
○25年5月17日(土)~28日(水)のアメリカ出張ふり返り
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1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
●ATD25のふり返り
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6日目
○ふり返り
・アートには、その場にいかないと分からない、感じられないエネルギーがありそう。いくら、本や絵、写真で見ても、その近くに行かないと感じられないものがある。それだけ作ったアーティストのエネルギーがこもっているから? オンラインでは分からない。ここにリアルの強みがありそう。
・素晴らしいアート作品は、長く残っている。長く残るよう、後の人たちが、受け継ぎ、次につなげていく。比企大を100年続けていくために、アートから何か学べないか。
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7日目
○ふり返り
・Capitolで語られていたのは、神話。「国がこうやって作られていったんだよ」と伝えている。約250年というまだ短い歴史だからこそ、整理がしやすそう。また、初期のFounding Father達の偉業を、より近いものとして感じやすいのかも。
・「移動することが難しい」作品を作れば、長く維持されざるを得ない? 長く維持されるから、良い作品だと認識されて、残っていく?
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8日目
○ふり返り
・土地と教育。生まれ育った土地から引き離されたインディアンの第一、第二世代は、混乱、怒り、諦め等、様々な感情があっただろう。自分がよって立つ場所がない中、自信をもって、次世代を育てることは難しかったと思う。生まれ育つ土地、家族、仲間、師という存在は、人を育む際に欠かせないと思う。
・地域に、スポーツチームがあるのはやっぱり強い。共通の話題になるし、地域が一丸となるきっかけになりそう。観戦そのものがお祭り感覚だろうし、優勝争いなんかしたら、更にお祭り気分が盛り上がりそう。義務的なつまらないお祭りは続かない。楽しさや面白さが、長く続く鍵になりそう。
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9日目
○ふり返り
・素晴らしいArt作品には、力がある。何度もその場に行って、その力を浴びたくなる。人工物で、それだけの力を創り出せるのが、人間の素晴らしさ。自然の中にも、力を浴びたくなる場所(パワースポット?)がある。自分にとっては、それが普段の山歩きなのかも。
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10日目
○ふり返り
・奴隷として連れてこられた黒人。そこから、奴隷制の廃止、分離施策の撤廃、Black Lives Matter運動と連なる歴史。アメリカで避けては通れないテーマ。とは言え、きつい。もし仮に、自分がアメリカで子どもを育てるとしたら、このテーマについて、どう語るのだろう。
・人種、歴史的背景、価値観が違う人間が集まっているからこそ、「言葉」や「概念(自由、契約、民主主義等)」を、アメリカ人は大事に思っているように感じる。同じ「言葉」を使って、何とか「違い」を乗り越えようとしているのかも。
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11日目 出発~帰国
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●奥さんとの旅

今年も、一緒に海外出張に行ってくれた奥さんが、最終日(5月26日)に、呑みながら「なぜ人は旅するのか?」と哲学的な問いかけをしてくれました。
彼女曰く「普段の生活を離れる機会になるから」とのこと。
確かにそうかもしれませんね。
私自身は、「学べるから、旅に出る」と考えています。
普段の居心地の良い環境(コンフォート・ゾーン)から、背伸びや挑戦が必要になる環境(ストレッチ・ゾーン)に、否応なく置かれるのが、旅(特に海外旅行)の良さだと思っています。
普段と違う環境に身を置くことで、普段の「当たり前」を見直す機会になるのが、旅なのでしょう。
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彼女とは、「今回のアメリカ出張で、印象に残ったこと ベスト3」を伝えあいました。
奥さんは、
1)ダヴィンチの絵

2)地下鉄

3)野球

私は、
1)ナポレオンの絵

2)野球

3)Lime自転車

でした。
同じ場所に行って、同じものを見ても、感じることは違いますね。
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奥さんとの出張中、家の留守を守ってくれた母、長女、次女、長男、次男に感謝です。どうもありがとう!
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