Kazuma企画「読書会議(27)」に参加しました。

読書会議

ラーンウェル代表の関根です。

25年8月15日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(27)」に参加しました。

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●課題本:髭さんのお薦め

哲学シリーズ第二弾!ちょうど今月の『100分de名著』のテーマだったので選ばせていただきました

~『はじめに』より抜き書き~ 「現象学とは、自身の体験を反省してその内実を確かめるという、一種の思考の方法です。 それは哲学だけでなく、精神医学、看護学、質的心理学にも、現在に至るまで大きな影響を 与え続けています」

現象学とは、共通理解を打ち立てるための「思考の方法」ということですが、様々な職業に つかれているみなさんと議論できるのではないかと考えました。 難しそうに感じられるかもしれませんが、西研先生の解説が入りながらなので、 理解しながら読み進められると思います(130ページくらいしかありません!)。 ※西研先生は研修受けたこともあるのですが、とても分かりやすく説明してくれます

もしご興味ある方は、NHKの100分de名著、フッサールの最終回が8/1に再放送されますので よろしければご覧下さい。(もちろん本を読むだけでも理解できますのでご心配なく!) よろしくお願いいたします。

(髭さん、選書ありがとうございます!)

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●林さんの抜き書き

●関根の抜き書き

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●当日の意見交換

髭さん
・西先生に、哲学の研修をお願いしたことがある。とても面白かった。
・7月が、西先生の会で、楽しみにしていた。

・第2回を見ながらくじけそうになった。「とんでもないものを紹介したのでは」と。

金井さん
・「全然わかんねーなー」と。
・ユーチューブで、西先生の解説を見てから読んだら、入ってきた。
・第3回ぐらいから面白くなってきた。

・何を語れるかは難しい。

・掘ってもきりがない。いったんやめておこう。
・何百行もメモを取った。

林さん
・社会構成主義に似ている。
・その時に何かがあれば、現実になる。

・チクセントミハイの「フロー体験」に近いのでは。

・AIとも議論した。
・学問は「哲学」につながる。

髭さん
・学問する人は、人類の公僕である。

・ChatGPTと相性良いテーマ。自分も色々議論した。
・哲学とは「魂との対話」
・こういう話を、AIとするのは相性が良い。

金井さん
・自分は、逆にAIを使わなかった。
・使わずに、本とユーチューブで考えてみた。

・2~3個、面白かった。学問の歴史的背景。
・自分は理系で、科学、物理、それが分かれば終わりだろぐらいだと思ってた。
・皆で議論しながら、探していく。

・世界と自分の意識のどちらが大きいのか。
・自分の意識のほうがでかい。自分が認識したものが世界。世界の見え方が変わった。自分すげーなー。自己肯定感がアップ。

・フッサールは、良くこういうことを思いつくもんだ。

林さん
・明析夢

髭さん
・ユダヤ人であって、歩き回れなかった。隠れながら、活動していた。
・一人で考えるというスタイル。
・西先生は、皆で考える方が広がると。

・フッサールは、執筆途中に亡くなった。ノート4万ページが見つかった。
・考えるのと同じスピードで書けた。

金井さん
・皆で話し合って、共通の認識を持って、社会をよくしようと。
・地政学の奥山先生に影響を与えた本 プラトンの『国家』 読めてない。いつか読みたい。
・ここにつながってきた。正義とは、悪とは。

しばこーさん
・比企大も卒業する。AIと話しながら、屋号も考えた。
・Kさんと、AI活用に関する意見交換を始めた。

Kさん
・しばこーさんと、AIをやり始めた。
・「こんなことできるんだ!」と。

・自分のいつもの表現でまとめがちだが、AIを使うと、自分とは違う表現をしてくる。
・もう一人 チームの一員がいる感じ。
・ガイド付き学習のように。こちらの理解をしつこいぐらい確認してくる。

髭さん
・「小学生でもわかるように教えてくれ」と、AIに依頼。

・これを読んでハッとしたのが、多様性の時代に、全員を一つの方向に向かせる必要性について。
・働く人にとって、主観は多様。主観の中で大事にしていることを、共通のものとして確認する。

・他者理解、相互尊重。今だからこそ、フッサールを学ぶ意義がある。

・客観世界があることを、いったん脇に置く。
・自分が信じてきたことが「本当に正しかったのか?」

・キャリア自律、就活に、現象学を応用できるかも。
・現象学は、過去から掘り出す。未来について考えるのは、本質と外れる?

金井さん
・いかに応用するか。ただ、すぐにそっちに走るのもどうかと思い、今回はやめた。

髭さん
・皆やっていると思う。特に、起業している人は。

林さん
・結論は、思いやりでは。

Kさん
・面白いな~と思った。
・現象学を学んでいる人が、身近にいる。

・自分がやっていることを、現象学の言葉で語れたら腑に落ちそう。この機会に、髭さんに紹介してもらって、面白いと思った。

・仕事とは何かを、皆で本質観取してもよいのでは。

しばこーさん
・難しかった。めちゃくちゃ。
・髭さんの選書は、いつもヒヤヒヤ。

・すごく面白かった。生物学をやってきた。
・世の中には、凄くきれいな法則がある。それを、人間が拾う。だから、世界は素晴らしい。

・「Sense of Wonder」ともつながる。

金井さん
・「世の中に美しいものがある」
・皆が「美しい」と思うから美しい。客観的な美しいものがある?

林さん
・究極の一つの目的に向けて作られたものは美しい。

髭さん
・定義できないからこそと、本質観取したらよいのかも。
・皆にとって、共通の認識は何か?

・「黄金比こそが正義」となると、戦いが起こるかも。

髭さん
・本を読んだ後、子供と対話した。
・「君にとっての幸せ」とは?

・子供は「嬉しいこと」と言って来た。
・「嬉しいとは?」と本質観取をしていった。
・場面を定義して、その中で、嬉しい体験を引っ張り出した。
・友達と何かをする、自由であること、に嬉しさを感じているよう。

・かしこまってやるよりも、雑談ぽくやるのは良いな~と思った。

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●次回:25年9月26日(金)18時~20時

●課題本:Kさんチョイス(現象学の続き)

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最後に、次男にスクショを撮ってもらったのですが、私のミスで上手く保存できませんでした。残念!

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皆さん、ありがとうございました。次回も楽しみにしています♪

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○林さんのX

Xユーザーの林博之@OJTメンター研修講師。【非言語コミュニケーション】非言語メッセージの受発信を意識するさん: 「オンライン読書会。多様な見方を体感するとてもステキな機会です。」 / X

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投稿者:関根雅泰

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