
ラーンウェル代表の関根です。
2025年4月29日(昭和の日)に開講されたランチェスター経営 竹田先生のセミナー「ランチェスター法則のすごさ」を、動画で学習しました。(企画して下さった伊佐さん、ありがとうございます)
差しさわり無いと思われる範囲で、自身の学びを記録しておきます。
「ランチェスター法則のすごさ」
https://isakigyou.livedoor.blog/archives/2205933.html
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●竹田先生の講義(関根メモ)
・社長の役目は何か。
・将軍の役目を考え、それを経営に置き換える。
・将軍は、闘う相手を決める
・商品は何を中心にするか。
・商品の中心と範囲を決める。そうでないと、どんどん広がる。
・戦場の決定。範囲を決める。
・進軍をしていると、ひょろ長くなるから攻撃されると弱い。
○社長の役目:誰をお客にし(顧客)何を売り(商品)どこで(地域)誰と戦うか(競合)を決める。
・社長がすべてを決める。
・社長が、経営の勉強をして腕をあげるべき。
・にも関わらず、社長が「自分の勉強は終わったから、社員を教育してほしい」と言ってくる。
●伊佐さんのブログ
これが経営相談に来る「あるある社長」の事態か・・・まずは社長自身が経営戦略の勉強を!/竹田先生も力説
https://isakigyou.livedoor.blog/archives/2207031.html
・戦略=社長の経営術 ストラテジア(将軍の術)
・戦術=社員の仕事術 タクティコース(兵士の術)
・人と同じことをしない。人と違うことをやる。
・対立関係に無い時は、戦略という言葉を使うべきではない。例:対コロナ
・第一法則 1:1 刀、槍で戦う
・第二法則 3:1 射程距離の長い兵器で戦う 9:1の差になる
・不特定多数を相手にすると、確率的になるから、二乗になる。インターネットは射程距離が長い。
・特定少数を相手にすれば、第一法則が使える。「~専用」商品。特殊用途にすると、範囲が狭くなる。見込み客も見つけやすい。
○大企業が入ってきても割に合わない「小さな池」(特定少数)を見つける。そこに経営力を集中して、「小さな池」の中で1位を目指す。
・サッカーで、敵が11人いるのに、自チームが3人で試合をしたら、どっちが勝つか。
・一人で経営する場合は、社長の役目で戦略を決め、兵士の役目で実行する。
・本業以外に手を出すと失敗する。
・不動産業 見込み客を探すのは、土地を持っている農家さん。営業に行くのは専門の担当。
・自社の強みをどうするか。~専用。
・ランチェスター法則を勉強すると、戦略と戦術の違いが分かり、経営に役立つ。
・アメリカでは、ランチェスター法則が使われてない。
●伊佐さんのブログ
「ランチェスター法則は脱線ネタ(オマケ)だった」と、ランチェスター先生自らが記されてます
https://isakigyou.livedoor.blog/archives/2207030.html
「ランチェスター法則自体は戦略ではない」と、ランチェスター先生自らが記されてます
https://isakigyou.livedoor.blog/archives/2207024.html
・1位(占有率26.1%)になれる商品は何か?
・1位になると、下位の会社に二乗作用で、圧迫を与えられる。
・粗利益100万円-営業経費65万円ーその他経費25万円=経常利益10万円
・営業では、移動や資料作成に時間を取られ、面談時間が少ない。
・製造業では、移動、運搬、手間をいかに減らすか。
・1位が40%以上の占有率を取ると、赤字の会社が増えてくる。
・1位の会社が強くなると、弱い会社は唯我独尊の経営が出来なくなる。
・お客を作るのに直接関係するのが、1)商品 2)地域 3)客層
・BSの左側:現金、売掛金、在庫、土地建物は、会社が所有している資産
・商品、地域、客層が原因 → 資産が結果
○これ分かりやすいよな~。こういう風にBSを説明されるのは、おそらく竹田先生だけかも。
・圧倒的1位の大塚商会は、営業担当が。一人当たり1㎞四方を回っている。
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●質疑応答
・市場占有率は、お客の数で見る。
・小口分散(例:社労士)の場合は、地域、業界、業種で絞る。
・昔の強み(例:訪問営業)が失われた。
・見込み客こそが、会社の外にある財産。
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●レジュメから
・競争相手の1.3倍から1.7倍の戦術力を、競争相手に気付かれないように、コッソリと投入する。
・弱者のAランク 15.5%~26.1%
Bランク 9.2%~15.4%
Cランク 5.5%~9.1%
Dランク 3%~5.4%
番外弱者 3%未満(社長の4割)
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竹田先生、伊佐さん、参加された皆さん、ありがとうございました。
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