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新入社員・若手社員指導スキル研修

日経ビジネススクールさんで、4回目となる

「現場受入担当者・OJT担当者向け

  新入社員・若手社員指導スキル研修」

を実施させて戴きました。(07年7月6日)

研修の内容を、差しさわりの無い範囲でご紹介します。

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●研修への期待


参加者の皆さんが、今回の研修に期待されていたのは、

次のようなことでした。

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・何となくやっていることを整理したい
・暗黙知を形式知としたい

・社内の人事制度の充実
 (新卒に対する教え方を付与する研修)

・社内コミュニティー

・若手の心をつかむには

・教える側の意識、心構え

・新入社員への指導の仕方

・マニュアル化できない知識、スキルの伝達

・教育体系の構築
・新人育成の方法

・研修参加者の緊張感を払拭する方法

・指導する立場の心構え

・指導するスピードやレベルの合わせ方

・相手にあわせて指導したほうがよいのか、
 おおまかな方針を決めてブレークダウンした方がよいのか

・新人が職場に入ってきた際の教え方

・育成担当者、採用担当者としてのスキルアップ

・他の人がどのような教え方をしているのか知りたい
・教え方に違いがあるのか、それとも本質は一緒なのか

・年齢差、経験差がある人への教え方

これらの「研修への期待」にお応えできるよう、

研修を進めていく旨を伝えた上で、本論に入っていきました。

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今回も参加型で、参加者同士の情報共有や、ロールプレイ等の

実習を中心に研修を進めました。

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●教え下手とは?


・「見といて」といって放り出してしまう
(意図的かもしれないが、教わる側には伝わっていない)

・言っていることとやっていることが違う

・理想論ばかり言う人
・評論家タイプ

・一緒に行動せず口だけ

・専門用語を多用する

・自分で勝手にやってしまう
・結論だけもってくる

・若者を認めない

・話を聞かない

・結論を出さない

・責任をとらない

・感情的になりやすい

・本人がよくわかっていない
・熱く語って終わり

・漠然とした指示を出す

・自信がなさそうに教える
・歯切れが悪い

・途中から自慢話
・昔の成功体験ばかり、今通用するのかと思ってしまう

・仕事の目標、目的を伝えない

・質問に答えられない

・やった仕事に対してフィードバックがない

・教える側のペースで終始進める
(教わる側のことを考えていない)

●教え上手とは?


・やってみせてくれる

・相手の立場にたてる

・最初に意義、理由を説明してくれる

・話が明確

・ほめてくれる

・実演してくれる

・進み具合、理解度合いを確認してくれる

・フォローアップをきちんとしてくれる

・準備をしっかりしてくれる、きちんと考えられている

・自信をもって説明

・こちらの質問の意図を理解してくれる

・ポイントをつかんで答えてくれる

教え下手と教え上手を比較した上で、教え上手に共通する点は何か

を考えてもらいました。

●教え上手の共通点 「教え上手を一言でいえば・・・」


・相手の話を聞く人

・(教える、聴く)姿勢が良い人 → 信頼につながる

・ホメ上手、怒り上手

・任せ上手、フォロー上手

・前向き

・アクノリッジAcknowledgeされる人、できる人
 (相手に認められるし、相手を認められる人)

私からは、「教え上手=相手本位」「教え下手=自分本位」

という考え方をご紹介しました。


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教え上手な指導者のイメージを明確にした上で、

教え上手のキーワード「相手理解」「信頼構築」「学習支援」

と、それらの具体的な方法について確認していきました。

(この部分の詳細については、下記ブログをご参照ください。)

http://learn-well.com/blogosie/2007/03/post_26.html


最後に、研修に参加された皆さんの声をご紹介します。

(許可を得た方のみ抜粋して掲載)

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●学んだこと・気づいたこと

・「相手本位」すべてに通ずるすばらしい言葉を教わった。
 今までの厳しく、早く、たくさんという姿勢は、
 ただの自己満足であったと思い知らされました。

・採用市場の変化により、教わる側(新卒)の意識と、
 教える側の意識に、ずいぶんと差があることに気づきました。

・これまで新人教育について、漠然としか考えていなかったのを
 何が必要で、どうすることが新人の成長に役立てられるのかと
 いうことを学べて、具体的にどうすればよいのかが見えてきました。

・会社説明会などで、学生さんと話をすると「どんな教育制度がありますか?」
 「サポートは?」と、自分の利になることばかり聞かれて、
 そういう考えの人に教えたくないなーと思っていたのですが、
 ある意味、意欲の高い人なんだと思いました。

 この意欲を上手くのばし、社会人の一員としての窓口を作るのが、
 自分の仕事なのだなと思いました。

 「相手の立場に」を甘やかすのではなく、共に成長できるように
 使いたいです。

・「教える」ノウハウを形式知として理解できた。
 実践的なポイントを知ることができた。
 教える側と教わる側のくい違いの存在に気づいた。

・相手に質問させる、きちんとフィードバックするなど、分かってはいたが、
 実際やってみると大変、ということは、ちゃんとやっていないのかもしれない。

・教え方の基本が充分に理解でき、今後の自分自身の枠組みとして、
 若手への業務の説明としていきたい

・教えるということについて、今まで漠然としていたものが、
 どういうことに気をつけなければならないのかがわかりました。
 改めて教えることの難しさを実感しました。

・「仕事マップ」を作ることによって、自分の仕事を見直せた。

・OJTトレーナーへの教育の必要性を感じた。

・「教え上手」について、いくつかの切り口から研修して頂いて、
 「相手本位」で何をしたらよいのかつかめたように思う。

・品を変え、次々に興味をわかせる工夫が大切と改めて感じました。
・努力すれば、それだけの結果が出る。

・レベルに応じたティーチング、コーチングのタイミング

・マインドマップの作成をはじめてやりましたが、指導上役立ちそうです。

・「教え上手とは?」改めて考えさせられました。

・個々にあわせた指導方法の重要性
・コーチングとティーチングの境のヒント

・ティーチングとコーチングの使い分け

・こうした講座(学問)を学んだ上で、対応することの大切さ。

・人に教えるためのノウハウが、グループワークを通してよく分かった。

・関根さん以外からも学ぶことが多かった。
(色々な人とのコミュニケーション、グループワークができたこと)

・業務をわけて説明する、そしてその都度、相手が理解できているのか
 確認をすることがいかに重要か

・教えるためには、何ができていないのかを伝えられるよう、
 観察が必要なことも、ためになりました。

・新人に対して親身に考えていなかったと気づいた。
 自分の伝え方、指示の出し方、出した後の報告等を
 表面的なものだけで済ましていた。


●ご意見・ご感想

・新人教育に限らず、すべてのビジネスシーンで役立つと思います。
・子育てにも通ずると思います。

・普段考えもしなかったことを気づくきっかけとなりました。

・「なんとなく」が「明確」になった

・楽しく分かりやすく、また講義そのものが手本となっていたので良かった。
 自身の中にあった矛盾点を整理できた。ティーチング、コーチング等。

・飽きなかった 
・アクティビティー一つ一つに意味があった。

・迷っていた部分が少なからず明瞭になった。

・チャンスがあれば次回のセミナー(インストラクター養成講座)に参加したい。

・知識だけでなく、実習しながら学べるのがよかったと思います。

・対話形式は良い。

・指導のヒントが見つかった。

・新人との接し方を考えさせられた。


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ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!


そして企画してくださったNBSの小川さん、
いつもありがとうございます!

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