
ラーンウェル代表の関根です。
25年7月18日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(26)」に参加しました。
===
●課題本:Kazumaのお薦め
『直観と論理をつなぐ思考法 Vision Driven』佐宗邦威(2019)
●関根の抜き書き:
・妄想を駆動力にする。
・「ビジョンのアトリエ」にアクセスし「自分モード」のスイッチを入れなおしている。
・自分だけの妄想からエネルギーをくみ上げ、再び地上の現実世界に戻ってくるだけのスキル。
○俺にとって「山歩き」は、ビジョンのアトリエの「内省」ルームになっているのかも。
・すべての創造は「余白」の創造からはじまる。
・個人がフラットに価値を生む「場」をつくる自律分散型の組織こそが、21世紀のビジネスの勝者となるのかもしれない。
・モヤモヤした思考を、モヤモヤした視覚情報にそのまま落とし込むことが重要。
・アイデアは、出してからどう磨き上げるかが勝負。
・アナロジー「A(未知)とかけて、B(既知)と解く。その心はC(類似性)」
・最終成果物というものはあり得ない。存在するのは、常に「更新」を控えた試作品。いわゆる「永遠のβ版」である。
○これいいな~。まるキャンで目指しているのもこれかも。
・変化にあまりとらわれず、これを「受け流す力」が必要。
●林さんの抜き書き:
===
●当日の意見交換(Kazumaチャットと、関根メモから抜粋)
・仕事はバリバリだが、ゴルフは下手。そういう隙も必要。
・「自分で学べ」といっても、時間がとれない、何を学んでよいか分からない。「皆で学び合う」文化を作りたい。
・役員と1対1で勉強会。
・この本を選んだ理由
・知り合いが、著者のシェアオフィスにいた
・ストレングスファインダーの「未来志向」の人には、この本はお勧めと言われた。
・この本をベースに、MVVのワークショップをしている。この本はバイブル
・感動することで、人は変われるのかも。
・弱い繋がりというコミュニティーの中で気づきや、自分からアウトプット、表現することの大切さ、対話することが人の行動変容と転移に広義な意味で、繋がる。
・文字を手で書くのが好き、めっちゃ共感します!!
・仕事中は人のことばかり考えている(他人モード)自分は何を考えているのか?以前読んだ時に考えていた。抜書きや考えたことを紙に書くことが好きで、読んだ時の記憶を遡ることができる。意味あることにはペンを持つ癖があることへの気付き。それ含めて、論理と直感を繋ぐこと。
・文字に書くことが好き。ノートも取っていて、日常用と勉強用で分けている。自分で書いたことを見返すと学びの振り返りと知識の体系化にも役立つ。昔はPPTに書き留めることをノートに書き込んでいた。
・歩く前にテーマを決めて、歩いているときにアイデアを出す。アイデアを忘れそうな時はボイスメモにして、下山してから、メモに書き出すようにしている。
・私は風呂です。散歩もいいですねー
・直感と論理⇨人と生成AIという視点。生成AIのできないことは「欲求」、「課題は見つけない」。デザインの平原『プロトタイプ、両脳思考、人間中心共創』は人間の領域。アウトプットを出すことで、その人なりの視点が生まれてくる。社会人で考えることができたとしても、アウトプットまでできる人は少ない。価値があるのは、意見(アウトプット)を出せること。
・落合陽一氏が話していたのは、思想や世界観が大事で、そこから何かが生まれてくる。地域文化を如何に再構築するかなどのテーマを扱っている。AIには真善美などの直感は扱えない。山口周氏のアジェンダシェイバーという本にもリンクする。
・世界観を語る場は会社では少ない。ただし、戦略を作る上では大切。
・個人のWILLと会社のMUSTの重なり合いが大切。個人として、海外出張に行きたいというWillがあった 組織のMustに繋げられるよう。なぜそれをやる必要があるのか、大義を示す、組織にとってのメリット
・会社の中でやりたいことをやれないと途中で思った経験がある。社員は歯車としての機能を担う感覚になった。
・大義が通るところと通らないところがあり、この属性の人には通るが、この属性にはできないというものがある。
・RモードとLモード(左脳と右脳)でプロトタイプを作る際に反復することを考えるようになった。プロトタイプもできる限り早く出すようになり、イラストや図解を意識するようになってきている。
・金井さんが、デザインした初めてのTシャツ
https://hiki-kigyo-college.com/2025/07/11/t-shirts-25/
小林:🎉
・Tシャツいいですね!
小林:❤️
●感想タイム
・ビジョンを語れる人間になりたい。
・参加するメンバーのアウトプットしか知らないが、プロセスを知れて良かった。どうしてメンバーが思うのかという点についてもっと深ぼっていきたい。
・サソウさんの新らしい本、理念経営2.0はMVVをどう作っていくか、経営の価値観をインストールしていくかという話。自分がなぜ生きているのかを考えることが求められている時代であると感じ、思考法や経営という立場であってもミクロに落とし込んだ時に人間の生きる意味という哲学的な観点を感じた。
・人と関わることの大切さ、アウトプットのみならず、プロセスを知ることの大切さをKさんのコメントから感じる。
===
皆さん、ありがとうございました!
===
●次回:25年8月15日(金)18時~20時
●課題本:髭さんのお薦め本
コメントフォーム