『クリエイティブ・トレーニング・テクニック・ハンドブック』

お薦めの本

『クリエイティブ・トレーニング・テクニック・ハンドブック』

○ASTDで有名なB.パイクさんの本。
 参加型研修の講師にとって「Need to know」な内容。

(・引用 ○関根の独り言)
===
・研修はできる限り、参加者自身が自分たちで行うべき。
・研修の目的は結果を出すこと。
・人は自分が口に出したことは、受け入れやすい。
・研修が解決策と思う前に、考えてもらいたい分野5つ:
 システム、組織開発プログラム、人材配置、コーチング、採用
・3つのグループのためにデザインする:
  送られる人、送る人、払う人
 参加者にとっての研修の成果は?参加者の上司は?研修費を払う人は?
・90/20/8法則:
  90分以上連続して研修を続けず、20分ごとにペースを変え、
  8分ごとに参加者を研修に参画させる。
・感覚を空けながら6回(10分後、1時間後、1日後、3日後、1週間後、
 2週間後、3週間後)繰り返した場合、30日後に90%以上覚えている
・「研修で何を学びましたか?それをどのように実践していきますか?」
・研修内容に本当に興味を持っている講師が研修を行うと、参加者の
 成功によい影響を与える
・ウインドウ パニング:9個までの窓、手書きの簡単な絵、キーワード
  参加者に独自のものを作ってもらう
○これは面白そう!
 「指導員研修」を9マスで表現し全体像を示すのもありかも。
・リーダーとしての役割は放棄しない。前面には出さないが、
 コントロール力は維持し、スケジュール通りに研修を進める。
 できるだけ研修アウトラインに忠実に。取り上げたほうがよさそうなこと
 は、フォローアップに残しておくべき。
・グループディスカッションの後に、自分の意見を言わない。
 参加者は自分の発見に価値を見出す。
・参加者に配布資料を完成させてもらう。
・研修はクロージングを中心に組み立てる。
・研修を開発するために一番効果的なツールは、マインドマッピング。
・研修内容を3つのカテゴリーに分ける:
  Need to know 必ず知っておくべきこと
  Nice to know 知っておいたほうがいいこと
  Where to go どこで情報が入手できるか知っておけばいいこと
・ニューストロムとブロード『Transfer of Training』(1992)は、
 職場での実践度を高めるマトリックスを開発。
 影響力の大きいのは、研修前のマネジャー、研修前のトレーナー、
 研修後のマネジャー。
○この本、買おう。
・1時間なら15分前、3時間なら30分前、6時間なら45分前になったら、
 クロージングに入る。
===

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る