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新入社員研修を担当する社内講師の方向け「社内講師養成研修」

ある会社さんで、08年度の新入社員研修を担当する

社内講師の方々向け「社内講師養成研修」を実施させて頂きました。


来年はじめて社内講師を務める方と、今年の経験者がいらっしゃいました。


研修導入時に、それぞれの方々の新入社員研修への不安や苦労をあげてもらいました。

●未経験者の不安

・大人数に対する教え方
・新入社員と接するのが久しぶり
・ギャップがあるのでは
・大人数と長期間接することへの不安
・今の高校生、大学生の性格が分からない
・年齢的なギャップ
・未経験者の新人に教えなくてはいけない
・研修計画の立て方、研修運営の仕方
・業務が重なるので忙しくなる
・こちらの話を聞いてもらえるか
・わかりやすく伝えられるか
・ついてきてくれるか

●経験者の苦労

・こちらが期待しているような社会常識がない
・反応が薄い(わかっているのか、聞いているのか)
・あいさつ、返事、わかったかどうかを言わない
・年齢が一回り違う、自分が新人のときと様子が違う
・強くは注意できなかった(その分、コミュニケーションをとろうとした)
・(あとから講師として加わったので)クラスの雰囲気になじむのが大変だった。
・髪の毛が立った高校生が多い。
 どのタイミングで注意すればよいのか苦労した。
・新入社員同士のコミュニケーション、黙り込んでしまう。
・名前を覚えること。


●研修への期待

・今の学生の特徴と傾向
・大人数での教え方
・ついてこれない人への対応
・学びやすい環境作り
・アイスブレーク
・講師としての見本
・長期間の研修を乗り切るには
・新入社員と信頼関係を築く法
・興味をひきつけるテクニック
・厳しさや苦言を伝える際の留意点
・伝えたい内容を簡潔に伝えるには


今回の研修の目的は、参加者の方々の不安や苦労を少しでも解消することでした。


研修では、

・最近の新入社員の特徴
・教え上手な研修講師とは?
・新入社員と短期間に信頼関係を築く方法
・研修環境の作り方
・新入社員を飽きさせない研修設計の方法
・大人数で教える際の留意点
・アイスブレークの工夫
・新入社員から意見を引き出すファシリテーションのやり方
・興味関心をひきつけるためのインストラクターテクニック(講師の小技)
・研修講師としての心構え 

などを中心に、進めました。


研修終了後の参加者と企画者の方の声です。


○参加者の声

●学んだこと・気づいたこと

・相手の立場にたつ(相手本位)ことが大切。
・新入社員に何をもって帰ってもらうか。研修全体の目的が大事。
・受講生(新入社員)本位で研修を進める必要性があること。
・学生→社会人に変わるために必要なこと。
・「学びのリソース」について知識を得たこと。これを伝えることが、初期の社員研修の目的かも。
・対人スタイルを見極めながら、研修を進めていくことの大切さ。
・インストラクターとしての小技(テクニック)を得たこと。
・講師として「相手本位」で研修を進めることの大切さを学んだ。
 今までをふり返ってみると、自分本位の研修でしかなく、伝えることだけを
考えてきた気がします。
・これまで研修といえば、こちらが伝えたいことを話すというイメージがあったが、
 「相手本位」という言葉で表されるように、受講生を理解し、信頼されて
 はじめて最大限の効果が生まれることを学んだ。
・教え上手というのは、自分の持っている知識やスキルを的確に教えることだと
 思っていたが、「相手本位」になり、その人、その人に合った方法や手段を
 上手く活用していくことが、信頼の構築につながることを学んだ。
・人を相手にするうえで、「信頼構築」が重要であると改めて感じた。
 全ては信頼関係によるものと念頭に置き、今後の準備を進めたい。
・信頼関係の構築は研修の肝となる大切な土台。スキルよりも
 受講者中心の姿勢、考え方が大切。
・死ぬほど準備し、練習することが大切。
 スキルがあればあるほど、なりゆきで実施しがちだが、しっかりと準備し、
 質問も用意し、場の流れを見つつ繰り出すオプションもしっかり準備しておくこと。
・常に全体目的に立ち戻ること。
・受講前に抱いていた疑問は全て解決できた。
・信頼関係尾を構築できなければ、意識をこちらに向けることも、注意を
 聞き入れてもらうこともできない。
・講師を務める人は、受講者を理解する必要があること。
・相手の視点にたって、研修の内容を組立てる必要があること。
・自分が良かれと思って言ってきたこと、行ってきたことが、必ずしも
 全員にはよいわけではないこと。
・研修は事前準備が大切であること。
・H20年度に講師になることが決定している以上、避けては通ることができないが、
 1)事前準備 2)相手本位 3)研修は参加者の問題解決のためにある
 を重点項目に位置づけ、来年4月を迎えたいと思います。
・研修を身近に感じることができた。
・研修内容も大切であるが、雰囲気作り、環境作り、担当者の熱意がまず必要だと感じた。
・研修は相手本位であること(つい自らの研修の進め方、進行をどうするかに考えがちだが)
 原点に気づくことができた。
・大人数に教えるためのポイント
 1)ゴール(目標)を明確にすること
 2)受講者の対人スタイル、接し方は様々である(一つに固定ではない)
 3)初日のオリエンテーション、自己紹介
 4)話し合ってもらう順番
・完ぺきな人間である必要はない(そうあるべく努力する姿勢が大事)
・新入社員に対する先入観をもたない。
 (新入社員でなくても、色々な学びのスタイル、対人スタイルがある)
・研修本番は、緊張もするし、コントロール不可能。
 準備を万全にすることで、よりよい講師に近づける。
・最近の新入社員の傾向と、具体的な対策。


●今後の活用

・事前の準備を早めに行う。
・講師の小技を使ってみたい。
・来年度は、新人にある程度厳しく接したい。
・自分に厳しく、新入社員にも厳しく接したい。
・相手がどういう状況やレベルにあるのか、何を求めているかを考え、
 そのために自分が講師として何をすべきか、どう工夫すべきかを考えて
 研修に望みたい。
・至近にある研修のファシリテーターで、今回の気づき、学びを使い、
 新入社員研修へとつなげたい。
 研修だけでなく、様々な場面に活かしていきたい。
・研修まで約半年という期間にしっかりと準備を行い、繰り返し
 練習、確認を行うことで、少しでも勉強してきたことを発揮し、
 実りあるものに仕上げていけるよう講師同士で連携をとっていきたい。
・「準備」を重要視していき、研修本番を充実(新入社員にとって)したものにしたい。
・初日のオリエンテーリングの時間を使って、信頼関係の構築に務めたい。
・相手本位の姿勢で対応したい。
・目標達成感を共有したい。
・来年度の新入社員研修では、もう少し謙虚な姿勢で、受講者の視点で
 自分の行う講義を見ながら、修正できるようにしたい。
 そのための準備を今月から開始して、悔いのないようにしたい。
・新入社員も不安があり、私にも不安があります。
 「一緒に成長していく」ことを常に考え、行動していきたい。
・早期に研修内容の骨子を固めて、参加者に伝わる内容へ充実させる時間が
 多く必要である。
・新入社員と共に学ぶ姿勢をもって取り組みたい。
・先入観や自己の考えに固執することなく、相手のことを考えて研修運営を行いたい。


(皆さん、ありがとうございました!)

研修終了後に、研修を企画してくださったご担当者からメールを頂戴しました。


○研修企画者の方から頂戴したメール

===

----- Original Message -----
Sent: Tuesday, October 16, 2007 7:56 AM
Subject: 研修ありがとうございました。


関根さま

昨日はありがとうございました。

手探りの状態で研修の企画を行いましたが、
関根さんが当方の意を汲んでいただけたので
良い研修になったと思っています。

受講者の反応も良かったのではないかと思っています。
アンケートを行いましたので、後日、結果はフィードバックします。

今後ともよろしくお願いします。

===


----- Original Message -----
Sent: Tuesday, October 16, 2007 9:53 AM
Subject: 研修ありがとうございました


関根 雅泰 様

おはようございます。

昨日は遠方よりお越しいただき「研修インストラクター養成研修」の
実施ありがとうございました。

私どもの、つたない事前説明でしたが、目的とゴールイメージを的確
に押さえていただき、大変有意義な研修となりました。
また、テンポのよい研修運営については、大変参考になることが多かったです。

研修スタッフへの研修はインストラクション技術を除き、今回が初めて
の試みとして実施しましたが、受講者の感触も良好で、今後もこの研
修を継続していきたいと思っています。
(受講アンケートはまとまり次第、フィードバックいたします。)

今後ともご支援、ご指導いただきますようお願いいたします。

まずは、取り急ぎお礼まで。

以上

===


(どうもありがとうございました!)

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