「新人育成のためのメンター制度構築のポイント」セミナーを実施!

3.新入社員に関する講演・セミナー

2015年7月28日(火)10時~13時@池袋
「新人育成のためのメンター制度構築のポイント」セミナーを実施しました。


セミナー1週間前に「新人育成のためのメンター制度構築のポイント」を
まとめた20ページほどの資料を参加者にはお送りしています。
メンタリングに関する先行研究と企業事例を整理したものです。
(5回も読んでからご参加下さった方もいました。ありがたいことです。)
2時間という限られた時間であるということと、
参加者同士で意見交換したいという声が多かったため、
事前にある程度情報をインプットしてからご参加頂く
「反転学習形式」を取りました。
事前配布資料「メンター制度構築のポイント」を見る
当日は、下記内容で進めました。
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1.オープニング(導入)
   メンター制度の難しさ・不安点の共有
2.PDFブック「メンター制度構築のポイント」復習
3.メンター制度の難しさ・不安点の解消
4.クロージング(結び)
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3~4人の小グループで
・メンター制度 導入済み「どんな苦労や難しさがあるのか」
・メンター制度 これから導入「不安な点は何か」
といったことを意見交換しました。
IMG_5494.JPG
「苦労や難しさ」としては、
・メンターに任せきり。協力体制ができていない。
・現場のやらされ感。形骸化。
・メンターと新人の関係性が悪化。
・品質の平準化。
・周囲の巻き込みが難しい。
・メンターと新人の年齢差 等 がありました。
「不安点」としては、
・メンターと新人があわなかったとき不幸な結果になるのでは
・上司向け研修をどうするか
・新人とメンター以外の関係性をどう作るか
・人事から現場の巻き込み
・先輩が優秀な新人に自信を喪失
・メンターの適任者をいかに選定するか
・小規模組織の場合、メンターが固定しやすいのでは 
といった声があがりました。
これらを私のほうで、えいや!と下記のようにまとめ、
特に「現場の巻き込み」をどうすればよいかを考えていきました。
IMG_5496.JPG
・新人とメンターのミーティングに、上司も入ってもらうよう仕組化。
・まず、現場を知る。調査や苦労の把握。
・事例をイントラで共有。
・新人から周囲の先輩や上司にインタビューさせることで
 巻き込みを図っている
・外部の研修講師が、新人とメンター間のやり取り(レポート)を
 見てコメント。外部が定点的に見ることで、関係性の変化を見てとる。
・新人に論文賞を設定することで、職場全体で新人に賞を取らせようと
 関わってくれる 
等、さまざまな工夫を共有して下さいました。
以下、参加して下さった方の声です。(どうもありがとうございました。)
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●参加して良かったと思えること(得たこと、気づいたこと等)
・他社事例を知ることができて良かったです。
 駆け足でしたが、コンパクトにまとまっていました。
 他社さんでユニークな取り組みもあり、くすっとできました。
・メンター制度を成功させるためのポイントのいくつかが分かった。
・率直に悩みや取り組みなどのシェアができたこと
・短い時間でありながら、情報が豊富だったこと
・色々な企業の取り組みや考え方を聞くことができた。
・知見と結び付けて理解できた
・短時間でも事前学習があったので、充実していた
 (反転学習、いいですね)
・参加者のレベルやモチベーションが合っているのはGood!
・自社だけではなく、他社でも上手くいかないことを
 多面的に考えることができました。
・色々な人と情報交換できたことが良かったです。
・他社の事例が沢山共有できてよかったです。
 基本となる考え方やそもそもゴールの設定の仕方が 
 理解できたように感じます。
・研修会社の社員として「外部」の客観的な立場で見る
 ことの意義を実感できてよかった。
・メンターが孤独にならないよう、周囲の縦、横、ナナメの
 全方位の方々を巻き込むことの重要性を実感できた。
・他社の取り組み、他社の悩み、課題を聞けて、
 たくさんヒントになった。
・メンターの存在価値とハブになることの重要性を
 改めて感じました。
・不安の共有ができて、同様の悩みがあるのだと知る
 ことができた。
・既に導入している企業の話を聞くことができ、
 参考になった。
・配布文章だけでは伝わらないことが明確になる。
・現場でのリーダー教育にメンター制度が役にたつ。
・グループワークの進め方と話し方が参考になった。
・他の参加者の考え方を知ることができた。
・意見交換できた。
●今後に向けて(知りたい情報、アドバイス等)
・時間あと少し長ければもっと良かったです。
・あと2時間ぐらいあっても良かったと思います。
 (グループをシャッフルできるので)
・もう少し情報提供があっても良かったと思います。
・メンターの用語定義が最初にあると良かったかも。
 新人の指導員をイメージするヒトや中堅ベテランにとっての
 師匠的な存在をイメージする人など。
 バラけた状態で進行したかなと(前半は特に)
・こういう情報はチェックしたほうがよいという案内
・メンター制度の事例が知りたかった。
・メンターの新人への関わり方
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●後日、参加者の方から頂いたメール
○Iさん
昨日のセミナーはお声がけいただきありがとうございました。
既にメンター制度を取り入れている皆様のご意見を聞くことができて
大変参考になりました。
また、受付でご家族の皆様にお出迎えいただいたことで
リラックスして参加することができました。
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○Nさん
皆さんのご意見を伺いながら
メンターの使命とは何か
メンターのJOBとは何か
メンターをやるとどんな成長があるのか
メンターは制度化するべきなのか
について考えを整理したいと感じました。
また、セミナー内容を会社に持ち帰り
採用育成担当者たちと共有する会をもって
自分だけの問いとしないようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。
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○Tさん
先日は「メンター制度構築のポイント」セミナーに参加させて頂き
どうもありがとうございました。
急きょ昼食も頂き、お手間をお掛け致しました。
メンター制度、各社それぞれ制度も考え方も異なることや、会社の制度として
アプローチすることがどれほど重要か、大きな気づきを頂けました。
ありがとうございました。
また、人事の皆様が、社員を「辞めさせない」ように
さまざま尽力なさっていることも、改めて認識できました。
若い世代の方々は「働きやすい会社で働きたい」とよく仰るのですが
具体的にどのようなことなのか、ヒントをたくさんいただきました。
私は研修会社に所属しておりますので、新入社員の皆さんをお預かりする
側ですが、そのなかでも実践できることが多々あるように思いました。
例えば、「研修会社の社員も、講師を含め、複数人の目で新入社員をみる」ことを、
もう少しブラッシュアップして、体系立てて行えるように思いました。
貴重なお時間を頂き、どうもありがとうございました。
またこのような機会ございましたら参加させて頂けましたら幸いです。
取り急ぎお礼にて失礼致します。
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ご参加下さった皆さん、ありがとうございました!
(今回のセミナーは、子供たちの職業体験も兼ねています。
  https://www.learn-well.com/blog/2015/07/post_441.html )
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投稿者:関根雅泰

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