「農村起業・田舎起業」本

小さな会社の経営本

「農村起業・田舎起業」本

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『日本の田舎は宝の山 農村起業のすすめ』 曽根原(2011)
・農村資源を活用すれば、10兆円産業と100万人の雇用創出が可能。
 5つの産業領域:
 1)6次産業化による農業(3兆円)
 2)農村での観光交流(2兆円)
 3)森林資源の林業、建築、不動産等への活用(2兆円)
 4)農村にある自然エネルギー活用(2兆円)
 5)ソフト産業:情報、教育、IT等(1兆円)
・別荘族に「まきを割る体験」をセットで販売
・林業の現場で残材として捨てられている木材が、
 加工場の製造ラインで十分活用できた。
・山梨県産材活用四者協定
・農村資源と都会の人と資金を結び付けると、ものすごいことができる。
・企業の人材開発、福利厚生の観点からも、開墾や農作業は大きな
 可能性をもっている。
・林業家(川上)、製材所(川中)、工務店やホームセンター(川下)等が
 サプライチェーン(供給の連鎖)を形成し、新たな国産材市場を作る
 ことにより、初めて林業が成り立つ。
・将来的には、輸出産業として期待できるほどの潜在力もある。
・ソーシャルビジネスの中でOJTとして、若い人を育て、起業につなげる。
・ソーシャルビジネスは、T2M(Technology to Mind)つまり、自らの持つ
 技術、技能を活用して、社会貢献という想いを達成するビジネス。
・世界の木材資源は長期的には枯渇傾向にあり、木材需要が増加
 する中で、世界の木材価格はじわじわと上昇している。
・都市住民がほしいと思う農村情報が、
 的確に都市住民に伝わっていない
・田舎暮らしの壁
 -家族、経済、仕事、医療福祉、人間関係、
   ライフスタイル、ワークスタイル
・これらの壁が、都市農村交流コーディネーターが解決すべき課題
・都市と農村をつないで事業計画をたて、事業を成立させることが
 できる人材の育成が、極めて大切。
・4つの農村資源(Seeds シーズ)
 1)場所:農地、山林、里山、川、草原、集落、名所等
 2)モノ:農林産物、特産品、加工品、廃校や交流施設、古民家等
 3)ヒト:農林業者、宿泊、観光、交通業者、名人、職人、行政等
 4)無形資産:農村景観、農村文化、生活技術、伝統行事、料理等
・都市住民のニーズ(Needs)
 2C:個人
 1)食と農に対するニーズ
 2)自然体験へのニーズ
 3)田舎暮らしへのニーズ
 4)健康や癒しへのニーズ
 5)文化、アート、コミュニティー、伝統文化のニーズ
 2B:企業
 1)CSR
 2)原料調達
 3)社員の福利厚生
 4)地球温暖化対策(Co2削減目標の達成)
 5)新規事業としての農業参入
・農村資源 × 都市ニーズ → 事業化
 4 × (5+5) = 40種類の事業
・5Pのビジネスモデル
 
 Products 提供する商品、サービス
 Price 価格、ロット
 Place 販路・流通、個人向け or 法人向け
 Promotion 販促、PR
 Person① 顧客としての対象者
 Person② 事業を行う主体しての人、法人、連携組織
・4すくみ現象
 NPO→大学→行政→企業→NPO
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『農村起業家になる』 曽根原(2012)
・農村で求められているのは、単なる働き手ではなく、起業家。
・農村での観光交流を成功させる3つのキーワード
 1)旬の地域資源 2)体験と交流 3)感動
・岡山県西粟倉村では、杉、ヒノキを活用した無垢床タイルを開発。
 都市部のオフィスフロア向けに人気。
・大学とのネットワークにより、夏休み期間中のインターンを
 受け入れられるかも。
・ソーシャルビジネスの5つの財布
 1)事業収入 
 2)会費、寄付、協賛金等、有志からの資金
 3)助成金、補助金等の公的資金
 4)金融機関等からの融資資金
 5)自己資金
・イベントをサプライチェーン作りに活かす
 川上から川下に至る人や組織をつなげること。
・成長期におけるもっとも大きな課題は、人材不足。
○この2冊、すごくいい!
 曽根原さんという方に、いずれ会おう。
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『里山産業論』 金丸(2015)
・イタリアでの「味覚のワークショップ」
 表現と言語と観察力が広がり、食べ物の見方が180度変わる
・味覚を「ガストロノミー」として学問の分野に引き上げたのが
 フランスの美食家 サヴァラン。
・島根県海士町 視察受け入れ 一人3,000円 
 オリエンテーションと2時間の町内視察 テーマを聞いて設定。
・ユーザー視点からは、観光の広域連携が必要。
・空家の仏壇の魂を位牌に移す 抜魂 を僧侶に頼み、
 空家を貸す心理的抵抗を和らげる。
・健康な未来を子供達に手渡す。
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『里山ビジネス』 玉村(2008)
・成功した事例は、一人か何人かのエネルギーある個人が先導して、
 それに刺激されて周囲が動き始めるというパターンがほとんど。
・そこでしかできないもの。そこへ行かなければ食べられないもの。
・生きたミュージアムとして示す。
・里山ビジネスの要諦は、持続すること。
 できるだけ、拡大しないで持続することが大切。
 持続しながら、生活の質をあげる。
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『田舎で起業!』 田中(2004)
・田舎起業に必要な5つのコツ
 1)地域のことを良く知る
 2)何をどう売るかという戦略
 3)情報を発信し、顧客の意見を集約する
 4)人づきあいの流儀を知る
 5)リスク分散は田舎の伝統
・多角化は、田舎のセーフティーネット。
・複数分野の複合経営。
・顧客の多くは、都会にいる。都会の人脈が大事。
・行政は無理な定住政策を掲げて人口増をもくろむより、
 新たな仕事を生み出す手伝いをしたほうがよい。
 起業しやすい環境を作り、軌道にのるまでの手助けをする
 システムを構築してほしい。
・地元と溶け合う最大の方策は、事業を通じて、地域に貢献すること
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○会社勤めをしていた2003年11月からメルマガ「田舎で!情報起業」
 を発信し始めた。それがきっかけで、今の田舎暮らしが実現している。
 何事もやってみないと、始まらないね。
 http://www.inaka-kigyo.com/melmaga.html

投稿者:関根雅泰

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