
○アメリカ8日目。
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6時半、起床。
8時、ホロコースト博物館の予約。
ホテル1階で朝食。

バフェ形式。

今日も美味しく頂きました。
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10時、アメリカンインディアン博物館へ。
https://americanindian.si.edu/

約30年前、アメリカに留学していた頃、専攻が、Anthropology人類学で、アメリカンインディアンについて学んでいたので、特に来るのが楽しみな博物館でした。

4階には、現代インディアンアメリカン アーティストの作品が展示されていました。


「小遣い記録」のようなアンティークな紙の上に、描かれた絵が複数ありました。
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別の部屋は「Treaties 条約」というテーマでした。

アメリカンインディアンとヨーロッパ人の両方の目線から、当時の状況が描かれています。

アメリカンインディアンから、ヨーロッパ人に、送ったもの。

白い部分が水で、青い部分が、お互いの船が進む軌跡のようです。交わらず、共に進んでいこうというメッセージを込めたものだそうです。

その願いもむなしく、ヨーロッパ人にとって拡大は進歩と繁栄と美化され、インディアンにとっては暴力で、土地を失い、貧乏になっていく日々でした。

A.ジャクソン大統領による「Removal Act インディアン移住法」
D.トランプ大統領は、A.ジャクソン大統領を信奉しているそうです。

ナバホとホピの居留地。約30年前に、奥さんと一緒に、車で回りました。
「インディアンはお酒におぼれるから」と、当時、居留地内では、お酒が買えませんでした。

「インディアンの影響は、アメリカのそこら中に見られる」

「自分にとっては?」というはがきでの問いかけ。

インディアンの女性が、映像の中で「土地から無理やり離れさせられることは、ジェノサイドと言える」とコメント。

Museum Shopで、「場所と力」という本を売っていたので、購入。
生まれ育った土地を離れさせられたインディアンに対する教育。どんなものだったのでしょうか。

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12時過ぎ、出発。

途中に、Agricultureの省庁がありました。

トランプ大統領とリンカーン大統領が並んでいます。

12時半、予約していたホロコースト博物館へ。

エレベーターで、4階へ。

行列が進むスピードが遅く、展示や説明文に見入っている様子が伝わってきます。

当時、日本が支配していた上海では、ビザが必要なかったので、ユダヤ人難民を受け入れたようです。
展示では見ることができませんでしたが、日本人外交官 杉浦千畝さんも、ユダヤ人の脱出に尽力されました。
https://www.town.yaotsu.lg.jp/sugihara-museum/

ガス室に入れられる様子。
これ以上は、写真を撮る気になれませんでした。他にも子供が見られないよう配慮した、残酷な映像も複数ありました。

展示室を出ると、博物館のパンフが。
「この博物館は答えではない。問いかけだ。」
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14時半、地下鉄の駅へ。

構内には、赤い帽子をかぶった人たちが、たくさんいます。

車内も満員。皆が、途中乗り換えをして、同じ方向へ向かいます。

駅に到着。

すぐ向こうに、ナショナルズパークが。

ワシントン・ナショナルズの試合を観にきました。

アプリに入ったチケットを見せようとしたら、「バッグは持ち込みできない。ロッカーに預けてきて」と言われ、

ロッカーへ。スマホで登録し、無事預けることができました。

QRコードを示して、入場。

まずは、つまみを購入。

ビールも、Getし、

乾杯!

昼から呑める幸せ♪

16時05分、予定通り、試合開始。
テンポよく進んでいきます。
2杯目のビールを買っている間に、ナショナルズがツーランホームランで、1回裏に2点先制!

1イニングが終わるたびに、色々催しが行われます。
大統領マスコッによるリレー。

Tシャツ投げプレゼント。

Serviceに従事している軍隊の紹介と感謝の意。
こういうのいいですね。国のために尽くしている方々への感謝の気持ちを表現。

スタジアムは、ほぼ満員御礼。土曜日午後で、観戦しやすい日だったのかも。

9回表、ライトフライを、ダイビングキャッチ!
ナショナルズが、サンフランシスコ・ジャイアンツを、3対0で、やぶりました!

18時過ぎ、帰り始める観客たち。

ゴミが散乱しているのが、ちょっと残念。

地下鉄の駅は、大混雑。

次の駅まで歩いて帰ることに。
結局、スミソニアン駅そばで、LIME自転車を拾って、ホテルまで帰りました。
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19時半、ホテル着。
ふり返り
・土地と教育。生まれ育った土地から引き離されたインディアンの第一、第二世代は、混乱、怒り、諦め等、様々な感情があっただろう。自分がよって立つ場所がない中、自信をもって、次世代を育てることは難しかったと思う。生まれ育つ土地、家族、仲間、師という存在は、人を育む際に欠かせないと思う。
・地域に、スポーツチームがあるのはやっぱり強い。共通の話題になるし、地域が一丸となるきっかけになりそう。観戦そのものがお祭り感覚だろうし、優勝争いなんかしたら、更にお祭り気分が盛り上がりそう。義務的なつまらないお祭りは続かない。楽しさや面白さが、長く続く鍵になりそう。
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21時半、就寝
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