最近読んだ経済関連本。
○先はどうなるか分からない。
 目線は高く、足元は固く。
 小さく、柔軟に、やっていこう。

(・要約 ○関根の独り言)
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『社長の経済学』 山口義行 2014年
・中小企業の社長たちも「経営」だけでなく「経済」を語るべき。
・消費税は赤字でも払わなければならない
・政府に声をあげないため、中小企業経営者に負担が押し付けられる。
・アベノミクスは、トリクルダウン理論信奉。
 これが起こらなければ格差の拡大。
・分業による分断ではなく、一気通貫、脱下請け、
 がデフレ脱却へのカギ。
・成熟市場の中で、顧客を創造していくことは、手間暇がかかる。
 こういうこまめな顧客対応は、中小企業の得意とするところ。
 大企業では小回りがきかない。中小企業だからこその市場創造が可能。
・社長たちの生きざまの源流に流れているのは「自分が仕掛けることで、
 世の中がどう反応するか、自分の確信を実証したい」という一種の欲望。
○これは確かにあるかも。
・技術という資産がある日本企業は、それを現地企業に指導、提供する。
○ここに何かあるかも。「教える」という行為によるチャンス。
・TPPはアメリカにとってのメリット。
 ISD条項の運用化では、日本の政策的自立性も奪われる。
・中国が成長したことの証として「人民元の地域通貨化」が進む。
○この人の話、分かりやすくて面白いなー。
 もっと経済、政治について勉強しよう。
(この先生主宰の中小企業ネットワーク「スモールサン」に入会。
 http://www.smallsun.jp/ )
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『人口減少社会という希望:コミュニティ経済の生成と地球倫理』 広井良典 2013年
・江戸時代後半の人口は3000万人強でほぼ安定していたが、明治維新以降、
 急激に人口増加が起こった。
・ヨーロッパは、持続可能な福祉国家と呼べるような成熟社会を志向。
○ヨーロッパ、見てみたいな。まずは、パートナーリサーチャーのいる
 フランスから行ってみようかな。
・現在は、人類史の中での「第3の定常期」への移行
・対人サービスは、本来的にローカルであり「地域で循環する」という性格をもつ。
・子どもと高齢者は「地域密着人口」と呼べる。今後はこの人口が増える。
 地域、ローカル経済が今後存在感を増す。
・神社(8万1千)お寺(8万6千)ローカルコミュニティの中心としての鎮守の森。
・祭りが活発な地域には、若者がとどまったり、戻ったりする。
・3大政党+緑
 1)保守主義 2)自由主義 3)社会民主主義 4)環境保全
・15歳~30歳 後期こども世代への支援が空白。
・環境や自然と一体になった健康政策。
○ときがわ町ならできるかも。自転車、ウォーキング、里山、温泉・・・
・ヨーロッパ 歩いてゆっくり過ごせる街から生まれる「コミュニティ感覚」
・古事記で描かれた物語、神話の大部分は中国起源のもの。
・古事記をめぐる三層構造:縄文的、弥生的、律令的国家
・近代科学は、自然支配、要素還元主義によって特徴づけられる。
・「地域への着陸」時代たる人口減少社会は、死、老い、病といったものを、
 ゆるやかに地域コミュニティの中に戻していく時代。
・二宮尊徳は、神、仏、儒の調和を意識的に追求した。
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『資本主義の終焉と歴史の危機』 水野和夫 2014年
・資本主義は「中心」と「周辺」から構成され、「周辺」つまりフロンティアを
 広げることによって「中心」が利潤率を高め資本の自己増殖を推進していくシステム
・利潤率が極端に低いということは、資本主義が機能していない兆候。
・先進各国で超低金利の状態が続いている現代は「21世紀の利子率革命」
・利潤率の低下が始まったのは、1974年。
・アメリカの「電子 金融空間」の元年は、1971年。
 終わりは、2008年のリーマンショック。
・グローバリゼーションは、中間層を没落させる。
 それは、民主主義の破壊につながる。
・中国の一人当たりGDPが、日米に追いつく2030年時点で21世紀の「価格革命」も収束。
・資本主義の限界に最も早く突き当たった日本は、新しいシステムを生み出す
 ポテンシャルをもつ。
・1995年以降は、いくらマネーを増やしても物価上昇にはつながらない。
・アベノミクスの積極財政政策は、過剰な資本ストックを一層過剰にする。
・アベノミクス(インフレ目標、公共投資、法人税減税、規制緩和)は、
 近代システム(成長)の維持強化が目的。
・資本主義の強欲と過剰にブレーキをかけることに専念。
・英米「資本」帝国と独仏「領土」帝国。
・「蒐集」は、西欧の歴史において最も重要な概念。
 資本主義は「蒐集」に最も適したシステム。
・資本主義の本質は、富やマネーを「周辺」から「蒐集」し「中心」に集中させること
・既に「周辺」が存在しない世界では、永続的な資本主義は不可能。
・「より早く、より遠くへ、より合理的に」から
 「よりゆっくり、より近くへ、よりあいまいに」
○ローカル、地域経済、コミュニティ・・・あたりに、ヒントがあるかも。
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『だれかを犠牲にする経済は、もういらない』 原丈人、金児昭 2010年
・会社がお金を儲けて、その利益を使って何らかの形で社会貢献する
 それを「公益資本主義」と呼ぶ。
・元手を使って利益が増えることこそ、会社経営の最大の目的。
・日本は公益資本主義を理解できる
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投稿者:関根雅泰

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