埼玉県のある商工会議所で、営業セミナーを担当してきました。
 参加者は、営業の初心者が多かったです。
 営業を「全くやったことがない」という人が多く、営業という仕事に対して、次のような「不安」をもっていました。
 ・1人で行くのが不安
 ・何から話してよいのか
 ・結果まで持っていく話の持っていきかた
 ・即座に断られるのでは
 ・商品に関心をもってもらえるか
 ・人と上手くしゃべれるか
 ・お客様と直接交渉したことがない(元SEの方)
 ・お客様に言ってはいけないことがあるのでは
 営業初心者の方は、こういう不安をもっているのですね。
 私たちのように営業の世界にずっといる人間には、わからない感覚かもしれません。
 改めて、勉強になりました。
 セミナーは、「営業の基本」を理解することを目的に、
 お客様と「信頼関係を築く」重要性。
 そして、お客様と信頼関係を築く「具体的なやり方」について、
 グループ討議やロープレを中心に進めていきました。
 その商工会議所さんでは、珍しい1日の長丁場の研修だったのですが、
 おかげさまで参加者は楽しんで参加され「あっという間だった」という
 声があがっていました。
 セミナーでは、こんなテーマについても、話し合ってもらいました。
  ●「営業とは 〓 して 、〓を得る仕事」
 さて、この 〓 には、何が入るでしょうか?
 参加者からは、次のような意見があがってきました。
 ・提案をして、取引を得る仕事
 ・会社の信頼を得る仕事
 ・ユーザーと信頼関係を構築して、注文を得る仕事
 ・お客様が必要としている物や事を提供して、お客様や会社の利益を得る仕事
 ・顧客の満足、ニーズを提供して、顧客の信頼を得る仕事
 ・損(接待、クレーム対応)をして、得を得る仕事
 ・受注、管理、手配をして、お金を得る仕事
 ・人間性を売り込んで、信頼性を得る仕事
 ・お客様に最高の利益を提供して、我々も利益を得る仕事
 この質問で「営業という仕事に対する理解が深まった」
 という方が多かったです。
 改めて、営業という仕事について考える良い機会になったようですね。
 主催者、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
 (「営業教育」に関するお問い合わせは、お気軽にどうぞ。)
 http://www2.formzu.jp/formgen.cgi?ID=d9497799
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