。

もちろん「計画・プラン」ですから、その通りに行かないことも多いでしょう。


・新人が思ったように成長してくれない

・自分の仕事も忙しくなる

・突発事項が発生する


それでも、「育成プラン」を立てることは大事です。


OJT担当にとっては「頭の整理」につながり

新人にとっては「安心感・信頼感」の醸成につながり

マネージャーにとっては「進捗状況確認」のしやすさにつながるからです。

=====================================================

以上、OJT担当者向け「育成計画」の立て方について、

弊社研修の事例としてご紹介しました。

2008年04月16日

08年新入社員向け「仕事の学び方」研修

2008年4月も、新入社員向け「仕事の学び方」研修を

メーカーや金融機関など数社で実施させて頂きました。

「仕事の学び方」研修の大きな狙いは、新入社員の現場配属に対する

不安を解消することです。

では、まず彼・彼女らがどんな不安をもっているのでしょうか?


【現場配属に対する不安】

・職場になじめるか
・仕事についていけるか
・重い責任に耐えられるか
・ミスを起こして、仕事をストップさせないか
・ハードな仕事に体がついていけるか
・上手くいかず、行き詰ったらどうしよう
・人間関係
・はじめての土地で上手くやっていけるか 
・朝きちんと起きられるか ・・・


彼・彼女たちが「仕事の学び方」研修に期待していたのは、

次のような内容でした。


【研修への期待:学びたいこと・得たいこと】

・誰が見ても社会人として見られるようになりたい
・職場の上司、先輩とどう接したらいいのか
・大学時代から研究を通してPDは行っていたが
 CAをちゃんと回せるようになりたい。
・相手が理解しやすい、こちらが伝えやすい話の組み立て方
・周りの人、環境から上手く学べる方法を得たい
・一年後の明確な目標を立てられるようになりたい 
・上手な学び方を知りたい・・・


自分たちが何を学びたいのか、得たいのかを考えることで、

ただ受動的に研修を受けるのではなく、能動的に参加する態勢を作ります。


「仕事の学び方」研修では、次のような内容をカバーします。


【研修内容】午前9時〜午後5時


(●は講師からの情報提供・○は参加者同士の話し合い・◎は参加者による練習)

=================================

1.イントロダクション(導入)

 ●研修概要の説明 ○現場配属への不安 ○研修への期待

------------------------------------------------------------------

2.「学び上手」とは? 

 ○なぜ会社はお金をかけてまで「学び方」研修を実施するのか?

 ●「学び方」を学ぶ重要性

 ○学生時代の経験で、社会に出て活かせそうなこと

 ●学生と社会人の「学び方」の違い

 ○「学び上手」とはどんな人なのか?

 ●3つの側面:マインド・スキル・エナジー

------------------------------------------------------------------

3.「学びマインド」をもとう!

 ○教えたくなる新人・教えたくない新人

 ●職場で嫌われる新人とは?

 ●「学びマインド」とは?

 ●やる気があっても、行動に表れていなければ、相手に伝わらない
  (周囲の人は、新人の外見・行動から、内面の意欲を判断する)

 ○自分の「学びマインド」の度合いは?

 ●新人がこれからどのように成長していくのか?「4つのレベル」

------------------------------------------------------------------

4.「学びスキル」を使おう! 

 ●新人が一人前になるとは?「PDCA」と「学びのリソース」

 ●学びの「PDCA」 

------------------------------------------------------------------

 ■庁錙聞く

 ◎傾聴練習 (聴き上手の逆)

 ○先輩・上司が使いがち「コミュニケーションストッパー」

 ●先輩・上司が新人指導で苦労すること(理解度を伝える)

  「分かったのか分からないのか分からない」

 ○ノート取りの工夫

 ●何度も同じことを聞かないために

 ○職場で質問する際に意識しようと思っていること

 ●質問のポイント「質問の許可・考えてから質問」

 「新人が訊かないと、先輩・上司は“分かっているんだろう”と思う」

 ◎指示の受け方練習 5W1H

------------------------------------------------------------------

 ■庁錙Т僂


 ●先輩・上司といえども、完璧な人はいない

  「良い点は真似、悪い点は反面教師にする」

 ◎アンテナ立て練習
 
 ◎観察練習「ほめパートナーの良い点探し」

------------------------------------------------------------------

 ■庁錙話す

 ●簡潔明瞭な説明をするために「サンドイッチフォーマット」

 ◎説明練習「今回の研修内容の報告」
 
------------------------------------------------------------------

 Check:ふり返る

 ●ビジネスパーソンが陥りがちのワナ「Doに追われる」

 ◎立ち止まってふり返る練習

 ◎「自分をほめる」練習

 ●仕事を始めると、モチベーションが下がるときもある

 ●自信をつけるとは?

------------------------------------------------------------------
 
 ぃ腺磽堯優先順位づけ

 ●仕事ができない人は「優先順位づけ」ができない

 ●複数の仕事を与えられた時の先輩・上司への質問

 ●緊急度と重要度 ●80対20の法則

------------------------------------------------------------------

 。丕譯瓧遏А

 ●目的意識をもつ

 ○1年後の目標を設定する

 ●目標設定「はぐきの法則」

 ○目標達成を阻む「じゃまもの」と「対策」

 ●目標を達成するために


 ●計画を立てるためにも「所要時間」をメモしておくことが大事

 ●新人は「準備」を大切にしろ!

------------------------------------------------------------------

5.「学びエナジー」をふりまこう! 


 ◎観察練習 フィードバック 「同期をほめる練習」

 ●新入社員に期待されているのは? 

  「一生懸命学ぼうとする姿が、周囲にも良い影響をもたらす」

  「質問することで、先輩も学ぶ」

  「若年寄みたくならず、どんどん学びエナジーを振りまこう!」

------------------------------------------------------------------

6.クロージング(結び) 

 ○ふり返り 「学んだこと・気づいたこと」

 ○一言カード記入 「研修内容を現場で実践するために」

------------------------------------------------------------------

(●は講師からの情報提供・○は参加者同士の話し合い・◎は参加者による練習)

=================================

研修に参加した新入社員の声です。


【参加者の声】

・いくつか、「仕事が出来る人」と「仕事が出来ない人」の差を学ぶことができていい勉強になりました。

・仕事への意欲、やる気があっても相手に伝わらない事がある。

・話し方、聞き方、ふるまい、ほんの少しの違いできらわれたり期待されたりし得る。

・学びマインドの大切さや、PDCAサイクルの重要性など、これから社会人になるにあたって
 必要になってくる基本姿勢について学んだと思います。

・今回の研修を受けて素直に思ったのは、学ぶ姿勢やスキルに大切なことは
 いたってシンプルなことが多いのだということです。

・学べる人と学べない人の差はささいな事から生まれていた事

・教えられる側だけでなく、教える側も不安で苦労しているということ。

・「聞き上手になること」先輩、上司と上手く人間関係を構築する上で、一番大切なことである。 
 これが出来なければ、新しい仕事を覚える事もできないし、信頼してもらえない。

・自分の仕事への甘さを知らせれた気がした。 今まで目上の人を避けて生活してきたが、
 仕事がはじまったら自分に厳しくがんばりたい。

・社会人は「学ぶ」ということで大きく変る。 そして、その為には、「学ぶ姿勢」や考え方が
 重要であり、また、実際には実行するためには、聞く、話す見るなどのスキルやPDCAの実践が
 必要だということが分かった。

 また、同じ班の人と意見交換し合う事で、自分にはなかった視点、考え方も知ることができたし、
 講師の関根さんの話し方や、表情などぜひ真似したいと思う事がたくさんあった。

・今回の研修で仕事をする上で最も大切なのは自分の姿勢だと気が付きました。 
 普段、何気なく行っている事でも相手に良い印象を与えたり、悪い印象を与えたりする事が
 あることを知り、その辺を意識して行きたいと思いました。

・「学び」の重要性か、姿勢、意識などを非常にわかりやすく教えていただきました。 
 特に自分の周りの友人や知人の聞くことや話す事が上手い人から学ぶということが非常に
 新鮮でした。彼らのやり方をマネし、自分なりのやり方を作っていこうと思います。

・新人社員であるため、上司や先輩との関係について不安がありましたが、不安なのは
 上司や先輩も同じであるということに気づいた。

・私はあまり姿勢が良くなく、人の話を聞いている際もだらしない姿勢になったり、
 足や腕をすぐ組んでしまっていました。それを注意されても「こっちは話を聞いているし、
 そんな小さな事を注意される言われはない」とあまり改善しようと思いませんでした。

 しかし今日コミュニケーションストッパーを学んで「自分が損しないための振舞い方」がある、
 と教わり「そういう考え方もあるのか」と感心しました。

・社会人になるが学生以上に「学ぶこと」が多いのだとわかった。 その学ぶことは
 必ずしも答えがあるわけではないので、自分なりに判断していかなければならない。 

 そして仕事、行動、マナー、資格など何に関しても、それを達成するには、
 PDCAのサイクルを実際に書き記録し、意識を高く保ちながら挑戦する事が重要だと感じた。

・研修で寝させず、飽きさせないプログラムの話し方作り方

・学生時代の姿勢、態度のままでは社会(会社)では、苦労してしまうことを学びました。 
 異質の人と今後付き合っていくために、聞く姿勢、学ぶ姿勢の大切さを学びました。

・学ぶ姿勢が大事であると言うこと、上司や先輩も同じ人間であるということ。 
 考えて変えていかないと環境は悪くなる一方だと言う事。

・5月2日に新たな職場に出勤するのがすごく不安で仕方なかったが、少しの注意を
 はらうことで私が考えているような悪い事態を防ぐ事が出来そうなので安心した。

・先輩方はどう思っているのか、その視点から自分たちを見てみることで、今、私達新人社員が
 何を求めれれているのか考える事が出来ました。

・知識やスキルよりも、教えていただく方と、どのように接していくのかが、
 とても大事な事だと気がつきました。

・新入社員は先輩から様々なことを教わる、いわば受け身が多いと感じていたが、
 自らが発する姿勢、雰囲気、やる気等が周囲に大きな影響を及ぼすのだと感じた。

・自分が少し気をつけたり、意識するだけで結果は大きく変わると思いました。
 今日習った事は忘れず、日々の業務に活かしたいと思います。

・どのようにこれから仕事を「学んで」いけばいいかわかった。

・「学び方」は、一生必要になる事だから

・学ぶことについて細かく定義されていたためわかりやすかった。

・現場に入る前に学び方を学べた。

・自分が分かったつもりになっていた事も実は奥が深かった。

・先輩社員や上司との接し方を学べた。

・現場に行く前に不安を取り除き、確認にもなった。

・新入社員の仕事の学び方を通して、自分たちに何が求められていて、自分たちは
 何をしていくことができるのか、について非常に分かりやすく学ぶことができた。

・一人前になるということは、自ら「PDCA」を、回せる人間なのだということ、
 特に「C」と「A」は自分の経験を活かすという意味で大切。

・学びマインドは学びスキルとして外に出さないと意味がないこと。

・「学び方を学ぶ」ということが、仕事の上での色んな場面について役立ちそうだと感じた。 
 聞く、観る、話すという行動においてポイントとなるテクニックがあり、
 それらを学ぶことで仕事が円滑に進むのではないかと思った。

・学習した分野が応用できるところが非常に多い。

・社会人の「学び方」を学ぶ事で、不安を解決するヒントとなった。

・PDCAのサイクルが具体的でわかりやすかった。

・質問の仕方やPDCAの回し方など、実践したいことが多かった。

・新人が陥りがちな落とし穴について説明があり、参考になった。

・ただ研修を受けるのと、アンテナをたてて今後の研修を受けるのとでは、
 結果が大きく違ってくると思いました。

・不安が少し減ったと思う。

・配属先の上司との人間関係を考える上で役に立つと思う。

・納得させられる内容でした。 ベースも非常に良く集中して受けられました。

・実践できるレベルで、なおかつ少し意識するだけで実践できることが多く、役に立つと思います。

・実践的な内容で配属に際してあった不安が少なくなった。

・現場に出て活用することで、いいスタートをきれると思う。

・とてもわかりやすく説明して下さって、これから「学んで」ゆく上で、
 少しクリアになったように思います。ありがとうございました。

・関根さんが行った数多くの参加者に聴く耳を持たせる工夫や元気さや、謙虚さをぜひ持続して、
 これからも色々な方に活力を与えていただきたいです。

・今日の講義は本当に多くのことが学べました。 社会に出て役立つ情報でした。 
 ありがとうございました。

・このような事を考えて、講義してくれる人がいるというのは新鮮で驚いた。

・もっと早いうちに聞くことが出来ていたら自分の人生は また違うものになっていたと思う。

・とても濃い時間をありがとうございました。

・このような研修を受ける事が出来てよかったと思います。 
 仕事を実際にする際の参考書として、今後も使用していきたいと思います。

・人間味あふれる講義で本当によい時間を過ごせた。

・グループの中で色々な話をした事が他の人が何を考えているかが分かり
 それが自分にバックしてきてまた考える事ができた。

・私たち新社会人の目線に立って、話をしていただいたので、とても分かりやすかった。

・講義に集中できるよう、様々なアイディアがつまっており楽しく学べた。

・新社会人としての基礎を学んだ気がする。 今日、受けた感動を持ち続けて、見返していきたい。

・この研修を受けたことにより、社会人になって右も左もわからない状態から、
 少し先が見えた気がした。

・講師の関根さんは大変元気で、楽しそうに講義をして下さいました。 社会人になって
 不安も多かったのですが、関根さんの姿を見て、「働く」ということに、期待を持つ事ができました。


(皆さん、どうもありがとうございました。現場配属後も頑張ってください。)


2008年04月10日

08年新入社員の志望理由


ある会社で新入社員向け「仕事の学び方」研修を実施した際、

その会社を志望した理由について話を聞く機会がありました。

興味深かったのは、

・採用担当者が、自分の話をよく聞いてくれたこと

を志望理由にあげた新入社員が多かったことです。

「自分の話を聞いてくれる」→「自分を尊重し、大事にしてくれる」

という印象をもつからでしょうか。

新入社員の話を聞いてあげる。

当り前のことかもしれませんが、彼・彼女らの意欲を高めるためにも

大事なことなのかもしれませんね。

08年新入社員の志望理由

ある会社で新入社員向け「仕事の学び方」研修を実施した際、

その会社を志望した理由について話を聞く機会がありました。

興味深かったのは、

・採用担当者が、自分の話をよく聞いてくれたこと

を志望理由にあげた新入社員が多かったことです。

「自分の話を聞いてくれる」→「自分を尊重し、大事にしてくれる」

という印象をもつからでしょうか。

新入社員の話を聞いてあげる。

当り前のことかもしれませんが、彼・彼女らの意欲を高めるためにも

大事なことなのかもしれませんね。

2008年04月01日

2008年入社の新入社員


2008年入社の新入社員に関する記事です。

===

新入社員は「カーリング型」、磨くのやめると減速?


 社会経済生産性本部(東京)は二十六日、今年の新入社員の特徴を
 表すキーワードを「カーリング型」と発表した。

 「売り手市場」の時期に入社し、会社への帰属意識は低めのため、
 会社側が働きやすい環境づくりに腐心する、というのが命名の理由という。

 今年は「氷の上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた」。
 入社後は「方向を見定めそっと背中を押す」ことなどが不可欠とする。

 育成も、カーリングの石と同様に
 「ブラシで氷をこするのをやめると、減速や停止をしかねない」。
 「磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみ出したりしてしまう」こともあり、
 上司には微妙な“ブラシさばき”が求められそうだ。

     2008/03/27, 日本経済新聞 朝刊, 42ページ,

===

毎年そうですが、「うまい!」ネーミングをされますね。

それを受けて、北海道新聞の読者投稿です。

===

 ◇新入社員「カーリング型」

 
  もっと腰を低くしなきゃ使えない −上司

            
              (函館・大ちゃん)  

===


微妙な「ブラシさばき」が求められるかもしれない

08年入社の新入社員への対応。

彼・彼女たちから見た理想の上司が、今年も発表されました。


===

今春の新入社員を対象にした調査で、理想の男性上司は
プロ野球ヤクルトの選手兼監督だった古田敦也さん
女性上司は女優の篠原涼子さんがトップとなった。


古田さんは三年続けて首位の座を守り、
「管理だけでなく一緒に働いてくれる」というイメージが支持された。

篠原さんも二年連続のトップ。

   2008/03/28, 日本経済新聞 朝刊, 43ページ,

===


ただ、管理・命令するだけでなく、

「一緒に働いてくれる」頼りがいのある上司を

最近の新入社員は期待しているということでしょうか。


最後に、これは2007年入社の新入社員を調査したものですが


===

新人「年功」に魅力


 実力主義より年功主義の企業に魅力を感じる新入社員が増えている。

 「少子化で若者が競争に直面する機会が減っている」(日本能率協会)という。

 景気拡大で新卒採用が学生優位になり、
 企業が優しくなっていることも影響しているようだ。


 ただ、ここに来て景気の先行きに不透明感が強まっている。
 企業が再びバイタリティーを重視する可能性もある。

               
            2008/03/26, 日経産業新聞, 1ページ

===

という記事が出ていました。


私が接している狭い範囲でも、

「ガツガツ」「バイタリティーあふれる」

新入社員に会う機会は減ってきたような気がします。

どちらかというと

「ほどほど」「適度に力を抜いた」ような

新入社員(特に男性)が多いでしょうか。

女性や外国の方のほうが、

「バイタリティー」ある方が多いような気がします。

以上、2008年入社の新入社員に関する記事をいくつか紹介しました。