ブログ記事に対するメール

企業内教育担当者向け

ブログ記事
「キレイにまとめる研修とモヤモヤ感」&「脱 研修屋 しない宣言!」
に対してメールをいくつか頂戴しましたので、ご紹介します。

(ご本人の許可を頂いて転載)
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◆総務部企画担当の方
近況報告のメール、ありがとうございました。
情報収集を大義名分に、仕事そっちのけで興味深く読ませていただきました。
特に、この2つについて。
> ●「キレイにまとめる研修」と「モヤモヤ感」
>    /blogsekine/2009/08/post_246.html
>
> ●「脱 研修屋 しない宣言!」
>    /blogsekine/2009/08/post_247.html
私見です。
以前より、外部研修に参加してもすっきりせず、
まさに「もやもや」したまま帰路につくことが多々ありました。
そのたびに、「研修って何なの?」「お金と時間の無駄だった・・・」と
感じていました。
私の外部研修への参加目的は「現在進行形で抱えている課題、
疑問点の解決法又は解決のヒントを教えてもらう」ことです。
我々ビジネスマンは研究者ではありません。
もやもやを解決するために貴重な時間を割いて研修に参加しているのであって、
もやもやしに行くわけではありません。
地方から参加するには、1回10万円を超える費用がかかっています。
(受講費・交通費・宿泊費)
思考の場を提供していただくだけであれば、
そのお金で関連書籍を買ったほうがマシです。
一応、十分に成熟したオトナですので、正しい答えがないことも、
思考することの重要性も分かっていて参加しています。
いずれが正しいということもないでしょうが、
私は関根様のスタイルを支持します。
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◆NPO法人 企業内コーチ育成協会 代表理事 正田 佐与さま
         http://c-c-a.jp/
>  このほか「モヤモヤ」に関する記事、も興味ぶかく拝見しました。
>  関西での傾向か、
>  むしろ企業内研修では、具体的な変化を起こすような研修が
>  むずかしく、「モヤモヤ」だけを残す研修が好まれるような
>  気もするのですが…、
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◆企業内研修講師の方 Fさま
> ○「キレイにまとめる研修」と「モヤモヤ感」
>  企業の中ではどちらの研修も必要なものですね。
>  弊社の例で云えば、
>   ①技術教育のシステム系やメンテナンス系は答えがハッキリしていない
>    と現場で役に立ちませんので、「キレイにまとめる研修」に属します。
>    というか、キレイにまとめスッキリさせないと研修をやった意味があり
>    ません。講師はしっかりテーチングする必要があります。
>   ②体験学習のように”気づき”を得させる研修の場合は、答えが一つと
>    は限らないので、人によっては「モヤモヤ感」が残るでしょうね。
>    私も受講生から「Fさんの研修はいつも答えがないですね」と言わ
>    れたことがあります。
>    日本の学校教育は正解を得させるものが多いので、受講生は何でも
>    手っ取り早く「答」を欲しがる傾向があります。
>    講師が言葉で教えても身に付かない(頭では理解しても)から体験す
>    る中で得心してもらうのが狙いですからね。
>    講師はラーニングさせる必要があります。
>    以前、ファシリティートレーニングで私もとても良い経験をしたことが
>    あります。この気づきは何十年経っても心の中に残っており、その時
>    の情景までがハッキリと記憶されています。
>    
> ○「脱 研修屋 しない宣言!」
>    関根さんの考えに共感を覚えます。
>    私のミッションは「人が私の研修を受けて喜び成長する姿を見て楽し
>    む」ことです。
>    講師として「これ以外に何の楽しみがあろうか」の思いで取り組んで
>    います。
>    私が実施している定型的研修(例:LM㈱の「パーソナルスタイル研
>    修」やTM研究所の「問題解決研修」)でも毎回何らかの工夫をして
>    います。
>    (関根さんの場合はオリジナル研修ですから余計そうだと思います)
>    
>    どの研修であれ、受講生とは一期一絵です。
>    今の時代の背景やニーズ、受講生の関心等に関連づけて、教材を
>    工夫したり、内容も対応も変えていくことで講師も進化いるのかな
>    と思います。    
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◆研修担当から現場MRに異動されたIさま
> 私も一大決心して本社を飛び出して、MRに戻り4ヶ月が経過しました。
> 実に17年振りの現場なので新鮮な気持ちで毎日走り回っています。
>
> 先生やその他の医療関係者の方々との面談に関しては、何の違和感も
> なく行えるのですが、営業管理システムが、私がかつてMRを行っていた
> 時と比べ、ガラッと変わってしまい(勿論、その間の変遷はあったのですが)、
> 浦島太郎状態です。周りの若いメンバーに聞きながら悪戦苦闘しらがら
> 内勤業務を行っています。
>
> また、赴任早々チームリーダーに任命され、予算管理や実績管理の仕事
> もあり、目まぐるしい日々が続いております。
>
> 実績は、何とか意地で伸ばしておりますが、担当交代後のお決まりのライバル
> 他社からのちょっかいも出されており、やられているところもあります。
>
> 自分としましては、目先の実績に踊らされずに、じっくりと先生方1人1人と
> 信頼関係を構築し、揺ぎ無い地盤を作っていこうと考えております。
>
> また、自分が正しいと思って研修課時代に続けてきたOPSも意識して活用して
> います。時間はかかりますが、やってきたことは間違いないことを証明したいと
> 思いますし、実践することによって得られる新たな気付きもこれからも吸収して
> いきたいです。
>
> そして、私の所属している支店のフロアには、私の所属営業所を含め
> 全部で5つの営業所があるのですが、約50名いるMRのうち、半数以上の者が、
> 私が研修で教えてきたメンバーです(いや~びっくり!!)。
> しかも、私の営業所は私以外全員研修で教えてきたメンバーなので、日々プレッ
> シャーです(お手本のロールプレイやプレゼンは、先生方の前でやるより緊張しま
> す!)
>
> 正直、「しんどいなあ~」と感じることもありますが、仲良くなった他社のMRからは、
> 「Iさん、いつも会うと楽しそうな顔してますよね。」とか、チームのメンバーから
> は「Iさんが来て、チームの雰囲気が変わりました。」などと言われております。
>
> そのような周りの皆さんの声を支えに、頑張っていこうと鞭打っています!!!
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◆リクルートエージェント 「ちゑや」女将 中嶋 由美様
> 真の研修屋の下りとても興味深く拝見致しました。
> 私たちの活動は、研修という言葉ではなく
> 全てLIVEと呼んでいますが、真の研修屋に込められた意味は
> とても共感出来るものがありました。
>
> 一緒に考えながら、結局は自ら乗り越えて行ってもらう
> そのための気づきや繋がりを少しでも多く生み出していけたらと思っています。
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◆企業内人材育成担当 T様
> 4月の送別会に参加した際、リーダー格の研修を受講した人の
> 言葉が忘れられません。
> 「Tさんの研修で人生が変わりました。本当にありがとうございました。」
> 歳のせいか涙もろくなってしまい、涙腺緩みっぱなしです。。。。。。
> 教育最高!研修万歳!ですね。
> 今後とも宜しくお願い致します。
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メールを下さった皆さん、ありがとうございました!

投稿者:関根雅泰

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