
○「TDRp」と「ISO」に基づく測定に関するセッション
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25年5月18日(日)
9:30 AM – 10:30 AM ET
TDRP and the New ISO Standard for L&D Measurement
Location: Room 145, Level 1
David Vance – Manage Learning

・Dave led the creation of ISO 30437 Learning and Development Metrics
・日曜朝に、測定というテーマのセッションに来てくれてありがとう。
・Economist 経済学者である自分が、企業内大学を立ち上げることになった。
・TDRp:Talent Development Reporting Principles
・2010年~2011年、PhillipsやBrinkerhoffら30名が集まり、標準の枠組みを作ることになった。
○こうやって「標準化」したり、他が従うべき「ゲームのルール」を作ったりするのが、やっぱりアメリカは上手いよな~。
・TDRp Framework


・19~52の指標を、組織の規模やレポートの目的によって使い分ける。


・Effectiveness Metrics(効果指標)としてのレベル3の測定

・ROIを出したいなら、Kirkpatrickではなく、Phillipsのアプローチを使う必要がある。

・まとめ

・この標準化された方法を使ってほしい。
○去年買った書籍『Measurement Demystified』の著者だった。帰ったら読んでみよう。
参考:
●ROI Instituteのレポート
https://roiinstitute.net/wp-content/uploads/2019/01/Click-5-intro-to-TDRp-052118-1.pdf
●Dave Vanceのレポート
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/9781118911143.app01
●AI(Perplexity)に作ってもらった説明文
TDRp(Talent Development Reporting Principles)についてワード1枚程度でまとめた文章を作成しました。ご自由にご活用ください。
TDRp(Talent Development Reporting Principles)概要
TDRp(タレント開発報告指針)は、人材開発や人材マネジメントの成果を定量的に評価・報告し、経営戦略と連動させるための国際標準フレームワークです。財務会計のGAAPのように、人的資本管理における共通言語として設計されており、企業の人的資本価値の可視化と戦略的活用を支援します。
目的
人的資本の価値を明確にし、経営層の意思決定を支援
人材開発施策と経営目標の整合性を高める
標準化された指標で組織全体のパフォーマンスを管理
主な構成
- 8つの報告原則
透明性・正確性・実行可能性を担保するための指針。偏りのないデータ収集、適切な頻度での報告、施策の効果測定などを含みます。 - 3つのステートメント
Outcome(成果):ビジネス成果や組織目標への貢献度(例:業績向上、離職率低下)
Effectiveness(効果性):施策の質や学習効果(例:研修満足度、習得度)
Efficiency(効率性):リソース投入の効率(例:研修コスト、実施回数)
- 3種類のレポート
経営層・現場責任者・人事部門それぞれに適した報告書を作成し、情報の透明性と活用を促進します。
適用範囲
L&D(学習・人材開発)を中心に、採用、パフォーマンス管理、リーダーシップ開発、報酬管理など広範囲のHR領域に適用可能です。
導入メリット
人的資本の価値を定量的に把握しやすくなる
施策の効果検証と改善が促進される
グローバル基準での比較・分析が可能になる
まとめ
TDRpは、人的資本経営の推進に不可欠な報告・評価基準として注目されています。経営戦略と人材開発をつなぐ共通言語として、組織の持続的成長を支える重要なツールです。
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