トム・ラス氏の基調講演「日々のリーダーシップ:人がついていく理由」

ASTD 2007 参加報告

●T. Rath氏の基調講演
  Everyday Leadership: Why People Follow You
「日々のリーダーシップ:人がついていく理由」
Tom Rath, The Gallup Organization
June 6th 15:25-16:10
「心のなかの幸福のバケツ」の著者、トム・ラス氏による基調講演が、
ASTD4日間の締めになります。
左目を失明し、癌が発生しやすい体質をもちながらも、
ポジティブさを忘れないという彼がどんな人間なのか、
そしてどんな話をするのか、とても興味がありました。
以下に、私の理解の範囲で、印象に残った点をお伝えします。

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○T.Rath氏を生で見た印象
・物静か、おだやか、「普通の人」っぽく見える
・「静」という雰囲気
○ギャラップ社の調査結果
職場においては、次のような人々にわかれる
 28% Engaged 積極的に仕事をしている。仕事に没頭している。
 54% Not Engaged 積極的に仕事をしていない。没頭していない。
 15% Actively Disengaged 積極的に「仕事に没頭しない」ようにしている。
  Disengaged な人は、会社にダメージを与える。
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○What followers want from everyday leadership
 日々のリーダーシップに部下が期待していること
1)Put me in the right job
・適切な仕事につけてほしい
2)Give me a great manager
・人種の問題よりも、従業員のEngagementの度合いの方が大事。
3)Focus on my strength
・強みに注目したほうが、投資効果が高い。
・強みに注目すると、仕事にDisengageする人が、1%に減る。
4)Help me build strong relationships
・一緒にいて楽しい相手の第一位は、友達である。
・一緒にいて楽しくない相手の第一位は、上司である。
 第三位は、顧客である。
5)Keep me engaged in everyday interactions
・Positive:Negative = 5:1
・否定的な言葉1に対して、肯定的な言葉5が、良い関係を長く続ける秘訣。
6)Measure my progress regularly
・「私の日々の成長を見ていないで、私を評価できないでしょ。」
7)Lead me toward a positive future
・リンカーンやキング牧師は、否定的な将来像を示さなかった。
 常にポジティブな将来像を示した。
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余談ですが、最初にトム・ラスさんやギャラップ社の本を
紹介してくださったのは
この本を編集された日本経済新聞社の伊藤公一さんでした。
(謝辞でもお名前が出てきています。)
(伊藤さん、ありがとうございました!)

投稿者:関根雅泰

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