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「Y世代を研修に参加させるには?」

●Wake me when it's over: Keeping Generation Y Engaged in the Classroom

 「終ったら起こしてくれ(つまらない研修に対する若手の声):
  Y世代を研修に参加させるには?」

  Kim Rowe, Agentive June 3rd 13:45-15:00

「若手世代への対応」というテーマのセッションでした。

東京大学の中原淳先生も聴講されたそうです。

 http://www.nakahara-lab.net/blog/2007/06/astd2007.html


以下に、私の理解の範囲で、印象に残った点をお伝えします。

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○Who is Generation Y ?  Y世代って?


・1980〜2000年生まれ Generation Y 

・1960〜1980年生まれ Generation X 

・1945〜1960年生まれ BabyBoomer 

・1922〜1945年生まれ Veterans


・1980年代うまれのY世代が、社会に出てビジネスの世界に入ってきている。

 彼らに対応するトレーナー(講師)たちの多くは、Babyboomer世代である。

 Y世代への対応の仕方を学ばないと、彼らに効果的に教えることはできない。


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○Generation Y's Formative Events & Trends  

Y世代を形作ってきた出来事と潮流


1.Information Revolution (情報革命)

・BBやXにとっては、「革命」だったかもしれないが、
Yにとっては「日常・現実」になっている。

・スピード、マルチメディア、双方向性を、Y世代は好む。

・彼らは、情報を「チャンク(塊)」で見ることを好む


2.Violence & Fear in the Media (メディアの中での暴力と恐怖)

・テロリズム、犯罪、虐待等が、日常茶飯事の世界

・BB世代は、守られた環境にいた


3.Child Focus & Self Esteem(子供中心、自己尊重の考え方)


4.Stress & Multitasking (高ストレス  同時並行作業)

・Y世代は、複数のことを同時に行うことが得意

 例)授業を受けながら、音楽を聞き、携帯を使う


・Multitaskingを行うために、Y世代は「Shortcuts」(近道)を好む
 それがために、近道してゴールを達成すれば、それ以上を望もうとしない。

 「Good Enough(これで充分)」と考えてしまう。


・勉強の内容も、BB世代よりも3年は早い段階で学んでいる。

 例)小学校6年生の内容を、小学校3年生で行っている。


5.Diversity(多様性)


上記のトレンドやイベントは、BB世代にとっては「新しいこと」であり、

X世代は「慣れてきたこと」だが、

Y世代にとっては、それらが「日常」であり「現実」である。

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○Adult learning styles reflect how we were taught in school 
 (成人学習は、学校時代の教わり方に影響を受ける)


・BB世代は、キチンと列に並んだ「教室形式」での学習に慣れている。
 先生は「Teacher」であった。

・Y世代は、「グループ形式」での学習に慣れている。
 先生は「Facilitator」である。


○BB世代のトレーナーに対して、Y世代は次のように感じている

・話しすぎ、進みが遅い、「段階ごとの学習」(Step by Step)が多すぎる、退屈


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○Tips for Gen.Y Training (Y世代にトレーニングする際のヒント)


1.Tell them why it matters (なぜ大事なのかをしっかり伝える)

・伝える内容すべてに理由をつける
・全体像を示す
・違う世代と一緒に参加させる。彼らは他人がどういうことを考えているかを知りたがる。


2.Show them what it means to them (彼らにとってどんな意味があるかを示す)

・キャリアゴールに結びつける


3.Engage them(彼らを巻き込む、参画させる)


4.Do it fast(ペースを早く)


5.Make it Interactive(双方向にする)


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○Tips for the Non-Gen.Y trainer (Y世代ではないトレーナーへのヒント)


1.Be who you are あなた自身でいること(ヘンに迎合しようとしない)


2.Set the ground rules early 決まりごとを早めに設定する


3.Respect who they are 彼らを尊重する


4.Explain your credentials 自身が信用できる人間であるということを示す


5.Get rid of tired cliches つまらない決まり文句は言わない


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○所感

・このセッションでも、自身の研修をチェックする場面があった。

 私のやっている研修は、若手には受け入れられる研修になっているようだ。


・他の国でも同じような世代の特徴があるのか?
 情報のひろがりが早い現在、他国も似たような状況になってしまうのか?


・「10分ルール」は、前のセッション「60秒アクティビティー」でも触れていた。

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