Kazuma企画「読書会議(6)」に参加しました。

読書会議

Kazuma企画「読書会議(6)」に参加しました。

ラーンウェル代表の関根です。

2023年8月18日(金)18時~20時@Zoomで、小林和馬さん企画の「読書会議(6)」に参加しました。

差しさわりのない範囲で、どんな内容だったか共有します。

===

●課題本(髭さん推薦)

『ソクラテスの弁明』 プラトン・納富信留訳(2012)

===

18時~

●導入

今回から、Shibataさんが新たに加わったので、お互いの自己紹介からスタート。

進行役は、林さん。(Kazumaは欠席)

18時25分~ 

●シュンポシオン(呑みながら、楽しく、真面目な話をする)

○髭さん
・ChatGPTを使う意義。信頼性がブラックボックスのものは、ビジネスに転用が難しい。

・SEから人事に移って、「去年と同じ」が成立するのが、人事だと思った。開発だと、それが成り立たない。
・考えずに、オペレーションに落ちていく。そういう人が、人事をやっている。

・この会に出ている人は、皆、哲学者では。自分はこんな経験した。そこから自分は考える。それこそ、哲学。

19時~ 休憩 ~19時05分

===

●『ソクラテスの弁明』

○関根

○Sさん
・最初の2ページで「これはやばいぞ」
・要約を読んだ。ソクラテスは、あおりすぎて、嫌われた。
・自分を処刑しても、新たな自分が現れる。
・もっと勉強したい。まだまだ知らないことがある。
・勉強し続けることが大事。

○髭さん
・読もうとして頂いて、ありがとうございます。
・解釈が色々あって良い。その人なりに、どう解釈したのか。
・それを考えていくきっかけになる。

○Knさん
・普段、こういう本を手に取ってない。
・分からないことが、分からない
・要約の動画を見ても分からない

○Kaさん
・「ファスト教養」と真逆の本
・「逆ソクラテス」という小説。俺は全て知ってると思っている先生が、生徒を見ていく。
・知っていれば知っているほど、そういう思い込みで見ている。
・N先生は、初学者の気持ちを忘れない。
・めくろうともしなかった。知らなくても生きていける。

○林さん
・ソクラテスは、それほど貧乏ではない。
・芝居の、相手を冷静にさせる場面もある。
・訳者の解釈の仕方。

ソクラテスの弁明 | ラーンフォレスト合同会社 (learn-forest.com)

○Sさん
・マーケティングの世界はえぐい。
・今の時代背景を受けてはある。

○Kaさん
・役者の舞台。有名な戯曲。
・演出家による違いは、どのように生まれるのか。
・何が良くて残っているのか。
・落語も、良いから残っている。
・私たちは、何を続けていけばよいのか。

○林さん
・表現したい何かがある。
・いかにアレンジするのかが、演出家の腕の見せ所。
・落語の「芝浜」は、普遍性があるから残っている。

○Sさん
・人間は変わっているようで、変わってない。
・弥生時代の人にもわかるように。

○Knさん
・もとに戻ってきたような。
・作れば売れるぞと言う時代を経て。

●総括

○髭さん
・酒のつまみに最高。
・2500年前に書かれた本が残っている自体が凄い。
・不知と無知
・自分の魂を配慮して世話する。
・哲学の対話が、読書会議にも通じる。

・ソクラテスはずるい。
・ニーチェは、善くあることよりも、ワクワクして元気になることが大事。
・哲学するは、動詞。

・対話は、自分の体験したことからスタートする。
・哲学は、論理ではなく、体験からスタートする。

・「成長」とは?
・大学生と、哲学で盛り上がるには?
・大学で、Liberal artsがある意味は?

・理想を求めて、もがき苦しむ大事さ。

○Kaさん
・この本を選んだ理由は?

○髭さん
・7社と交流する研修を企画。
・リベラルアーツが流行っていて、この本を取り上げて、外部の先生に研修した。
・2回目読んで、気づきがあった。

○Kaさん
・抽象と具体の引き寄せ。

○髭さん
・『ネガティブケイパビリティ』の感想まとめを、社内で共有した。
・子育てに悩んでいる人にも紹介。
・紹介するために、繰り返し触れていく。
・もんもんとするけど、・・・。

○Kaさん
・何を考えながら、本を読む?

○Sさん
・成功している人は、本を読んでいる。
・本を読んでいる人が、成功しているわけではない。

○Kaさん
・自分の価値観、考え方が、拡張されるのが好き。

○関根
・今までは、How本が多かった。
・先行研究は、What 何が分かっているか。
・今、読んでいるのは、古典、文学。 Why系?

○髭さん
・若者が求めているのは、ファスト成長。

・Howは一杯ある。
・もがき苦しむ もんもんとする時間。

・普遍性もあれば、時代による変化もある。

===

20時17分~

●感想

○髭さん
・こういうテーマを、取り上げることはどうかなと。
・皆さんのお陰で、色々考えることができた。

○林さん
・古典の比較ができた。
・皆、思っていることは一緒。

○Kaさん
・読書会の連鎖。学んだことが、次につながっている。
・何を勉強したらよいかと、新卒に訊かれる。
・生活習慣と言っても、誰も納得しない。
・「学ちか」学生時代にちからをいれたこと。
・なんで勉強しないといけないのかを考えないと。

○髭さん
・コロナ禍で、あえて「学ちか」を聞くべき。

○Sさん
・会社の人以外と会う機会が減った。
・固まり切った感じかなと思っていたが、生身でぶつかってくる会だった。
・なかなか新しい人に会えてないというニーズに合ってた。

○Knさん
・自分は、もう哲学家なんだと。
・本を書いたときの時代背景。本の見方も変わる。

『具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ』
・今年に入って、AIが出てきた。
・考え方について考えている。
・どうやって考えたら、世界が面白くなるか。

===

●今後

これからの参加も可能です。

毎月第3金曜日_読書会議コミュニティー参加フォーム

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdWEMIlSiEri3k3zXsHhQXgRWIYEbGoD-Oox8dUxoJoJe1uIQ/viewform?fbclid=IwAR3N6ll7Z3bPMpXLezd-lW7Px55sE2vkMGMwb0CyrcRmTKtoewcFlpyzzFU

===

・9月22日(金)18時~20時 ←この日のみ第4金曜日

第7回課題本:Knさん@ときがわ町推薦本 『具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ』

・10月20日(金)18時~20時

第8回課題本:

===

参加された皆さん、企画して下さったKazuma、ありがとうございます!次回も楽しみにしています。

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る