「これからの新人教育の話をしよう」に参加してきました。

1.新入社員の育成に関して

2012年6月4日(月)18時30分~21時30分 @ 八丁堀
MALL:経営学習研究所 http://mallweb.jp/ のキックオフイベント
「これからの新人教育の話をしよう」に参加してきました。

(・講演内容 ○関根の独り言)
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■第一部「これからの新人教育を語ろう」
●中原先生によるイントロダクション
・MALLを通じて、ラボ活動を一緒にしましょう!
・新人教育の最近の動き:コスト削減、短期化、
 前倒し化(内定者教育)、内製化。
・人材育成に王道はないが、各社の事例にヒントはあるはず。
・新人を通したOD(組織開発)とイノベーション創発
・イノベーションの壁:過剰適応と社内のしがらみ
  新人はフレッシュでしがらみが無いから何とかなるのでは。
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●「4年目社員が教える新人研修」:新人による組織開発
   電源開発(株)石井達也氏
・2004年から民営化 新人は毎年80名採用
・採用抑制によって、職場内年齢構成がゆがみ(ワイングラス)
 コミュニケーションチェーンが断絶。
・若手曰く「10歳離れると話しづらい」
・人を知らない、他の仕事を知らない社員が増えた
・タテヨコプロジェクト:新人研修空白の1日を4年目社員が企画。
 2年目研修の事後課題として。1年間の準備期間。
○これいいなー。研修の事後課題としての1年間のプロジェクト。
・課題は大きいものを与える。意外にできるもの。
・現場上司の抵抗に際しては、直接電話で協力を依頼した。
 2回目からは抵抗がなくなった。
○これは毎年語り継がれる恒例イベントになりそう。
 物語。若手社員の登竜門。
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●「新人だけが配属される新規事業部署!」:新人による
  イノベーション創発
   (株)内田洋行 村浩二氏
・2001年「次世代ソリューション開発センター」で、新卒のみ48名
 の組織を作った。
・社長からは「第二の会社を作れ、社内と絶縁せよ」と指示。
・村氏1人。あえてマネジメントさせない意図。ぐちゃぐちゃ。
・鎖国状態。
・「新人に教えるな!」という指示。「教えないと言う教え」
 マネジャーは、方向性は示し、邪魔しない。
○この村氏がすごい。社長のバックアップがあったとは言え、
 かなりつらかったと思う。
 俺も新卒のみのチームを預かった時があったけど、きつかった。
・しがらみの無い新人は、今までとは全く違う外部と接点を持ち、
 つながっていくようになった。その結果いくつかが製品化。
・パートナー作り、新しいアイデア、
 外部からの内田洋行のイメージが変わってきた。
・功と罪
・オペレーション志向の新卒が多かった。イノベーション志向の職場
 適材適所はあると思う
・ストレス耐性の高さが重要
・初期新卒は教えてもらえない不満はあったが、
 自分で動ける強さがあった。
・2011年から事業開発センターと変わった。
○新卒のみの組織で育った新人が、他の現場に配属されたときに、
 どんな葛藤があったのだろう。本人や受入側に。
「とがった新人を受け入れられなきゃ、内田洋行じゃない」といった
 考えを、先輩社員たちがもっていたのかな。
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(以下は配布された「Works」の記事から)
・社内のおじさん達には絶対近づくな(向井社長)
・分からないことばかりでも社内に相談できる人はいない。
 外に出るしかなかった。(新卒)
・考える尖兵となった若手
・スクラップ&ビルドでは時間がかかる。ビルド&ワープ。
 とにかく新しいものを作り、いざ形になったらそっちに移る。
・優秀なデザイナーが加われば、今の技術を変えることができる。
○これは面白いなー。デザイナーによる可能性の広がり。
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●中原先生によるラップアップ
・つながり ソーシャルキャピタル
・新人教育=組織社会化:新人をそめる という考えが多い。
 新人との相互作用に着目した事例と考えられる。
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■第二部「モールと一緒に面白いことをしよう!」
(長岡先生曰く、イベントが終わった後の対話の場が重要。
 そこで、第二部として飲みながら話せる場を設置)
会場を地下1階に移し、ビールを飲みながら、理事達のプレゼンを
聞くギャラリートークが始まりました。
熱い人達が熱く語りあっていたせいか、会場は熱気ムンムンでした。
ビールや軽食を配ってくれる学生さん達(ゴミ処理までしてくれる)
の対応が素晴らしかったです。
最後のあいさつでの田中潤さんの言葉が印象に残りました。
「大学生を、新入社員教育が、変にしているのでは」
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○新人教育に関わる一人として。
新人に対して、
自信をもって教える部分「これは大事だから」と言えるところと、
彼らの良さを伸ばすために、邪魔しない(古い価値観で)こと。
その両方が必要なのかも。
少しの先輩として、ある程度自信をもって伝えてあげられることも
必要では。それが無いと、新人も戸惑い、不安に感じるだろう。
(もちろん、教える側も戸惑い、不安を感じつつ、
  前に進んでいるだけだけど)
正解、未来は誰にも分からない中「俺はこう思う」という強さも必要。
押しつけることはせずに。
自信をもって教える部分(本人としては、それが大事、本質だ
と思っていること)が、仮に間違っていたり、古いと言われても、
そう信じていた「おじさんがいた」ぐらいでも構わない。
そのぐらい強く信じていないと、研修の場で、
参加者にメッセージを発することはできないのかも。
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色々考えさせられた刺激的な会でした。
企画をして下さったMALLの皆さん、ありがとうございました。

投稿者:関根雅泰

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