
ラーンウェル代表の関根です。
25年5月16日(金)18時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(25)」に参加しました。
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●課題本:シバコーさんのお薦め『2035 10年後のニッポン』
私は、翌日(17日)からのアメリカ出張もあり、「参加は難しいかも」と思っていたのですが、この本を読んでみて面白かったのと、読書会議メンバーの20代~30代の方々が、どう感じたのか、どう考えているのかを聞きたく、小1時間だけ参加しました。
次女(19歳)も「未来についての話だから、良かったら参加してみない?」と訊いたら、快諾してくれ、娘と二人での参加となりました。
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●事前にメンバーの髭さんが送ってくれたレポート(髭さん、お忙しい中約束通りのご提出、さすがです!ありがとうございました)

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●当日の意見交換(Kazumaが、Nottaを使って、議事録を作成)
【読書会レポート:堀江貴文著『2035年の未来予測』】
■はじめに
会議は議事録アプリNottaを用いて記録され、参加者は本書についての感想を共有しながら、AIやデジタル化がもたらす未来について活発に議論しました。
■関根氏の主な意見
- ページ150付近:社会の三極化について
- 優秀な人材は大手企業へ集まる
- 起業精神旺盛な人はスタートアップへ
- ミクロ企業(マイクロアントレプレナー)という新しい選択肢
- 組織に適応しにくい人材の受け皿としてのミクロ起業の課題
- ページ99付近:ロケット産業の地政学
- 日本の地理的な優位性(周囲を海に囲まれる利点)
- 北朝鮮のミサイル実験との比較
- 海洋国家として産業を発展させる可能性
- ページ103付近:実行力のある人材の特徴
- システムの改革よりも個人のライフスタイルの充実を重視
- 政治の変革よりも自己変革を優先
- 50代の政治参加の意義と課題
■金井氏の分析
- メタバースとゲームの未来
- Fortniteなどのプラットフォーム型ゲームの可能性
- 仮想空間内の経済圏の形成
- ゲーム産業と社会の融合
- AI時代における労働構造の変化
- 中間層の消失の可能性とその影響
- ChatGPTによる業務の代替例
- 新たな職種の創出の見込み
■柴田氏の考察
- 日本の国際的な立ち位置
- G7メンバーとしての責務と課題
- 技術立国としての将来性
- アジアにおける日本の役割変化
- イーロン・マスクの統合的な事業戦略
- 蓄電池、電気自動車、通信インフラの連携
- 戦略的事業拡大の背景
- 新規事業創出の仕組み
■議論の深化
後半は各参加者の専門性を活かし、具体的な議論を展開:
- デジタルトランスフォーメーションの実践例
- 組織内役割の見直し
- ハイブリッドな働き方の模索
- 世代間の格差への対応
- グローバル競争の中で育てる人材
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次女も活発に発言してくれました。
最後に「こうやって、未来について、みんな色々考えているのを聞けて、楽しかったです」とのこと。

皆さん、ありがとうございました!
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