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若者の変化


日経ビジネススクールで開催されたセミナー

「2008年の経営戦略を読む」

に参加してきました。


講師は、早稲田大学の武藤泰明教授です。

昨年も参加してよかったので、

「毎年行こう!」と決めていたセミナーでした。


http://learn-well.com/blogsekine/2007/01/post_12.html


今回のセミナーも色々と勉強になりました。


私の印象に残った点を中心に、お伝えします。

===

●今後起こりそうなこと


・08年は、デフレを脱却できるだろう

・金利上昇はなさそう

・住宅は良いかもしれないが、貿易はダメージを受けるかも

・08年の世界経済は減速しそう

・福田首相は、消費税をあげるかも


・日本の株安(円高/ドル安、原油/商品高、収益圧迫)

・買収増加(三角合併解禁、「クリティカルマス説」信仰)

・補完性(取引/支配関係とは違う)のマネジメントが重要度を増す

●人材に関して


1)労働人口の若返り


 経済成長、雇用者増なのに、総賃金が上昇しないのは、

 「労働市場から退出している人の賃金が高く、参入している人が低い」から。

 高い給料を取っていた5〜60代が引退し、
 給料が安い20代が、企業に入ってきている。

 ここ数年で、働いている人の「若返り」が発生している。

2)非正規社員の増加

 
 04年から景気回復が鮮明になり、雇用者所得が増加の傾向を示している。

 04年は、正社員が増えているが、07年は、パートが増えてきている。

 景気が良くなっているのに、非正規社員が増えている。


 これは、正社員の定年退職増によるものと、もう一点、

 「企業が正社員として雇いたいと思える人材が不足してきているのでは?」

 だからこそ、非正規社員が増えてきているのでは。

3)フリーターの中年化


 第2次ベビーブーマー(35歳〜37歳)〜44歳までは、正規・非正規とも

 03年から06年にかけて、雇用者数は増加している。


 25歳〜34歳(73年〜82年生まれ)は、正規社員が減少し、非正規社員の

 雇用者数が増えている。


 これは、就職氷河期の影響が大きい。

 毎年20万人のフリーターが、5年間出た時期がある。計100万人。

 
 学歴の高いフリーターが、中年化している。

 彼らを正規社員として雇用する企業は少ない。そのため職業能力が開発されないまま、

 年をとっていく。

 
 日本の生産性は低くなっていく。

4)若年層の変化


 この2〜3年で、若者は、劇的に変わった。

 お酒を飲まない、自動車に夢を感じない、お金を使うのは携帯とゲームだけ。

 (04年から、新車登録台数が減り、家電販売額が増えている。)

 男子の35%がカラーリングをしている。


 学生を見ていると、怠惰なものが多く、就職活動では「リクナビ」と「マイナビ」しか見ない。

 その二つに載っている企業しか探そうとしない。(転職なら「インテリジェンス」も)

 
 企業側としては、その2つに載せるということになるため、コストが下がらない。

 今後、採用コストは、幾何級数的に上がっていく。

 (06年のセミナー時は、そのため「育成コスト」の方が割安になる旨を話された。)


===


今年も色々と勉強になりました。


来年も参加します!

武藤先生、どうもありがとうございました。

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