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「学校教育」の積み残し

08年入社の大卒新入社員の多くは、「ゆとり教育世代」です。

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・今春の新人の多くは、1985年生まれ。小学校入学の年に学校週5日制が

 始まり、運動会で順位をつけない流れが広がった、いわゆる「ゆとり世代」だ。

 日本経済新聞社のネット調査では「指示がないと仕事がしにくい」

 「競争が嫌い」という自己評価がともに四割超。

 (みずほコーポの新人は)「現場にいきなり出るのは怖い」と打ち明ける。


   (日本経済新聞 2008年5月2日)

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「ゆとり教育」がすべての要因であるとはいえないでしょうが、

「学生の学力低下」も、以前から叫ばれています。

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・学生たちの学力低下の傾向を長い間、企業の採用の現場で実感してきた、

 というのは豊田自動織機・常務役員技術技能ラーニングセンター、

 センター長の野崎氏である。


「学生の学力低下は、10年ほど前から顕著になっています。

 大学院卒で三角柱の体積が求められなかったり、CADを使って図面を

 作成することはできても、その図を手で描くことができなかったり・・・

 ということが珍しくないのです。」


・ほとんどの企業が、新入社員の学力低下を仕方がないものと諦めている中で、

 同社のように、基礎知識全般を身につけさせる講座を、入社時に

 時間と手間をかけて行っている例はあまりない。

 
 (雑誌「人材教育 May 2008」p72〜77)

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「学校教育」で身につけさせきれなかった基礎学力を、

「企業内教育」で身につけさせる必要が出てくる。

いわゆる「積み残し」は、小学校→中学校→高校→大学 だけでなく、

 学校→企業 にも発生しているのかもしれませんね。

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