【木曜日26-12】脳本

木曜日

○読書会議の課題本+α(2冊)

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『運動脳』A.ハンセン(2018・2022)

○林博之さんお薦めの本。

・人間の身体は、動くためにできている。

・運動によって、脳は物理的に変えられる。

・ストレスによる疾患の治療と予防には、運動が目覚ましい効果をもたらすことが、研究によって立証されている。

・運動が、ストレスに対して、過剰に反応しないように、身体をしつけるのである(ストレス物質コルチゾールの分泌量をコントロールする)

・週に2回以上運動をしている人は、ストレスや不安とほぼ無縁。

・身体を動かすことで「心拍数や血圧が上がっても、それは不安やパニックの前触れではなく、よい気分をもたらしてくれるものだ(GABA作動ニューロンによる穏やかな気もち)」と、運動が、脳に教え込むのである。

・ランニングやスイミングなどの有酸素運動。
・週に2~3回は、心拍数が大幅に増えるような運動をしよう。

・なぜ脳は、あなたに食事や人との交流、運動、性行為をさせたがるのか。そういった行動が生存確率を上げ、遺伝子を次の世代への手渡すことになるからだ。

・集中物質ドーパミンの分泌量を増やすには、身体を動かすこと。

・自制心は、高次の思考によって、衝動を抑え込む働き。

・5分ほど身体を活発に動かすだけでも、子供の集中力が改善され、ADHDの症状も緩和される。
・ADHDは、いわば「探検家の遺伝子」である。

・運動は朝にしよう。集中力が午前中から昼間に持続する。

・運動には、抗うつ剤と同じ効果がある。薬よりも強力というべき。
・運動で、セロトニン(鎮静作用)ノルアドレナリン(やる気や注意深さ)ドーパミン(意欲、活力、集中力)を増やせる。

・脳内最強物質「BDNF」を増やすのが、運動である。
・BDNFを増やせる活動は、有酸素運動だ。肝心なのは、心拍数を増やすこと。

・運動を定期的に行った人は、幸福感が増すうえ、わずかだが性格も変わることが分かっている。皮肉っぽい気質や神経質な性格の人が少ない。

・身体を動かすと、血流が増える。脳にたくさん血液が流れこむことで、記憶力も上がる。
・運動をすると、脳が新しいものを学ぶための土台ができるということ。

・脳トレは、認知能力を高めない。運動は、あらゆる認知機能を強化する。

・創造性を高めるために、運動している。(例:村上春樹)
・新しいアイデアをひらめく力は、身体を動かすことによって強化される。
・2~30分走る。走り終えてから、創造の力が高まる。その効果は2時間程。

○山歩きした後、アイデアが降りてくるのも、こういう事なのかも。
 「ゼロフィールド」につながるためには、心拍数が上がるぐらいの運動が必要なのかも。

参考:

・学童期や思春期の生徒が、運動をすると、学習能力が向上することは、科学がはっきりと証明している。
・たった4分の運動を一度するだけでも、集中力と注意力が改善され、10歳の子どもが気を散らすことなく、物事に取り組めることも立証された。

・学力を上げるのは、心拍数だった(1分間で、150前後まで上げる)
・立って作業をすると、脳が効率よく働く。

○子どもたちが、学校まで、30分かけて歩いているのは、その後の授業を受ける準備として、良いことだったのかも。(バス通学になってしまった子たちは、逆にこの恩恵を受けられていない)

・よく動いて、カロリーをきちんと消費する人は、加齢による前頭葉の萎縮の進行が遅くなる。
・毎日、意識的に歩くと、認知症の発症率を、40%減らせる。認知症の一番の薬は「歩くこと」なのだ。

・ウォーキングか軽いジョギングを、30分ずつ週に5回行うのが望ましい。

○1時間の山歩き(約5㎞)と、35分の水泳(1.2㎞)を、週5回やってるから、OKかな。

・日常の範囲で、身体を動かすことが、病気を寄せ付けない秘訣。

・移動する生物だけに脳がある。植物は移動しないため、脳は無い。
・脳の最も大切な仕事は「移動」
・身体を動かさなければ、そのためにできている脳も機能できない。

参考:移動本

・狩猟生活時代、1万歩以上あるいていたのが、現在は6000~7000歩だ。

・現代人を悩ませる「あらゆる心身の不調」は、身体を動かさなくなったことが原因だと考えていい。

・「人間には歩くことが何よりの妙薬となる」医学の父 ヒポクラテス

参考:歩く

・本書では、科学が立証した事実のみ伝えることを心掛けた。

○この本に出会えた良かった~。運動を続けよう!

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『スマホ脳』A.ハンセン(2020)

・人間の脳は、デジタル社会に適応していない。

・脳は「今、どうすればいい?」という問いに応えようとしている。

・強いストレスにさらされると「闘争か逃走か」という選択しかなくなり、緻密なプレーをする余裕は無くなる。

・新しいことを学ぶと、脳はドーパミンを放出する。ドーパミンのお陰で、人間はもっと詳しく学びたいと思うのだ。

・S.ジョブズの10代の子どもたちは、ipadを使ってよい時間を厳しく制限されていた。
・B.ゲイツは、子供が14歳になるまで、スマホを持たせなかった。

・手書きメモは、PCに勝る。
・手書きの場合は、いったん情報を処理する必要があり、内容を吸収しやすくなる。

・デジタル性健忘は、別の場所に保存されているからと、脳が自分では覚えようとしない現象。
○これあるな~。俺もブログに書いてるからいいやと、忘れちゃってる。第二の脳といえば、そうかもしれないけど。

・何かを深く学ぶためには、集中と熟考の両方が求められる。

・ドーパミン注射を1日に300回も与えてくれるのが、スマホ。「こっちに集中してよ」と。

・(眠ることによる)夜ごとの巡回清掃は、脳が機能するために不可欠。
・人間が眠るもっとも重要な理由は、短期記憶から長期記憶への移動が、夜に行われるからだろう。

・入眠は、周囲の存在を徐々にスイッチオフしていくことで、段階的に進行する。
・眠りにつく前に、スマホやタブレットを使うと、ブルーライト(晴れ渡った空から降ってくるもの)が脳を目覚めさせ、メラトニン(眠る時間を体内に知らせるホルモン)の分泌を2~3時間遅らせる。

・運動すれば早く眠れるようになるし、睡眠の質もよくなる。

・20億人の人が、毎日30分以上使う製品=フェイスブック
・FBが、人生の満足度を下げる。嫉妬を感じるのは、他人の経験。

・現実世界で人と会うことで、ミラーニューロンは活性化される。

・FBの元副社長のC.パリハピティヤは「SNSが人々に与えた影響を悔いている」「私たちがつくり出したのは、短絡的なドーパミンを原動力にした、永遠に続くフィードバックのループだ。それが既存の社会機能を壊してしまった」
・FBの初代CEOのS.パーカーも、同社が「人間の心の脆弱さを利用した」と明言している。

・SNSが、私たちをうつにする可能性がある。
・スクリーンの前で過ごす時間が長いほど、うつになる可能性が高かった。

・報酬を先延ばしにできる力(自制心)が無ければ、上達に時間がかかるようなことを学べなくなる。

・学校でスマホを禁止すれば、お金をかけずに、生徒間の成績格差を縮められる。

・2011年に何が起きたのか。ネットにつながるスマホが本格的に普及した。
・毎日スクリーンの前で、4時間も過ごしていると、子供や若者は、遊んだり、本当の社会的接触を持ったりする暇が無くなる。

○これほんとそうだよな~。うちもスマホは、中3まで与えないということで、3人目まで育ててきたけど、4人目は、ゲームのスイッチも欲しがるし中学の早い段階でスマホも欲しがるかも。

・脳は身体を動かすためにできている。
・すべての知的能力が、運動によって機能を向上させる。

・運動は、進化上のライフハックだ。
・進化の過程で、有酸素運動が、ストレス予防になった。

・自分で考えるのを、PCやスマホに任せてしまう。
○AIができて、どんどんそうなっていくよな~。

・良い手本になろう!子供は大人がしているようにする。

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投稿者:関根雅泰

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