東大MOOC「Interactive Teaching」第2週

授業

東大MOOC「Interactive Teaching」
Week2 アクティブ・ラーニングの技法

今回も出張先のホテルで、受講することになりました。
10分ひとまとまりの動画だと見やすいですね。

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(・講義内容 ○関根の独り言)
Week2 アクティブ・ラーニングの技法
●イントロ
●Think-Pair-Share
・一人で考え、二人で共有する
・雑談にならないようにするために
○俺なら
 -考える価値がある問い
 -何をどう進めるかを明確に伝える
 -課題を提示してから歩き回る かな。
・明確な課題設定とモチベーション(学生のレベルにあったもの)
・意見交換の前に考える時間を確保するという
 議論の主体的参加を促す構造をもつ方法

●ジグソー法
・アロンソン(1996)がグループ活動支援方略として考案
 それが協調学習を支援する方略として発展
・進め方
 1)教材を分割 例:英語の長文を3つにわける
 2)各グループに課題を配布 例:英文一つを担当
 3)エキスパートグループによるワーク 
 4)新グループの再構成(他グループと混ざる)
 5)知識の共有、新たな課題解決を行う
 6)全体で共有する
 7)エキスパートグループに戻ってのふり返り
・「自分しか知らない」状況を強制的に作り出され、
 グループでそれを共有するデザイン
・一人一人に責任感を持たせる 
 意見が違うことへの許容を促す
○知識構成型に合うジグソー法を、企業内研修でいかに使うか。
  自分なりに考えてみよう。

●ポスターツアー
・「ポスター」とは、一枚の模造紙などの大きな紙に、学習内容を
 わかりやすくまとめたもの。
・進め方
 1)課題を用意
 2)ポスターを作成
 3)ツアーグループの編成
   (ポスターを作った人が、それぞれ混ざるよう)
 4)ポスターツアー(自分のポスターのところに来たら説明)
○これ面白いなー。今までやってなかった。やってみよう。
・ただ乗り(Free rider)が許されない。
・異なるトピックの時、知識を効率よく獲得することができる。
・ポスターツアーは、ジグソー法の応用
・栗田さんは、この手法が好き。
○この動画を見た翌日の研修。
 4人×4グループという理想的な人数だったので、
 早速、ポスターツアーをやってみた。
 「指導における苦労と工夫」というテーマ。ポストイットに書き出し、
 壁に貼ってもらって、4人で共有してから、ポスターツアー。
 4人を、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんと分け、
 各グループのAさん同士といった感じで組んでもらう。
 自分が共有したグループに来たら「ツアコン」として、
 共有した内容を3分間で説明してもらう。
 3分×4周り=12分~で終わった。
 ポスターツアー、いいですね!

●ピア・インストラクション
・いつごろ考案されたのか? 
・「クリッカー」で参加者の答えを見る
・E.マズール 大規模講義での議論を組み込み方法
・進め方
 1)予習教材の提示
 2)学生が予習
 3)クラスでのConcept Testを実施
    多肢選択問題から回答
 4)周囲とのディスカッション
    それぞれの選択肢の理由について説明、議論
   (わかっている人が、わかってない人に教えあう)
 5)ディスカッション後に再度回答
 6)Concept testの解説
・正答率によって、進め方を変える
  低:概念の再確認 
  中:ペア、グループで議論
  高:解説、次のトピックへ
・理系科目のような知識獲得型にフィット
 臨時TAのような役割を「できる学生」に果たしてもらう
・Concept test(多肢選択問題)の質が重要
 
・大人数で使える。知識獲得型に合う。
・理解のレベルに応じた学びがある。
 (わかっている人は教えることで学ぶ。
  わかってない人は教わることで学ぶ。)

●グループワーク こんなときどうする?
・内職する学生、一人だけしゃべる学生 
 どうしたら予防できるか。対応できるか。
○金曜日の夜、家で受講。子供達3人も一緒に見ている。
  大学での授業をイメージできていいのかも。
・評価方法に、受講姿勢を入れておくのは予防につながる。

●スキル 導入編1:空間を作る
・場所を移動すると、スポットライトの位置も変わる。
・教員も俳優と同じように、身体を使って空間を作ることができる
・教員として自己紹介の練習。
  受講生が共感する、関心を引くような。
・胸をはって、肩をおとす。あごは意識せず、目線を意識する。
・キョロキョロしないよう、誰に話をするかを意識する。
  端の二人と真ん中の人。
○自己紹介っていうより、授業テーマへの興味づけみたいな感じだな。
 自己紹介であれば「その講師はどんな人なのか?どんな経歴?」
  等「この人が教えるに足る人物であることを示す」べきかも。
・受講生に向けて歩く時は、自信をもって。
・お辞儀は、分離礼で。

●ストーリー(1)学生の議論を促すには? 本田由紀先生
・多様な学生80名に対する授業
・「購読票」キーワード、概要、ポジティブ、ネガティブな意見を 
 事前課題文献2本を読んだ上で記入。
・授業の最初に、15分でグループ(4~5人)で、購読票の内容を共有。
・マイク2本を教室に回して発言していってもらう。
 TAが発言を入力し、プロジェクターに写す。
・思いつきや声の大きい人がディスカッションを牛耳ったりしないよう
 事前に話せる内容を準備してもらう。
・マイクを持っている人が、批判的な意見を言ったら、もう1本マイクを
 持っている人が、その意見に対する答えを言う。
・授業中、マイク2本が動き回っている。
・2008年の授業からこのやり方。
・購読票に授業中のディスカッションメモを書かせ、出欠管理。
・教えているときに一番怖いのって、黙っている人、反応しない人。
・自分が学生時代寝ていたので、学生をいかに寝させないかを考えている。
 マイクがいつ回ってくるか分からないという緊張感。
・面倒くさい、うざいという学生に、教員は負けてはいけないと思う。
・なぜ、プレFDに興味をもったのか?
・教育の職業的意義が、小中高等教育では希薄。
 プレFDは、職業的意義のある教育の試み。
・大学教員は、研究者として認められて教員になる。
 ただ、大きな仕事は研究だけでなく、教育もある。
 その準備がないまま、教員になっている。
・90年代以降、大学の規模が拡大。学生も多様化
 (勉強好きな学生、そうでない学生)
・専門用語がわかっていて、頭のいい研究者に話すのと同じように、
 学生に伝えても伝わらない。
・何か揺るがしたりあおったりする役割を、大学教員には期待。
・学問のコアが、社会に出て、ギューンと役立つか。
 リアルな世界と関わらせて(レリバンス)教えてほしい。
○マイク2本が、教室中を動き回るって面白いな。
  誰に来るか、何の話をするか読めない。緊張感。偶然性。

●ストーリー(2)協調学習、高校の授業をインタラクティブに! 
  三宅なほみ先生
・基本的な学ぶ力、経験して自分で考えて分かる、そういう主体的な
 ものだと学習者を見る。
・人は学ぶ力を持っている存在であり、それを教員を支援する。
・協調学習とは、他人の経験も対話で取り入れて、
 予測の範囲をもっと広くする学び方
・協調学習とグループ学習の違いは?
 →人が本来持っている学ぶ力を意識したデザインをしているのが協調学習
・グループでの話し合わせ方:
 1)「答えを出してみたいな」と思えるような問い
 2)一人一人が知っていることが違うということを認める
   あいつの知っていることを自分のものにしたい
・協調学習のやり方の一つ:知識構成型ジグソー法
・(一方的な説明では)教えている先生が一番学んでいて、
 本来学ぶべき生徒は学んでいない。
・違う部品を与え「適当な答えを作ってね」と投げかけ、
 エキスパート活動を行う。
・各自がわかっているのは部分。その部分を持ち寄って組み合わせ、
 答えを考えさせる。
・自分の考えを他人に表明することで、自分の答えを作っていく。
・仲良しグループではない。
・このやり方は、学習内容の定着率が良い。
・埼玉県の公立の高等学校189 ほとんどの学校で協調学習をしている。
  88の学校には推進委員もいる。
・どういう学びが得意なのか、どう支援したらいい学びが起きるのか
 考えて、目の前にいる人に試してみる。
・コンテンツ、教えたい内容についての専門性を身につけることが大事。
・教える現場で人は強くなる。
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2週目も面白かったです!
「ポスターツアー」という新たな武器も得られました。
ありがとうございました。

投稿者:関根雅泰

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