企業が求める人材とは?

2.「学ぶ力」とは?

●企業が求める人材とは?
朝日新聞社「大学ランキング」編集長の清水建宇氏は、
企業が求める人材を、次のように表現していました。
「企業が求める人材とは、まずは他人の話したことを
 きちんと理解でき、自分の考えをはっきりと人に
 伝えられるコミュニケーション能力があること。
 
 そのうえで、社会や仕事のなかで自ら問題を見つけ、
 解決策を考えることができる力、言わば本当の意味での
 “学力”をもった人材です。」
     (朝日新聞 大学入試レポート 2007年1月3日)
理解、表現、意思疎通、
問題発見、課題設定、解決策立案、問題解決といった能力が、
本当の意味での“学力”ということのようですね。
「そのような能力を培う場こそがだ、大学なのです。
 高校までの勉強は、正解が分かっている問題を教師の
 教え通りに解くことでした。
 それに対し、問題そのものを見つけ、正解の分からない
 問題について考えるのが大学です。」
「現実社会や仕事で直面することも、答えのないこと
 ばかりです。変化の激しいこれからの時代は、
 ますます新しいことを学び、未知の問題を解決する能力が
 求められるようになるでしょう。」
“学ぶ力”がこれから益々求められるのでしょうね。

投稿者:関根雅泰

コメントフォーム

ページトップに戻る