『研修評価の教科書』読者の声_231122

研修転移

『研修評価の教科書』読者の声_231122

ラーンウェル代表の関根です。

中原先生、島村さん、林さんとの共著『研修評価の教科書』(ダイヤモンド社 広瀬さん、小川さん編集)を読まれた読者の方から、下記メールを頂きました。嬉しかったので、許可を頂いた上で、転載します。

●Kさま

関根様

いつも大変お世話になっております。
雑談と思って、お読みください。

今日は、御著書「研修評価」をあらためて拝読し、感動しましたので、思わずメールさせていただきました。

ちょうど今、共同研究者として参加させてもらっている質的研究の分析をしているところです。

そのなかで、部署での実践につながったケース(どのような実践が行われていたかは、ひとつではなく、いくつかのパターンがあったのですが)が、研修中にどのような気づきや学びを得たかを分析していくと、有用度・関連度・自己効力感 にぴたりと当てはまりました。(そのような内容のカテゴリーが出てきていました。)

本研究における研修の場合は、 有用度・関連度・自己効力感 を意識して企画されたものではなかったのですが、実践につながる=研修転移が起こっている例からさかのぼってみると、3つの要素が含まれていることが、私には、とても刺さりました。
*私が、この感動をうまく伝えられていない気がします・・・すみません。

今回の分析の視点が、研修の効果、いわゆる研修転移をみることではないため、ダイレクトに、研修評価の視点が・・という引用の仕方はできないと思うのですが、うまくいったケースの人たちが研修で得ていたもの(カテゴリー)として、有用度・関連度・自己効力感があるということはいえると思います。

共同研究者の先生方にも関根さんの研修転移の御著書を紹介しました!
とても興味を持たれて、早速読まれている頃だと思います。

紹介したからには・・と思い、あらためて読み直してみると、初回には気づかなかった記述がいろいろと目に飛び込んできました。やはり、書籍から何を学び取るかは、自分自身なんだと、身につまされます。

そして、関根さん達の積み上げられた知識+わかりやすく伝える力量に、感動の嵐です。
この分かりやすさと、やってみようと!思える感じ(まさに自己効力感)は、世の訳本からは得られません。やはりすごいです。

この書籍自体に、研修転移を促す工夫がつまっていますよね!!
編集会議も、苦労がありながら、関根さんたちのチームの本領が発揮されるものであったのではなかろうかと!!推察いたします。

乱文で失礼致しました。
そして、何だか当たり前のことを書いてしまっているような気もしますが・・・

師匠、今後とも、御指導をよろしくお願いいたします!

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Kさん、ありがとうございます!著者冥利につきます!

投稿者:関根雅泰

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