08年新卒社員を預かるOJT指導員の不安

1.新入社員の育成に関して

4月~5月にかけての08年入社新入社員に関する記事です。
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・新入社員の5割強が第一志望の企業に入社
・社会人として最も不安に感じていることを尋ねたところ
 「仕事で成果を出すための能力」が39.1%で最も多かった。
 「上司や先輩との人間関係」が32.8%で二番目に多かった。
・今の就職先を選んだ理由で最も多かったのは
 「やりたい仕事ができる」の45.5%だった。

 
 企業の規模よりも仕事の内容を重視する傾向が鮮明で
 「就社」よりも「就職」の意識が強く表れている。
・仕事の節目に行われる打ち上げや上司との懇談、忘年会など
 季節ごとに行われる会食についても、それぞれ7割前後が参加したいと
 答えるなど新入社員の社内イベントへの参加意欲は総じて高い。
(日経産業新聞がNTTレゾナントgooリサーチとまとめた
 新入社員に関する共同アンケートの結果 日経産業新聞 2008年4月2日)
・「飲み会で優先したい相手」として、上司や先輩など会社関係と答えた人が
 63.7%に達し、昨年調査に比べ7.1ポイント上昇した。
 (キリンHD調べ  日経産業新聞 2008年4月8日)
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08年入社の新卒社員は、自分の志望企業に入社できたことからも、
仕事に対する意欲は高いのかもしれませんね。
社内の人間関係を構築するために、社内行事にも積極的に参加しようという
気持ちが見られます。
08年3~4月に各社さまで実施させて頂いた、新入社員の指導育成をする
「OJT担当者研修」においても、今年はじめてOJT指導員をするという
先輩社員からは、次のような不安があがってきていました。
・高い意欲をもって入ってくる新入社員の意欲を、
 “自分(OJT指導員)”が削いでしまうのでは・・・
・理想と現実(実際の現場や仕事)のギャップに悩むのでは・・・
新入社員自身が期待をもって入ってくる分、それを受け入れるOJT担当側も
かなりのプレッシャーがかかるようです。
しかも・・・
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・「今の会社に一生」過去最高
 先行き不透明な景気や政治・社会情勢の不安定さを背景に、
 
 新入社員の雇用意識が変化。バブル経済時代から増えた転職による
 キャリアアップ志向は減少する一方、同じ会社に一生勤める
 終身雇用志向が年々強まりつつあるようだ。
 (社会経済生産性本部まとめ フジサンケイビジネスアイ 2008年4月28日) 
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「この会社に一生勤めたい」と考えて入ってくる人たちの面倒を
最初にみるわけですから、現場のOJT担当へのプレッシャーは
かなりのものになるでしょう。
しかも人事や周囲からは「辞めさせるなよ」「戦力にしろよ」という
無言のプレッシャーもかけられます。
だからこそ先輩や上司による「ブラシさばき」が
求められるのかもしれません。
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「カーリング型」新入社員の育て方 
・上司や先輩は磨けば光ることを期待してそっと背中を押し“ブラシ”をかける。
 一方で“ブラシ”をかけるのを止めると、減速したり止まったりしかねず、
 周囲が腐心するのを予想して(社会経済生産性本部が)名付けた。
・「売り手市場がより強まった08年は、職場の先輩や上司が昨年(07年)の
 『デイトレーダー型社員』よりも慎重に接する必要がある」と
 (法政大学大学院政策科学科講師の岩間夏樹氏は)アドバイスする。
・高まる離職率とは相反する調査結果(「今の会社に一生勤めたい」が四年連続上昇)
 だが、岩間氏は「会社が自分を雇用し続けることを望むが、嫌なことがあれば
 いつでも辞められると思っている新入社員が増えている」とみる。
 新入社員がもつごう慢とも言える考え方にどう対処していくかが
 先輩には求められる。
・「最近の若者は怒られ慣れていないが、一方で理由があって怒られることを
  渇望している。若者は周囲と深く交わらずに生きてきただけに
  認められたいという欲求は強まっている」と
  (リンクアンドモチベーション常務の辻太一郎氏は)指摘する。
  (日経産業新聞  2008年4月4日)
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今年も、新入社員を預かる側には、色々気苦労が多くなりそうですね。

投稿者:関根雅泰

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