Kazuma企画「読書会議(29)」に参加しました。

読書会議

Kazuma企画「読書会議(29)」に参加しました。

ラーンウェル代表の関根です。

25年10月17日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(29)」に参加しました。

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●課題本:金井さんのお薦め

次回の書籍ですが、千葉雅也『現代思想入門』はいかがでしょうか?
https://amzn.to/4gMLBmT (↑Amazonアフィリリンクです)
選書の理由は
・表紙に「人生が変わる哲学」って書いてあり前から気になっていた
・生成AI時代は、哲学や思想が大切になるって耳にしたから
・哲学や思想を体系的に学んでみたかったから です。

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●関根の抜き書き


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●当日の雑談

・AIに関して「使い方」はあるが「付き合い方」は、あまり聞いたことがない。
・皆、自己流。「正しい使い方」を模索している。

●当日の意見交換

・哲学を深めたい。生成AI時代は、哲学、思想が大事では。

・秩序=良いもの と思っている理由は?
・整理整頓されていくほうがよいのでは。

・2項対立で考えるのはバカ。
・どっちもかなえるように考えるのが第三の道。
・全部は無理だけど、願いの一部をかなえる。
・Aか、Bかではなく、Cを考える。

・ネットは、秩序、監視を産んだ。
・ネットによって、圧倒的に便利になった。
・2010年代、管理職が忙しくなった。ネットの普及によるもの。どこにいても、状況が共有された。中央集権的に管理が可能。

・ネットによる混沌、監視。もっといろいろな言葉で語れるのでは。
・2項対立以外に、表現する言葉があるのでは。

・効率化を求めるがゆえに、単純化しないと。複雑性を排除。
・ファスト教養。早く結果を出す。ネガティブケイパビリティの欠如。

・KPIから逃げる方法。

・大学での勉強で、ネガティブケイパビリティという声が上がっている。
・昔と違って、ネガティブケイパビリティが必要になったら理由は?

・分からない、解決できないことを、抱えているのが苦手。

・ゴリゴリ理系の人が、哲学に興味をもっている。
・分類されてないものが、哲学。

・人事における二項対立は、結構あった。
・ポテンシャル採用vs即戦力採用、同質性による安心vs異質性による創造、リモートvs出社、ジョブ型vsメンバーシップ型

・ダイバーシティは、企業が生き物として存在するために必要なのでは。
・鏡の国のアリス 「赤い女王」仮説
 参考:「世界標準の経営理論」レッドクイーン理論 生存競争による共進化 
    https://www.learn-well.com/blog/2020/12/post_542.html

・問いの絶えた組織、差異のない世界、沈黙の共同体
・他者を通じて、自己を更新する。
・大企業は、デリダ的「再生力」秩序を疑う所からスタート。

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●次回:11月21日(金)関根担当(新しく2名参加予定)

・千葉雅也先生続きで『勉強の哲学』

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皆さん、ありがとうございました。次回も楽しみにしています♪

投稿者:関根雅泰

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