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2009年10月25日

新入社員の「組織社会化」と「組織活性化」

東大 中原先生のブログに、新入社員育成に関する話題が出ています。

「新入社員が入ることで組織は活性化するか?」
http://www.nakahara-lab.net/blog/2009/10/post_1602.html


新入社員が組織に「なじんでいく」あるいは「そまっていく」ことを
「組織社会化」と呼びます。

OJT指導員をはじめとする職場メンバーが、新入社員に対して
行おうとしているのが、これにあたります。

新人が、職場になじみ、戦力として認められるよう支援していく。

(「組織社会化」に関しては、東京富士大学経営学部の竹内先生や、
  東京理科大学経営学部の竹内先生が、様々な研究をされています。)


逆に、新入社員が組織に対しても影響を及ぼすのではないかというのが
「組織活性化」の観点です。

新人が入ることで、職場が活気づく。新人に教えることで、先輩社員も学ぶ。


尾形真実哉さんが博士論文「新人の参入が組織・職場・個人に与える影響」で
新人が入ることで、組織が活性化する様子を質的調査で示されています。

尾形さんは、新人が受ける「リアリティーショック」と、
組織が受ける「ニューカマーショック」がぶつかり合うことで、
新しい何かが生まれることを、文化触変という考え方で示されています。

とても面白い論文です。

http://ci.nii.ac.jp/Detail/detail.do?LOCALID=ART0008102435&lang=en

今回、東大大学院に入ることで、先行研究に触れる機会が多いのですが、
「新入社員の育成」に関しては様々な分野で研究がされていますね。

私の理解の範囲で、今後もブログ等でご紹介していきます。