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入社半年目の新入社員の意識調査

日経産業新聞に、興味深い調査結果が出ていました。


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入社半年、早くも「住めば都」?


−会社や将来展望などに対する新入社員の意識に変化が出ている。


−社会経済生産性本部の調査によると「条件の良い会社があれば移る方が得」との回答が
 過去最低を記録、逆に「今の会社に一生勤めようと思う」が過去最高を更新した。

 入社半年後の秋の調査で回答率が逆転したのは初めて。


−「期待以上」の上位には「職場の人間関係のよさ」
 「上司先輩の指導育成」「配属先」が並ぶ。

 企業が新入社員を大切にする姿が見て取れ、新入社員も職場の居心地の良さ
 に満足しているようだ。


  (2007/12/26, 日経産業新聞, 1ページ)

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これは、社会経済生産性本部さんの調査結果ですが、

ほぼ同じ時期に他社さんで行われた調査では、次のような結果が出ていましたね。


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シェイクが新入社員調査「辞めるつもりで入社」4割 

3年内転職3割が抵抗感なし


−今年4月に社会人の仲間入りした新入社員の4割は、
 就職先を最初から辞めるつもりで入社し、
 ほぼ3割が3年以内の転職に抵抗感を持っていない。

 社員研修事業などを展開するシェイク(東京都目黒区)が、
 入社後半年を直前にしたこの9月に、今年の新入社員を対象に実施した調査で、
 こんな結果が明らかになった。

 今年の新入社員については、バブル経済期以来の超売り手市場であったことから、
 毎年、その年の新入社員のタイプを分析している社会経済生産性本部が、
 目先の損得勘定により頻繁にインターネット上で株式売買を繰り返す
 デイトレーダーになぞらえている。

 今回のシェイクによる調査結果も如実に
 「デイトレーダー型」を裏付けた格好となった。

 (2007/10/08, FujiSankei Business i. 15ページ)

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おそらく調査母数や対象者、質問項目などによって

結果に違いが出るのでしょう。


仕事でお付き合いがある

ある企業内教育担当の方の言葉が印象的でした。

「辞めてほしくないから、新入社員を大事にしたい。

 でも、その一方で“甘やかしているのでは”という不安も

 頭に浮かぶんですよ。」

そういえば、07年10月に、産労総合研究所が発表した

「ホワイトカラーのキャリア開発支援に関する調査」では、

次のような結果が出ていましたね。


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新人の配属、「希望通り」6割――産労総研調査、異動も控え離職防ぐ。


−企業の六割が新入社員の配属希望をかなえていることが
 産労総合研究所の「ホワイトカラーのキャリア開発支援に関する調査」で分かった。

 入社から一人前になるまでの三―五年ほどは業務分野を超えて
 異動させない企業も多い。

 希望分野で育成し「若手の早期離職を避けようとする企業の努力がうかがえる」(同社)。


−業務能力育成期間は「三―五年」と考える企業が全体の六七・六%を占めた。


 (2007/10/24, 日経産業新聞, 27ページ)

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新入社員が希望する職場につかせる。

異動も控える。

職場の上司先輩も「大事に育てよう」と気を配る。

前述した企業内教育担当者のつぶやきが、心に残ります。

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