郷学研修所・安岡正篤記念館 ビジネス会員向け 令和5年度「古典講座(5)」に参加しました。

古典に学ぶ

ラーンウェル・ときがわカンパニー代表の関根です。

隣の嵐山町にある「郷学研修所・安岡正篤記念館」企画のビジネス会員向け「古典講座」に参加しています。2か月に1回、1年間かけて学んでいく講座です。

令和5年度は、安岡正篤・正泰先生の書籍『為政三部書に学ぶ』が課題本で、講師は、安岡定子先生と、縄文アソシエイツの古田さんです。

【木曜日23-20】安岡正篤先生本(11)
https://www.learn-well.com/blog/2023/05/yasuoka-kyougaku11.html

2024年1月16日(火)18時~20時@Zoomで、第5回講座に参加しました。私の理解の範囲で、印象に残った言葉を記録しておきます。

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●事前読書(印象に残った箇所)

「牧民忠告・上巻」地方行政に対する忠告

第一 拝命

・「修身」「自律」「省己」
・指導者は、まず己を正す自己修練が大事。

・一度でも利己心から罪を犯すようなことになればどうなるか。

・地方行政を委任できる優秀な人材を配置することが何よりも大事な人事施策。

第二 上任

・着任前の事前調査

・簡単明瞭でぴしゃっと肝腎要のツボを得た話し方。

・自分を厳しく律していくことが、一番大事な身の処し方。

第三 聴訟

・矛盾を追求していけば、真偽のほどは判明してくる。

・心を平らかにし気をやすらかに。

・よく諭して、自宅に戻らせて話合わせる。

・全て住民の苦しみは、自分の苦しみと同じように考える。

第四 御下

・精査するとは、大網を把握して本質をおさえておけばよい。
・上司を部下が信頼して欺くことが忍びないようにするのが上策。

・徳、明、威を備える。

・行政で省略することのできないのが、堤防工事である。
・一害を除き、一事を減らす。

第五 宣化

・すべての治政は、学校から出発している。

・視察が農民をつかれさせている。

・その身正しければ、令せずして行われる。

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18時00分~

●安岡定子先生による講義

・今日の内容が、一番、自身に重ねやすいのでは。

・p138 何故、自分が任命されたのか、省みる。

・儒学の考え方の根本は、修身。己にある。

・果たして、人は、己の事を分っているのか?
・そもそも、自分は、自分のことを分っているのか?
・自分が、国造り、人を育てるにふさわしいのか?

・p141 自分の欠点に気が付く
・あえて、弟子の欠点を言う。
・長所と欠点は裏腹。欠点も長所に使える。

・「本を読んでも深い読み方をしない」
・人間は、ふり返るのが、下手。

・人を育てるといいながら、自分は、きちんと育っているのか?
・自分を見つめる時間を持つのがよいのでは。

○耳に痛いことを、言ってもらえるのが、この講座のありがたさなんだろうな~。

・身分不相応な生活。
・分を弁える。

・p144 日本の江戸時代が上手くいっていた理由。地方に名君が多かった。女子教育が良かった。儒学、仏教にふれていた。

・よき人物を見つける、その人に賭けてみる。
・よき人物を見つけて、その人を、良き所に置く。

・p147 親の愛と国の行政は同じ。

・常に前を見て進まなければならないと、追われている。
・過去を見て、分析して、見習うものは見習う。

・p151 着任前に調査する。
・最終的に、見極めて判断するのは、自分。
・参考にはするけど、左右はされない。

・着任時の挨拶は、短く。

・p156 その職に見合った仕事をしているか。

・p162 四悪「偽、私、放、奢」

・親子関係が、孔子の考える人間関係のスタート。

・ご先祖様に手を合わせる機会があるか。
・目に見えないものを敬う。それを忘れないようにする。

・「感動する心」「感謝する気持ち」

・p186 心を省く 
・省くには、省みる、単純に見るといった意味がある。
・本質をとらえて、要らないものを省く。

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18時55分~

●グループ意見交換

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19時25分~

●クラス共有

○Hさん
・省く判断は、難しい。
・根本は見えないけど、大事。

○Hさん
・自分が何ができていて、何ができていないか。
・人材確保が難しい。
・ジェネレーションギャップ 

○Iさん
・言葉として残っている。学びあえる。
・伝えるまで、伝えきる。
・良い文章、良い言葉に出会う。

○Nさん
・任命を受ける
・自分の欠点にかつ 若い人に嫌なことに気づかせる 信頼関係を構築 言うことよりも、聴くこと
・組織でないといけない理由は? 祖父の代から 地域の信頼にこたえる 外注だと難しい 
・論語は、受け継いでいる人には、特にささる。

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19時40分~

●全体まとめ

○安岡定子先生

・自分を理解するのが難しい。

・古典の特徴は、理解はできるが、実行するのが難しい。
・生涯を通して、古典に親しんでいく。

・自分の変化。古典への向き合い方。
・違いに気が付くことが、大事。

・自分が何者かを突き詰めていく。

・人は、身体よりも、心・精神から老いる。
・心中に、喜神をもっておく。
・積極的、肯定的心構えが欠かせない。

・心中、感謝の気持ちを忘れない。
・陰徳を志す。人知れず良い事を積んでいく。

・自分が信じた良いことは、人知れず、継続して行っていく。

・安岡正篤先生の5つの教え

・瞑想の時間を持つ。黙って座る時間を持つ。
・学ぼうとする意欲をもって、知識を増やしていく。
・自分がどうなりたいか、志を鮮明にすること。
・私利私欲を捨てる。無私に徹する。
・感動、感謝のできる人になる。

・知識を実践で活かす、そこまでが知識。
・知識、見識、胆識

・p190信賞必罰 
・韓非子と論語 性悪説と性善説
・性悪説の荀子 怠ける心を持つので、学ぶ必要がある。礼によって。
・韓非は、法によって、人を徳ある人にしていく。

・孔子の時代は、春秋時代。
・その後、戦国時代。
・過渡期に出てきたのが、孔子。

・自分がどうあるかに立ち返る。
・古典は「こうあるべし」と読むと、押しつけがましい。
・「こういう考え方もある」と距離をおいて付き合うと良いのでは。

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○古田さん

・人材合戦が凄い
・世の中が、戦国時代に。

~20時終了

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皆さん、ありがとうございました。次回(24年3月)も楽しみにしています。

投稿者:関根雅泰

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