ランチェスター経営「竹花先生の講義」に参加しました。

社長の勉強

ランチェスター経営「竹花先生の講義」に参加しました。

ラーンウェル代表の関根です。

2022年12月29日(木)16時~17時30分、ランチェスター経営 伊佐さんからの紹介で、竹花先生への質疑応答の場を頂きました。差しさわり無いと思われる範囲で、記録に残しておきます。(上の写真は、伊佐さん)

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まずは、事前学習として、竹花先生の講演動画を拝聴しました。

●竹花先生の講演

https://yaokikai.com/takehana.html

2019年5月18日の講演

・2019年 2年連続減益減収 戦略的に

・管理会計 自社に必要なことだけ載せる PLとBS 一人当たり 
・業界との比較が重要

・倒産する会社は、数字に弱い。

・ランチェスター8つの戦略
・うちの会社は、ランチェスターに合ってた。

・不況になると、ゼロサム。1位しか生き残れない。
・リーマンショック後、売上2倍。

・ソフトしか売ってない。
・各ハードメーカーに入り込めた。シェアNo1。

・2010年 民主党になって、電子黒板への支援が減った。
・競合が撤退。自社しか残らなかった。

・負け犬 弱い商品を捨てないと、強い商品を作れない 

・サポート業務は、顧客維持の観点で重要。

・第一法則 戦力=武器×兵数
 第二法則 戦力=武器×兵数×兵数

・第一法則では、武器が重要。5×5=25が最大
 第二法則では、兵数が重要。3×7×7=147が最大

・武器効率が圧倒的であれば、勝てる。

・弱者の戦略こそが、上位概念であり、ランチェスターの第一法則が下位概念。
・自然界にも、弱者の戦略がある。それは、ランチェスターの法則ではない。

・大企業にくっつく。営業をやってない。
・自社の武器効率のみ高める。
・「コバンザメ」 ランチェスターには書いてない。
・イソギンチャクとクマノミ「共生」戦略

・自然界の弱者の戦略

・競争戦略(勝つため)
・生存戦略(負けない)

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2019年12月8日の講演

・八起会 不倒会

・年間7万社が廃業 倒産は減っているが、廃業が増えている。
・経営者の平均年齢は、66歳。

・倒産(Hard landing)は悲劇。廃業(Soft landing)は悲劇ではない。
・「少しでも早く会社を閉じるべきだった」
・廃業は、撤退戦。

・2代目に、別の会社を作らせて、その後、会社を継がせる方法もある。
・外国人による継承。

・起業よりも、廃業の方が手間がかかる。

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そのうえで、伊佐さんに、竹花先生に訊きたい点をメールで送ります。

●伊佐さんへ、関根からのメール

竹花先生の講演動画を拝見しました。

・ランチェスター戦略では触れられてない「弱者の戦略」(コバンザメ戦略、共生戦略)
・弱者の戦略が上位概念、ランチェスターが下位概念。
・第一法則では、武器効率を高めるべき 
といったお話が非常に興味深く、そのあたりについて、少し掘り下げてお話を聞けたら嬉しいです。

本日はどうぞよろしくお願いします。 せきね

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当日、Zoomでの質疑応答の場です。まずは、参加者の自己紹介「経営を学ぶようになったきっかけ・インフレの影響」等を話します。

その後、竹花先生の講義が始まりました。

12月29日(木)16時45分~17時30分

●竹花先生の講義

・ラ第一法則=弱者の戦略 ラ第二法則=強者の戦略 と言われている。

・ランは、軍事戦略。
・経営は、軍事だけでなく、スポーツや自然からも学べるのでは。

・メタ=上位 
・弱者の戦略は上にある。軍事、自然に学ぶ。
・ランで、奇襲戦法は関係ない。

・ラン第二は、飛び道具の戦い。ゲリラ戦。ラン第一は、剣の戦い。
・隠れて打つから、ベトナム軍は勝った。
・見えている所から打つ場合、人数が多い方が勝つ。

・自然に学ぶ。ネズミは逃げたら勝ち。穴の中で最強の生物。
・高山植物 場所を変える
・クニマス 湖の一番深い所、動きが遅い

・大陸=多敵、小型
 島=無敵、大型 天敵がいない
・都心部における企業(小型・専門)
 地方における企業(大型)

・強者の戦略は、必要ない。なくても勝てる。
・頭を使うのが戦略の第一歩。

・量の二乗との関係は?
・目視できる環境で。
・銃で撃ちあう 二乗がかかる二次法則
 二次法則にならない銃での戦い。

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●関根からの質問

 インフレ下で、値上げをしていきたい企業にしたら、
  値上げを許してくれるお客様(穴、島、湖)を選ぶ?
  ゲリラ戦で、競合に見えないように、値上げする?

●竹花先生

・値上げするには、差別化と独自化しかない
・他社にないものをもっているかどうか。
・お客様に気に入られることが大事。

・他社にないサービス。
・お客さんを断れる会社。
・そのため、お客さんが減るかも。絞り込んだら減る。

・同じようなライバルがいる。
・ランチェスターを、ちゃんとやることが、差別化と独自化につながる。

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●青木さん(社長向けの営業道場を主宰)
・ランチェスターをエネルギーの法則としてとらえている。
・戦いの場の選び方。

・直接お客様と接する。
・自分より上の釣り人がいる場所にいかない。
・大変さの裏にある安全。楽の裏にあるリスク。
・ライバルが嫌がるところに行くと、ライバルとの闘いが減る。
・皆が来ないところがチャンス。

・他の社長が見たらできないことをやっている。
・厳しいから逃げていく。環境と自分の戦いの2回戦で済む。
・面倒くさい、手間がかかる。例)マグネシウム 発火するからやりたがらない。
・ハンドルが自分にどのくらいあるのか。

・ライバルと戦って、次にお客様だと大変。
・弱者は長期戦にならないよう。

・同じ場で戦うか、戦う場を変えるのか。
・それは、考え続けないと無理。

・鳥の羽の話。20年、25年かかった。竹田先生ですら時間がかかった。

●青木さん
・自分にコントロールできないことは考えない。
・インフレ下で、本当の力が試されている。
・自力率、他力率が何%か。
・大変の裏は安全。楽な裏はリスク。
・自力が8割、他力が2割を目指す。
・紹介だけで売っている人は悲惨。

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●竹花先生

・ラン1で、武器効率を重視するのは、簡単な数学の法則。

・二乗法則=3×7²=147
      5×5²=125

・第一法則 5×5=25 3×7=21

・竹田先生は、実は商品力が強いのでは。

・コバンザメ商法 大型スーパーの隣に出る野菜屋。

・大きな会社と組むことで、経営がうまくいく。
・イソギンチャクとクマノミ。他社さんと組むことで上手くいく。

・ランでは、自社努力を強調。他社との協業による差別化の話は殆ど出ない。

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●青木さん
・一行でもインスピレーションがあればよい。
・何回も繰り返し聞いている内に、インスピが来る。しつこいくらい聞いてて、ある日ぴかっと来る。
・誰も考えつかない良いアイデアが出る。
・考えつかないことを考えないといけない。

ここで、青木さんが勧められていた竹田先生のCD『ランチェスター法則、完全理解の条件』を、私も購入することにしました。

●竹花先生
・写経をする。
・「創造する経営者」「イノベーションと企業家精神」ドラッカーを勧められた。

・経営戦略 A4 2枚にまとめている。
・ドラッカー本には、ランチェスター的な考え方が出てくる。
・竹田先生は、ドラッカーを参考にしている。

・学習の法則:学習回数をどう増やすか。
・聞くより、読む方が早い。
・写経自体に効果がある。

○竹花先生、青木さんを始め、ランチェスター経営の代理店さん達には、凄い人が多い!

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●竹花先生へ、関根からのメール

竹花先生、今日はありがとうございました!

・弱者の戦略を、自然と軍事から学ぶ。

・強者になったら、正直、戦略はいらない。

・武器効率を上げる(5×5=25)ことが一番効果的だが、それでも大した差はない(3×7=21)

・目視されない環境(穴、島、湖の底)で戦うと、第二法則のゲリラ戦(弱者の戦略)となる。

非常に勉強になりました!今後ともご指導の程よろしくお願いします。

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竹花先生からは、ランチェスター第三の法則に関する情報も頂きました。ありがとうございます!

https://www.yaokikai.com/law3/index.html?fbclid=IwAR1bjeaQAnUpEIzfgBxSIEuu24VM7Xocf58tlTF9kmuJJaF3HrZXa7lwsdQ

>数において劣る側(弱者)は、この逆を行うべきである。すなわち、第三法則を選択する。
>・弱者(第三法則)は、射程距離外に離れて戦え。
>・弱者(第三法則)は、狙い撃たれるな。(ゲリラのように、隠れて戦え)

>第一に、インターネットの世界は、第三法則と同じ理由で、弱者優位な面がある。
>第二に、インターネットという無人兵器は、弱者に低コストで強者のような「武器」を提供する。

>「弱者の戦略」の本質は、「強者の立場で戦う」ための戦略である。

>自社の規模に合わせた市場に絞込むことで、「一点集中し、狙い撃ち」する。
>これが、ビジネスにおける「第二法則的な戦い方」となる。

>「弱者は第二法則を応用し、一点集中して狙い撃ちすべきだ」という強固な結論に至った。

○この竹花先生の論文は凄い!先人(田岡先生、一倉先生)の間違いをきちんと指摘し、新たな可能性を示されている。それもこれも、経営実践されながら、考え続けてきたからなんだろうな~。

○弊社で言うなら、
 ・なるべく目立たないよう(お客様との直接営業のみ)
 ・自社が強い(専門分野。蓄積がある。競合が少ない)場所で戦うってことかな。

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竹花先生から、さらに学びたいので、1月の勉強会に参加することにしました。楽しみです!

https://isakigyou.livedoor.blog/archives/2182283.html

(企画の伊佐さんが、なんと拙著「教え上手になる」までご紹介下さっています。恐縮です。)

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今回も色々考える機会となりました。どうもありがとうございました!

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●参考:


竹花先生が、23年9月13日に「不倒会」で行ったセミナー「ランチェスター法則とランチェスター戦略」の動画を頂戴しました。(竹花先生、ご厚意に感謝します。)

ランチェスター法則とランチェスター戦略(2023/09/13 不倒会) (youtube.com)

以下、許可を得て、学びになった点を、記録に残しておきます。

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・一点集中して効果が出るのは、第二法則。

・弱者は、戦場を限定し「局所的強者」として戦う。その状態で、第二法則的「狙い撃ち」を行う。

・小さな弱者は、小さな市場に狙いを定める。

・大きな強者は、小さな市場では補給が足りなくなる。(入ってくる実入りが少ないため)

・第二法則の「狙い撃ち」ができるのは、敵が視界に入る「局地戦」においてである。

・第三法則は、飛び道具を使いながらも、狙い撃ちできない場合に当てはまる。

・インターネットは、第三、第四、第五法則が適用される世界。

・「隠れて(自分は狙い打たれない)狙い打つ(第二法則の集中)」のが、最強の弱者によるゲリラ戦略。

・弱者は「敵に勝る戦力を一点に集中し、狙い撃ち」することで、「第二法則を利用して、圧倒的に勝つ」ことができる。

・生存できる収益があり、かつNo.1になれる市場。そこが「自社に最適な市場」である。

・その市場で、「隠れて、狙い打て!」ゲリラ戦こそ、最強の弱者の戦略。

・「弱者の戦略」は、知恵、個性、特色で、独自化を目指す。

・小さな差別化を積み重ねていくと、独自化していく。

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竹花先生、ありがとうございます!

投稿者:関根雅泰

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