杉並区立和田中学校長 藤原和博さんの「よのなか科」授業見学

子供の教育

元リクルートのフェロー 藤原和博さんが校長をつとめる
杉並区立 和田中学校の授業「よのなか科」の見学に行ってきました。

機会を下さったのは、研修会社ウィルシードの社長 船橋力さんです。
(船橋さん、ありがとうございました!)
「よのなか科」の授業、
刺激的でした。
今回のテーマは「ディベート」でした。
・TVは居間にあるべきか?
・中学生に携帯電話は必要か?
・子供部屋は必要か?
などについて、賛成派と反対派に分かれて、
「意見のバトル」をします。
両方の意見を、最初に書かせるのがミソだそうです。
見学している大人も、ただ見ているだけでなく、
子供たちの話し合いに参加することが求められます。
「壁のしみは、許しませんからね」
とは、藤原さんの言葉です。
子供たちは、外から来る大人にだいぶ慣れているような印象を受けました。
90分の授業のあと、藤原さんを中心に、30分程の
「反省会」が開かれました。
そのあと、私達は、船橋さんのおかげで、
藤原さんと校長室でお話をする機会に恵まれました。
私は、前から聞きたかったことを、質問しました。
「地域の人材をどのように発掘すればよいのか?」
「しかも、校長にはならずに、外部から関わる場合には?」
藤原さんからの答えは、
「やっぱりカギは校長」
「校長の仕事は、新しいコミュニケーション(地域と学校)を作ること」
「ただ、校長が積極的でない場合も、方法はある」
「参考になるのは、秋津の岸さん、あの男はすごい。
 学校をディズニーランド化している。」
「先生たちの不得意分野(PCなど)の支援をするなら入りやすい。
 図書館、本の読み聞かせは、お母さん達が得意。
 和田中でやっている土曜日の寺子屋も参考になる。」
「よのなか科は、情報リテラシーを作っている」
「本物を見せる」
「考える機会を与える。見方が変わる」
「批判的に考える子供が育つ。
 海外で教えることは、Critical Thinking それだけ」
まだまだ勉強することが多いです。
(藤原さん、どうもありがとうございました!)

投稿者:関根雅泰

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