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若手社員フォローアップ研修

◎若手社員フォローアップ研修


先日ある会社さんで、若手社員の方へのフォローアップ研修を

実施してきました。

「新卒の30%が、3年以内に辞める」

そんな状況の中、

ご参考になる点もあるかもしれませんので、

差しさわりの無い範囲で、ご紹介します。

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●最近の若手社員(入社1〓3年目)の傾向


・仕事がおもしろくない

・「こんなはずじゃなかった」

・はじめて味わう挫折感

・自分の思い通りにならない

・後ろ向きのマインド

・要求は多い

・「会社は何もしてくれない」

・与えられることに慣れている

・謙虚に人の話が聞けない

・「これは自分には関係ない」と思うと、耳を閉じてしまう


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そんな彼らに対する企画者側としては・・・


・今の時期「できない」から怒られる 仕事が嫌になる

 できるようになれば楽しくなる

・仕事の全体像が見え、自分でコントロールすれば楽しくなる

 それがわからない

・ここを辛抱すれば伸びる それだけの素質がある

・どんな状況、どんな相手からも学べるはず


・謙虚に自ら学ぶ重要性に気づかせたい

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そこで、彼ら若手社員に対して

今までの社会人生活をふり返るフォローアップ研修として、

「学び方を学ぶ」研修を実施してきました。


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●研修への期待

彼ら若手社員が、今回の研修に期待していたのは、
次の通りでした。


・モチベーション維持の仕方

・学んだことを効率よく吸収するワザ

・早くひとり立ちする方法

・仕事の目標の立て方

・自分が成長していくために必要なことを学びたい

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●研修内容


1.イントロダクション (導入)

 1)研修への期待
 
   〓研修で「学びたいこと・得たいこと」をあげる


2.自身の成長

 1)自身の課題

 2)2つのモデル

   〓自分の現在位置をモデルを通して確認する。

3.ラーニング・アビリティー(学ぶ力)の向上

   〓自身の課題を克服し更なる成長を図るためにも、
    周囲から上手に「学ぶ力」を身につける。


 1)周囲にいる「学び上手」

 2)学びマインド・スキル・エナジー

 3)学びスキル

  ・聞く (傾聴練習)

    〓傾聴の技術とその重要性を理解する。


  ・観る (観察練習)

    〓良い点を真似、悪い点を反面教師にする方法を学ぶ。


  ・話す (説明練習)

    〓簡潔明瞭に話すために必要な
     「サンドイッチフォーマット」を習得する。


    
 4)学び上手のPDCA

   〓自身のモチベーションを維持し日々成長していくためにも
    「PDCA」を自ら回す重要性とその具体的な実行方法を学ぶ。

  ・Check (ふり返り練習)

  ・Planの重要性

4.今後の目標設定

   〓今後の自身の目標を明確にし
    目標実現に向けての具体的な行動計画をたてる。

  1)自身の目標設定
 
  2)行動計画の作成


5.クロージング (結び)

   〓今日1日の研修内容をふり返る。

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●参加者から出た意見


参加者同士の話し合いの中で、


「自分は職場で、

  学びマインド(素直さ・謙虚さ・前向きさ)

   を発揮していない」


という言葉がでてきました。


そこで「学びマインド」の発揮度合いについて、

更に深堀して話し合ってもらいました。

何故、自分は

「素直に、謙虚に、前向きに、学ぶ」ことができていないのか?

参加者から出た意見は、次の通りでした。


・(先輩に対して)この人からは学べないと決め付けてしまっている。

・理路整然と説明してくれないから、納得できない。

・自分が大人になりきれていない。感情をコントロールできていない。

・仕事が忙しすぎて、自分に余裕が無い。


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●研修で伝えたかったこと


 彼らに対して、この研修で一番伝えたかったことは、
次のことです。

  「周囲のせいにするな。自分で学べ。」

配属先、職場環境、上司・先輩との関係・・・


周りのせいにするのは、簡単です。


相手に求めすぎる人は、学べない。


自分で学びとろうというよりも、

人から与えてもらおうと考えている。

「それじゃー、だめだよ。自分で学びなさい。」

そのための方法論を教えます。

というのが、この研修で伝えたかったことです。

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●アンケート結果(許可を得て抜粋)


彼ら若手社員が、今回の研修で得たことは何か?

○学んだこと・気づいたこと


・今の「学ぶ姿勢」を、「学びマインド」や「学びスキル」という

 キーワードで見ると、低下していることがわかった。

 モチベーションの低下は自覚していたが「学び上手」の構造を

 説明して頂き、低下の理由が明確になったので、対策を立てる

 材料をもらえた。


・大きな目標だけでなく、直近の小さな目標から設定し、

 その目標を実現するために、PDCAをくり返すことで、

 自分の成長を確認でき、自分をほめることができるようになる。


・自分で自分をほめないと誰もほめてくれない

 毎日PDCAを回すことの大切さ

 目標をいつもふり返る大切さ


・「学び上手」を意識してこれからの業務に取り組んでいきたい。

 (仕事のスケジュールには、PDCAを意識する!)

 (上司との対話には「聞き上手」「話し上手」を意識する!)

 今後「できる後輩」に見習ってもらえるような上司になろうと思いました。


・「学ぶ」ということに対して分析されており、学び方の手法が

 学べたことが一番大きかった。明日から実践したい。


・自分がどのような状況にいるのかを認識でき、これから「学ぶ」と
 
 いうことを実践することによって、仕事のスキルアップを向上させる

 だけでなく、将来的に自分が後輩を指導する立場になっても役立つ。

 「聞き上手」はとても重要だと感じました。


・完璧な人(先輩)なんていない、
 
 そんな人に腹を立てていたら自分が損をする。

 相手に求めてばかりいると、自分が学べない。

 以上2点を聞いて、今までの自分が恥ずかしくなりました。


・結局、自分には明確な目標が必要であることに尽きるのですが、

 改めて感じることができました。

 そうすればもっと素直に謙虚になれると思いました。

 そのためにPDCAを自分の生活で活用する。

 具体的なアプローチを学ぶことができて非常によかったです。


○ご意見・ご要望・ご感想


・日々の業務ではなかなかとれない「学ぶこと」を考える時間をもてた


・自分の悩みを解決するための方法を得ることができたと思います。


・同じ題材でも多くの人とディスカッションすることで、色んな意見、

 考え方があることを再認識しました。

 それをふまえてまずは「聞き上手」になろうと思います。


・大変参考になりました!学び方ということに対して考えを改めました。


・テンポの良い研修で、間延びすることなく、有意義な1日を過ごすことが

 できました。ありがとうございました。


・「学び上手」になって、仕事の出来る人になりたいと思います。

 どうもありがとうございます。


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彼ら若手社員のモチベーション維持に少しでもつながれば幸いです。


ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

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