「リモートワーク」関連文献_200708

論文

○「リモートワーク」に関連しそうな文献。
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Trust and the Virtual Organization
Handy, C. (1995)
・「会わない人を、どうマネージすればよいのか?」この問いに対するシンプルな答えは「Trust 信頼すること」である。
・職場は、クラブのようになるだろう。食べて、会って、あいさつしあう。人々ではなく、活動のための部屋が用意されている。
・我々は、会わない人と仕事をしたり、管理したりすることに、慣れていく必要がある。
・「彼らは、私に、彼らから見える場所にいてほしい」と考えている。なぜなら「彼らは、私を信頼していないから」
・信頼こそが、問題の本質である。
・Virtuality 虚像の世界では、信頼がカギである。IT技術そのものではない。
・信頼に関して、心にとどめておくべき7つの原則:
 1)信頼は、目に見えないわけではない
 2)信頼は、境界を必要とする
 3)信頼は、学習を要求する
 4)信頼は、タフだ。
 5)信頼は、接着を必要とする
 6)信頼は、接触を必要とする Trust needs touch
 7)信頼は、リーダーを必要とする
・では、誰がリーダーか? それは状況による。
・リアルの世界でのメンバーシップは、場に属する感覚であったが、バーチャルでは、コミュニティーに属する感覚となるだろう。
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Trust breaks down in electronic contexts but can be repaired by some initial face-to-face contact
Rocco,E.(1998)
・Trust 信頼は、対面コミュニケーションを通じてのみ、形成された。
・電子メールでのコミュニケーションの前に、対面ミーティングがあると、信頼形成が促進された。
・6名の初めて会う学生たちが、1つのグループとなり、トークンを使った実験で、グループ内のCooperation 協調性について調査した。
・初期に社会的規範が確立されると、協調的態度が促された。
・メーリングリストのみでコミュニケーションを取っていたグループでは、トピックに順序性がなく、疑心暗鬼を生み、協調性が生まれなかった。
・メーリングリストの前に、対面のミーティングを行っていたグループでは、社会化が達成され、協調性が生まれた。
・信頼が行動の事前要件となる場合、電子コミュニケーションのみでは不適当である。
・メーリングリスト使用の前に、対面接触があると、チームメンバー間で信頼が芽生える。
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Beyond Being There
Hollan, J. & Stornetta, S. (1992)
・対面コミュニケーションは、他のコミュニケーション手段ではとりえない濃厚な相互作用を提供する。
・telecommunication領域では「Being thereそこにいる」かのようなコミュニケーションとなるよう技術開発を志向してきた。
・しかし、対面とそれ以外を選べるなら、リアルの対面を選ぶのが、自然である。
・電子技術を、リアルの対面に近づけようとするのは、足りない部分を補う義足のようなものだ。アスリートのシューズのように、アスリートのパフォーマンスを拡大するような電子技術を志向してもよいのではないか。
・対面コミュニケーションの特徴は、3次元で、高い解像度の視覚と聴覚特性である。
・Eメールは、コンピューターが介在するコミュニケーションとして多大な成功をおさめた。
・同じオフィスにいるのに、あえてEメールでコミュニケーションをとる人も増えている。
・もし我々が対面よりも、濃厚な情報を提供できるコミュニケーションツールを開発したら、どうなるのか。
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Impact of remote monitoring and supervision on resident training using new ACGME milestone criteria
Safir, I.J. et al.(2015)
・医療実習生に対する教育に、RMS(remote monitoring and supervision)が有効であった。
・コントロールルームからのリアルタイムの画像と音声の指示により、実習生の自律は保たれた状態での行動が促された。
・録画された実習生の行動は、のちのふり返りにも使用された。
・実習生は、RMSに対して、高い満足度と受容感をもった。
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Towards remote monitoring and remotely supervised training
Hermens, H.J. and Vollenbroek-Hutten, M.M.R. (2008)
・不調のある高齢者に対して、RMT(remote monitoring and remotely supervised training)の可能性を探る。
・RMTであれば、彼らが住んでいる環境で、リハビリトレーニングを行える。
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・伝統的に、リハビリテーショントレーニングは、患者と医療専門家との間で、直接の対面を通じて行われてきた。そこでは、柔軟で濃厚なフィードバックが行われてきた。
・人工的なフィードバックであったとしても、それがより個別化された文脈に則ったものであれば、効果的であろう。
・高齢者の身体に合わせた細かいフィードバックを行っていけば、全体の健康状態が良くなっていく。
・リモートでのEコンサルティングを行った。
・RMTは、これまでの対面でのリハビリ指導を、一部、代替していく可能性がある。
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参考:
リモートワーク文献『Distance Matters』_200619
https://www.learn-well.com/blog/2020/06/distance_matters_200619.html
リモートワーク文献「Virtual Teams」_200627
https://www.learn-well.com/blog/2020/06/virtual_teams_200627.html
参考:
中原先生のブログ記事「リモートワークの成功を導く、たったひとつの「貴重な資源」とは何か!?」 http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/11949
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●講師ビジョン 島村さんからのメール
関根さん
おはようござます。プログ拝見しました。
リモートワークの文献の要約、ありがとうございます。
会えない人をマネジメントするのは、今後向き合わないといけない重要な課題だと思います。
それを乗り越える上では「信頼」は避けては通れない問題ですよね。会ったことがある人とのリモートと一度も会ったことがない人とのリモートと分けて考える必要がありそうです。
個人的には、一度も会ったことがない人は、オンラインでも会う頻度を上げることと、どこかで一度でも会ったり、できればオンラインで会う前に、直接会うことができれば効果的だなと感じます。
また、育成、指導という観点では、オンライン上のフィードバックであったとしても、個別の文脈に沿ったものであれば有効であるという点はその通りだなと感じました。
むしろ、個別文脈に沿った活動をできるようにするための情報収集や観察を、オンラインや対面を組み合わせながら、いかに実践していくかも同時に大切になると感じました。その意味ではやはりオンライン上での相互の信頼形成は外せないポイントだと改めて感じました。
私もリモートワークの研究をしていきたいと思います。今週も貴重な情報をありがとうございます。
講師ビジョン https://koushi-vision.co.jp/
島村

投稿者:関根雅泰

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