【自然界の生物から学ぶ!弱者の戦略】(竹花先生)【ランチェスター弱者必勝の戦略】(竹田先生)の動画学習をしました。

社長の勉強

ラーンウェル代表の関根です。

「不倒の経営」勉強会 竹花先生のセミナーおよび、竹田先生の「ランチェスター弱者必勝の戦略」セミナー(8月2日実施)の動画学習をしました。

自分にとって、特に学びになった点を、記録に残しておきます。

https://isakigyou.livedoor.blog/archives/2207416.html#zenh

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【自然界の生物から学ぶ!弱者の戦略】(株)プラスソフト・竹花利明社長様と学ぶ特別「不倒の経営」勉強会

●『弱者の戦略』 稲垣栄洋(2014)の前書き

・(人間は)考えすぎた挙句、結局は間違えた道を選ぶことが、少なくない。
・全ての生き物たちは、自然界を生き抜いているという点で、どれもが「成功者」である。

●竹花先生の講義

・食われない戦略(天敵戦略)群れる、逃げる、隠れる。隠れるが最も効果的。

・大きな市場や地域では、小さいままの方が、生存できる(大企業は、零細企業を攻撃しない)
・「ずらす」戦略(競争を避ける)こそ、弱者の戦略の真髄。ビジネスの世界では、2位でも3位でも生き残ることができる。
○確かにそうだよな~。生物の世界に比べて、ビジネスの世界は、甘いのかも。

・小ささで勝負する。小さいことが、弱者の強み。

・「中程度かく乱仮説」 安定した環境よりも、変化があるほうが、多くの弱者にチャンスがある。

・強者の植物が生えない土地(栄養が無く、乾燥した土地)こそ、弱者である雑草のチャンス。
○「ここ、きついよな~(稼ぎづらそう、要求厳しそう)」と思われる領域こそ、弱者にとって、チャンスがあるのかも。どうやって、そこで稼ぎ、続けていくかに知恵を絞る必要はあるけど。

・「戦わないこと」を選択。
・小さいことも、有効な戦略。中程度だと生き残るのが難しい。
○これは、特に研修業界だとそうかもな~。

・強者と組む。
○組んでくれる強者の役に立つために、小さな弱者は何をすべきか。

・ランチェスター系では、自社のみでNo.1をとることを目指すので、他社との連携という観点について欠けているのでは。

・成長戦略と生存戦略。
・凡人のための戦略が、竹田ランチェスター。
・No.1にならないと、生き残れない。

・ビジネスエコシステム
・ランチェスターでは競争が強調されるが、共存、共栄も、ビジネスでは重要。
・共創と共進化が鍵。伝統的な競争戦略では、複雑な現代経済を説明できない。

・共進化 Co-Evolution 軍拡競争のような現象。双方向的な進化関係。

・3rdパーティーは、外部開発者。1stパーティーは開発元。顧客、利用者は、2ndパーティー。

・エコシステムを利用する3rdパーティー側は、いち早く有効なエコシステムを選択し、そこで生き成長する。
○これ、ほんと弱者としてそうだろうし、さらっと書かれてるけど、運も関係してきて、なかなか難しい所だろうな~。

・ドラッカーのニッチ戦略。

・軍事の場合は、強い、大きい、多い方が勝つ。
・自然界の場合、大きいこと(大量の餌が必要、目立つ)が、弱点になりえる。

・ランチェスター戦略は、市場リーダーシップ戦略と、ニッチ戦略から構成される競争戦略論のフロンティアである。

・ニッチは、隙間ではなく、生態的地位。
・ニッチ戦略は、目立たない。そのため、誰もこれに挑戦しようとしない(非競争戦略)

・競争戦略(戦い、勝つ)と生存戦略。
・一つのニッチをとったら、次のニッチを取りに行く。

・ニッチ戦略=非競争の生存戦略
・小市場を、1位ではなく、独占する。競争が無く、目立たない。名よりも実を取り、贅沢に暮らす。

・独占するまでは、競争が激しい。
・敵がいない市場を探す。
○ここだろうな~。そういう市場を見つけることこそが、戦略かもな~。

・生態学と経営学
・天敵がいない空間が重要。

参考:竹花先生のFB記事

https://www.facebook.com/toshiaki.takehana.1/posts/pfbid0Db2Ygu6mNiYAaUcTufdg6vJkCpmWZZzsiugrCVwCWHDCpTPgQ4KMu322uSf12MBsl

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40年も売れ続けるベストセラー「ランチェスター弱者必勝の戦略」セミナー

●竹田先生の講義

・孫氏の兵法は、強者の戦略

・豊臣秀吉は、包囲戦で勝っている。敵味方共に、戦死者が少ない。

・経営効率:経常利益/粗利益=5%~12%(中小企業の場合)

・ランチェスター「法則」を、経営にあてはめると「戦略」になる。

・自分を例外にして考える。例外は起きない。

・一人当たり年間純利益(税引後利益、当期純利益)55.3万円。
・コンビニは、7.7万円。経営コンサルは、77万円。
・信越化学は、1位を3つ持っている(3000万)ディスコ 世界一の技術(3200万)ワークマン(6000万)
・1位を持っていると、業績が良い。

・業績を良くしたければ、1位になる。
・「良い会社」は、1位を持っている。
・「何で1位になるか」を、夢に見るほど考える。

・ランチェスター法則は、2行しかないので、飽きる。
・墓参りに行く度に、気持ちが盛り上がり、続けたくなる。飽きないためにも、墓参りに行く。イギリスのクリスマスを味わうために、12月に行く。
・10年に1回しか、独創性ある考え方は出ない。

○俺にとっては「学び上手」が、飽きずに続けられるテーマなんだろうな~。学び上手が「組織内の新人と先輩」「地域のミニ起業家」「研修の評価者」と変わっても、本質は一緒。

・商品で負けてるものは、さっさとやめる。

・いくつも手を出さない(ダイエーは90以上の業種に手を出した)
・経営とは、1位づくり。

・商品が、社長の性格に合っているか。祖父の影響を受けている社長もいる。

・嫌われる職業(信用調査)をしていたから、勉強になった。
○俺の「訪問販売」も嫌われる仕事だったからこそ、勉強になったんだろうな~。

・社長が働け!それが低下した国力をあげるために必要。
・1位をつくるためには、経営戦略の勉強が必要。

・経験1 教材を使った学習3~5割 
・皆、勉強してないから、良い教材を見つけて、休日の7割勉強すれば、実力が上がる。休日の7割を戦略研究日に投入すべし。

・逆をいけばよい。

・一人当たり年間粗利益 経営コンサル 898万円

・粗利益をいかに多くして、経費をいかに減らすか。
○顧客管理の重要性。

・粗利益を作ることにつながるような活動を行う。

参考:伊佐さんのブログ記事

ぜひ「あの社長」に見て欲しい!?◆動画あり◆先日(8/2)のセミナーで、最新(2025年度)版の「利益表」を解説する竹田先生 : 伊佐@ランチェスター経営、一言(多い?)ブログ

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●質疑応答

・自分が好きなものは伸びる。
・知識を中心として形が無い商品は、「紹介」が重要。

・看板屋は、お客様の業種について勉強するべき。
・お客様から歓迎される営業になる。

・商品自体はニッチなので1位になれそう。
・であれば、経営内容の良い業種に行ったら、売れる。(客層を変える)

・粗利益を作ってない人をどうすれば。
・粗利益を作る業務に回していく。

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○夏休みに、竹花先生、竹田先生の講義を聞くと、身が引き締まる。ほんと、ありがたいこと。

投稿者:関根雅泰

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